HOME > 超ロングインタビュー特集 全5回連載:J
撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:西村綾乃
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Ayano Nishimura
協力:スタジオ1(http://www.grand-net.jp/)
第一回第二回第三回第四回up!第五回
第1回:「音楽を生きもののようにうねらせたい」 アルバム「ON FIRE」に込めた思い
――アルバム「ON FIRE」はいつごろから制作なさったのですか?テーマなどはあったのでしょうか?
J 昨年の夏ぐらいにスタートをして、そこから少しずつレコーディングをしていました。テーマは、あったとすれば自分自身の欲求としては、「より普通になりたい」ってことだったんですよ。で、「普通ってなに?」って思うと思うんですけど、日本には普通のロックがないなって思うんですよね。なんかどっちかに寄っていると思うんですよ。速いとか、うるさいとか…簡単に言うとね(笑)。なんかそういうだけのものに対してオレの中ではもうドキドキするものがなくて。だから、ど真ん中の音をやりたいなって思ったのが始まりでしたね。そこに寄っていけば、誰が聞いてもかっこいいと思う音楽を鳴らせるんじゃないかなと思って、今回の曲を作っていました。

――「ON FIRE」の形が見えたのはいつごろでしたか?
J 音として出てくるまでは未知の部分があるからね。トラックダウンの最後の最後まで、思い描いたものが出来たか分からないものだけど、ただ去年の夏にライブで「here we go」はプレイしていて。この曲が出来上がったときに、アルバムは絶対いいものになると確信をしました。

――燃え盛るような音たちが集まったアルバムですよね。
J 自分自身が音楽に、ロックに求めるものってやっぱりエネルギーだったり、パワーとか、スリルだったり。それも、ものすごいスケールで鳴る曲というか、そういうものを集めたいなと思って作っていましたね。

――冒頭の「Bring the Light」は静かに始まりますが、自分自身の殻を破るかのように音が速くなり、駆け出したくなるような衝動に駆られます。躍動感のあるアルバムの幕開けにぴったりと思いました。
J 「Bring the Light」は生まれたときに、やっぱり1曲目かなぁと思っていました。よりバンドとしてかっこいい手法を取りたいと、シンプルなやり方なんだけどね。気持ちの昂ぶりとともにテンポが上がっていくっていう。そういう衝動を今回のアルバムには詰め込みたかった。ズレていても揺れていてもいい。それは温度や強さに変わっていくものだと思うから。

――アルバム自体が、熱でうねっているような感覚があります。
J それを感じてもらえていたらすごく、うれしいですね。自分で何枚もアルバムを出したり、音楽を作り続けていると、そういうところをより求めてしまう自分がいるんだよね。何曲も書いてきたんだけど、もっともっと曲を自由に羽ばたかせられないかな。生きもののようにうねらせられないかなって思うんだ。

――生きもののようにうねるって面白いですね。そういう感覚もありましたね。
J もっともっとできると思うんだ。レコーディングも、もっとフリーな感覚で録ればいいのかなとかさ。「録るよ」って言うと気構えたりするでしょう?だから隠し録りみたいな。そういう方が伸び伸びしていていいと思ったり。この前、海外の映画俳優さんがテレビで「プレイバックを見ない」ってしゃべっていてね。見ると、自分の良い悪いを知ってしまうから、そこに合わせてしまう…その愚かさが嫌だって話していてね。今起きたことは今しかないから、それが自然なことだし、そこで生まれたことを尊ぶというのかな。それって音楽もすごく近いところにあるなぁって思ってさ。音楽も自由さをずっと求めたい、求めていきたいよね。

――アルバムには不思議な感覚が、もう一つありました。それは歌い方なのですが、日本語詞が英語のように聴こえたりとか、日本語もなかなかかっこいいなと思ったんです。
J 英語で歌うとかっこよく響くっていうのは、自分でもよく分かっているんだ。聞いてる人たちも単純にかっこ良く感じるってことも。スコットと一緒にプレイをするようになって、もう14年目かな。その当時と比べたら俺自身、英語もしゃべれるようになってね。しゃべれるようになったら、逆に日本語をもっとちゃんとしたいと思うようになってね。日本語って英語にはない温度や角度があって、使い方を間違えなければ、かっこよく響くと思ってるんだ。流れにはめ込んだりとか、このアルバムで意識したところだね。

伝えたいことや、言いたいことは死ぬほどあってさ。過去に、それを全部詰め込んだときもあったんだけど、そうしたらどうなるかって言ったら、音楽じゃなくなっちゃったんだよね。音と言葉のバランスが悪くなるっていうのかな。言葉ばかり先行すると、曲にリンクしていかないというか。今回は音に自然に吸い込まれていくような、作りをしたいなと思っていたから、だからあえて言葉の数を少なくしたり。そうすることで、みんなのところに音が飛んでいくかなぁって。

言葉って、情報として入っていく言葉と、感覚的に入っていく言葉と二通りあると思っていてさ。感覚的でいいと思ったんだよね。感覚的に入ると、音がないところでも、それが経験や情報として血肉になって、ずっと鳴り続けてくれるんじゃないかなと思ってさ。ずっと響いていてくれるものであって欲しいよね。なんだか分からないけど、熱い!っていうさ。それでいいと思うんだよね。

だってみんな、有名なストーンズの曲の歌詞だって、ちゃんと覚えていないでしょう?(笑)。実際、パーツパーツじゃない?でもそのパーツが全部のトリガーになっているってすごいことじゃない。その一瞬や、ひとことで、記憶が呼び起こされるっていうか。そういう音楽を作りたいよね。


取材・文/西村綾乃

◇第2回は5月16日に更新。ソロアルバムインタビューの後半に続き、LUNA SEAの12年ぶりのシングルについて語っています。
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NEW ALBUM [ON FIRE]
2012年3月21日(水)発売
●初回限定盤
CTCR-14758/B ¥3,990(tax in)
1. Bring the Light / 2. here we go / 3. Red Sun / 4. fire / 5. who is / 6. storm rider / 7. baby baby / 8. wild world / 9. another dream / 10. Endless sky
・here we go -Video Clip-
NEW ALBUM [ON FIRE]
2012年3月21日(水)発売
●通常盤
CTCR-14759 ¥3,150(tax in)
1. Bring the Light / 2. here we go / 3. Red Sun / 4. fire / 5. who is / 6. storm rider / 7. baby baby / 8. wild world / 9. another dream / 10. Endless sky
J LIVE 2012 summer tour -ON FIRE-[ Add Fuel to The Fire ]-with Our Light of Hope- again
7月14日(土) 仙台Rensa  17:00 / 18:00
7月15日(日) 仙台Rensa 17:00 / 18:00
(上記、仙台公演における収益の一部は、「東日本大震災」義援金として寄付させていただきます。)
7月17日(火) 札幌cube garden      18:30 / 19:00
7月21日(土) 福岡DRUM LOGOS 17:00 / 18:00
7月22日(日) 高松DIME       17:00 / 18:00
7月28日(土) 金沢AZ 17:00 / 18:00
7月29日(日) 新潟LOTS 17:00 / 18:00
8月11日(土) 赤坂BLITZ 17:00 / 18:00
[FanClub限定公演]
8月12日(日) 赤坂BLITZ  
17:00 / 18:00
8月18日(土) 名古屋CLUB QUATTRO 17:00 / 18:00
8月25日(土) 梅田CLUB QUATTRO 17:00 / 18:00
8月26日(日) 梅田CLUB QUATTRO 17:00 / 18:00
-Tour Final-
9月2日(日) 新木場STUDIO COAST
16:00 / 17:00
チケット情報
¥5,000(税込/ドリンク代別)
※新潟のみドリンク代無し

<オフィシャルサイト先行>
受付期間:5月8日(火)12:00~5月13日(日)18:00
申込URL:http://eplus.jp/web-j15/ (PC&携帯)
<一般発売>
仙台・札幌・福岡・高松・金沢・新潟公演:6月16日(土)~
赤坂・名古屋・梅田公演:6月23日(土)~
新木場公演:7月7日(土)~
J LIVE 2012 [ON FIRE] -Special 3Nights Circuit-
5月3日(木・祝) 渋谷 O-EAST 
【GUEST】tricot
SOLD OUT!!
17:00 / 18:00
5月4日(金・祝) 横浜 BLITZ
【GUEST】Pay money To my Pain
17:00 / 18:00
5月6日(日) SHIBUYA-AX
【GUEST】WHITE ASH  
17:00 / 18:00
チケット情報
¥5,000(税込 / ドリンク代別)

<一般発売>

3月24日(土) 10:00より発売
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:161-768]
ローソンチケット 0570-084-003 [Lコード:78723]
イープラス
SOGO TOKYO オンラインチケット
<お問い合わせ>
SOGO TOKYO 03-3405-9999
その他ライブスケジュールや詳細な情報は Moran OFFICIAL WEBSITE をご覧ください。
【 J OFFICIAL WEBSITE[J-WUMF] 】
http://www.j-wumf.com/
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