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stylish wave EXTRA'17 ~乱一夜~ 新宿ReNY ライブレポート


「stylish wave CIRCUIT '17 春の嵐"今宵、乱れ打ち"」のファイナル公演となるイベント「stylish wave EXTRA '17 "乱一夜"」が、4月22日(土)に新宿ReNYで行われた。
出演したのは、HERO(guest)/the Raid./Sick²/黒百合と影/甘い暴力/ラッコ/游彩/the LOTUS/スタア区。(O.A.)と豪華な面々。この日の模様を、ここに再現しよう。
TEXT:長澤智典


□スタア区。(O.A.)


「呼べー!!」、オープニングアクトとして登場したスタア区。のライブは、観客たちと煽りの応酬を繰り広げる暴走ロックナンバー『地獄のクリスティーナ』からスタート。レノの煽りを受け、客席前方には、早くもモッシュしてゆく風景が生まれていた。オープニングアクトがどうたらなど、ヤンチャなスタア区。の連中には何も関係ない。与えられた時間の中、どれだけ暴れ狂えるかがバンドの姿勢。だからこそ彼らは、頭から全力で立ち向かい、観客たちの感情へ戦う炎を燃やそうとしていた。

凛々しいレノの歌声からの幕開け。暴走オカルトホラーナンバー『オカルトカレー』でもスタア区。は、攻撃の手を緩めることなく轟音を叩きつけ、観客たちを煽り続けていた。両手を大きく上下に振りかざし、儀式のように己を捧げてゆくファンたち。何時しかその熱はフロアーの後ろにまで広がり出していた。

最後にぶつけた爆裂歌ものパンクナンバー『セーラー服と夏休み』でも彼らは、モッシュや振りバンする観客たちを生み出しながら、場内へ熱を持った空間を作り上げ、イベント本編へ熱いバトンを手渡していった。

スタア区。は、5月25日に池袋エッジで行うワンマン公演を持って解散する。その雄姿、今のうちにしっかり瞼に焼き付けておけ。

[SET LIST]
1.地獄のクリスティーナ
2.オカルトカレー
3.セーラー服と夏休み

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□the LOTUS


幕が上がるに従い、場内へ広がる轟音。激しさと優しい表情を巧みに交錯させ、感情の揺れる様を『Wish』が描き出した。the LOTUSは沸き上がる気持ちのまま、胸に抱いた熱い想いや願いをただただ真っ直ぐに届けてきた。

「もっともっと激しい声を聞かせてください」、レイの煽りを合図に、爆音を抱いたまま『PLEIN』が激しく駆けだした。煽るメンバーたち、荒れる観客たち。この時間を味わえるのは残り僅か。だからこそ彼らは、自分たちの存在をしっかりライブハウスという会場へ刻もうと観客たちへ挑みかかってゆく。その勇ましい姿が熱く瞼に焼きついた。

the LOTUSという存在を触れた人たちの胸へ永遠に刻むように流れのが、心を潤す感動を与えるミドルバラードの『愛されたくて』。「愛されたくて強がっていた、愛されてたくて自分を騙した でも苦しくて 上手くいかないんだ」「愛されたくて夢を語って 愛されたくて逃げ続けた もう疲れてしまった ただ素直になりたかった」。彼らがthe LOTUSという短い時間の中で感じ、抱き続けてきた深い想いや沸き上がる気持ちを、彼らは力の限り、会場中の人たちへ素直な心のままにぶつけていた。

観客たちを、拳を大きく突き上げ暴れる空間へ連れ出したのが『Heavenly』だ。剥き出しの感情で挑みかかるメンバーたち、騒ぐことで想いを返してゆく観客たち、そこへは、熱い音の抱擁が生まれていた。

「Oh! Oh! Magical Dancing Night」と叫ぶ声のコール&レスポンス。the LOTUSは最後に激熱ダンスロック『Magical Dancing Night』を叩きつけ、場内を熱を膨らませたダンスフロアーに変えていった。無邪気にはしゃぐ観客たち、その様を笑顔で見つめ演奏を届けるメンバーたち。気持ち結びあったその関係性が、この日はとても輝いて見えていた。

the LOTUSは、4月26日の四谷LITUS公演をもって解散。こういう熱いバンドがこのシーンに存在していたことを、ぜひ記憶の中へ止めていて欲しい。

[SET LIST]
1.Wish
2.PLEIN
3.愛されたくて
4.Heavenly
5.Magical Dancing Night

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□甘い暴力


甘い暴力のライブは、まさかの咲の緩ーいトークから幕を開けた。「春は変な人が沸くんですよ。この間、電車乗ったらおっちゃんがくっつきすぎて、俺の膝の上におっちゃんのお尻が乗ってたんですよ」と、咲は語りだした。そこから無理矢理、「笑顔でいるってめんどくさい」のコール&レスポンスを彼は観客たちへ求めだした。その時点でも緩ーい空気が流れていたが、そのままソリッドな『笑顔でいるってめんどくさい』の演奏へ突入すると同時に、一気に観客たちが騒ぎだした。咲の乗せ方が上手いのか、バンギャルの習性として身体を揺さぶる音が流れると自然に反応してしまうのか、理由は何であれ、甘い暴力のライブは冒頭から心地好い熱狂が生まれていた。

メンバーらの見せた振りと「ウ・ソ・キ・ス」の囁きに、観客たちが一緒に参加。スリリングでハードな音が流れると同時に、演奏は『嘘キス』へ。心地好く身体を刺激し、気持ちを昂らせてゆく楽曲だ。 舞台前方は、たくさんの手の花を咲かせる人たちであふれ返っていた。

「どこにも逝って欲しくないから…『君、依存、タトゥー』」。咲の言葉に続いて舞台上から、爆音が轟きだした。大勢の人たちが『君、依存、タトゥー』に合わせ全力で頭を振れば、咲に「飛ぼうね」と煽られ、無邪気な笑みを浮かべ飛び跳ねていた。中盤でのブレイクタイムでは、「お前たち一人一人何処にも逝って欲しくないんだ。お前たちに依存というタトゥーを刻んでやるよ」と叫ぶ咲。その声に続きメンバーらが次々と客席へ降りてゆく。何をしていたかって?、「依存」と書いたタトゥー(判子)を観客たちの身体へペタペタと押していた。なんちゅうブッ飛んだ行動をしてゆくバンドだ。いつから彼ら、こんな螺子のぶっ壊れたバンドになったんだ。間違いなく、印象には残ったけどね。

観客たちを甘い暴力の依存症へ導いたところで、咲は左右や前後へ観客たちをモッシュさせてゆく。そのまま演奏に…と思いきや、咲は一度演奏を止め、あえてひと呼吸置きながら、最後に『本能』をぶつけてきた。咲のマジカルな煽りに冒された観客たちは、『本能』でも祭りロックに合わせ左右にモッシュし騒ぎ祭っていた。いろんな面で定番の動きをぶち壊したノリを作りあげてゆく甘い暴力、まだまだ彼らは進化の途中。これからどんな風にもっと気狂ってゆくのか楽しみになってきた。

[SET LIST]
1.笑顔でいるってめんどくさい
2.嘘キス
3.君、依存、タトゥー
4.本能

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□ラッコ


会場中をグチャグチャにしてこそラッコのライブ。「揺らしていこうぜー!!」、てんてんの煽りに合わせ『液体』が流れると同時に、観客たちが雄叫びを上げ全力で跳ねだした。重い音でラッコは観客たちを呑み込んでゆく。歌ものだからノリが緩いという理由は、彼らのライブには無関係な言葉。歌を胸に染み込ませる楽曲とはいえ、ここでは騒いでこそが正解だ。

「生きてますかー!!もっと声を出していきましょうよ」。激しく唸りを上げて飛び出したのが『色眼鏡 色彩皆無』だ。先と同じく歌ものナンバーだ。それがどうしたとばかりに、てんてんは終始観客たちを煽り続ければ、会場中の人たちも沸き上がる熱を身体中から発散させようと熱くはしゃぎ続けていた。

「スイッチ入れてみましょうよ」、てんてんが観客たちを前へ前へと引き寄せた。彼が場内に作りあげた巨大な輪。『Googly eyes』の演奏が炸裂すると同時に、会場中の人たちが一斉にグルグルと場内中を駆けだした。フロアーの指定席がどーたらなど関係ない。会場中の人たちが大きな輪の中へ飛び込み、さらにはグチャグチャにモッシュや逆ダイブをしながら、熱狂という巨大な渦の中で騒ぎ続けてゆく。バンドの演奏に触発され、頭を空に、本能のまま暴れ続けていた。巨大なサークルを作り走りたければ、そうすればいい。ここは熱狂を味わうための無法地帯。唯一あるルールが、己の本能へ素直に従うこと。それをラッコは、体感する形で観客たちへ教えていた。

腕を組み合わせた観客たちが、ラッコの演奏に合わせ全力で頭を振り出した。『ほろ苦ィ。』が、理性なんて言葉を彼方へぶっ飛ばした。舞台上を走りながら歌い煽り続けるてんてん。フロアーは、身体をクルクルまわし夢中ではしゃぎ続ける観客たちの姿に支配されていた。共に熱狂へ参加するか、騒ぎ狂う様を呆然と観ているか、どっちがライブで楽しいかはわかるだろう。ラッコのライブに参加するとは、そういうことだ。

[SET LIST]
1.液体
2.色眼鏡 色彩皆無
3.Googly eyes
4.ほろ苦ィ。

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□黒百合と影


「黒百合と影、ハジメマス。」。鳴の言葉を合図に、『「洗脳」』が轟音を引き連れ暴れだした。身体中を熱く震わせる演奏へ触発され,全力で黒百合と影に闘いを挑む観客たち。そんな様さえ我関せずと、ただただ本能のままに暴れ、叫び、歌い続ける鳴。黒百合と影のライブには、こんなキチがった風景がお似合いだ。

身体を、神経さえも切り刻むように流れる痛い音が、感覚を木偶に変えてゆく。理性を取っ払い、誰もが『チヒロちゃんの眼球舐め』に合わせ、夢中で暴れ続けていた。アジテートする鳴の声が、感情を熱く、痛く掻きむしっていた。

暴れる観客、圧倒されたたずむ観客。反応は両極だ。だけど、いつだってそれが黒百合と影のライブに生まれる風景。ヒステリカルでラウドな演奏が炸裂。叫び唱える鳴へ卑猥めいた言葉を浴びせながら、『「便所」』に合わせ暴れる観客たち。いつしか黒い熱狂は、会場中を呑み込んでいった。

激烈なギターのリフが意識を狂わせてゆく。重厚ながら刹那を抱いた演奏が、触れた人たちを深い奈落へ引き込みだした。『ぺど。』が場内に作りあげた黒い熱狂の宴。止むことなく頭を振り続ける人たち、ただただ呆然と立ちすくむ人たち。そして…。

最後に黒百合と影は『「未遂」』を突き付けた。拡声器を手に歌う鳴。彼は客席へ降り、観客たちを煽ってゆく。右に左に揺れ動く人たち。後ろのほうでは立ちすくむ人たちの姿も。本能のままに狂いたい奴らは黒百合と影の祭りに参加すればいい。存分に狂えるはずだ。棒立ちで観ていた人たち、我慢するくらいなら外へ出てしまいなさい。静かに熱狂したい人は別だけどね。

[SET LIST]
1.「洗脳」
2.チヒロちゃんの眼球舐め
3.「便所」
4.ぺど。
5.「未遂」

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□游彩


雅な音色を滲ませ、凄まじい音を轟かせながら游彩のライブは幕を開けた。がなるように、でも、しっかりと想いを込め、類が『雨』を朗々と歌いかけてゆく。重厚な調べの上で語り部となり、想いを吐き出し続けてゆく類。心の内側をえぐるように歌う『雨』が、胸にジンと響いてきた。その歌と演奏に誰もが釘付けになっていた。

「拳を掲げろ!!」、一変、脳天から重い音を叩きつけるように『アイラク偽心』が飛び出した。これが熱狂への合戦の合図とばかりに、観客たちが一斉に暴れだした。舞台上のメンバーらも昂る気持ちを放熱するように舞台最前まで踊り出、観客たちを煽り続けてゆく。ヒステリカルな慶のギターが神経を掻きむしっていく。沙久と大蛇のリズム隊が轟く音で興奮という感情を熱く刺激していた。暴れたい、踊り狂いたい。

躍動的な和ビートが炸裂。『色暮』に合わせ、観客たちが扇子を揺らし舞い踊りだした。艶やかに、鮮やかな夢の宴を開くように、游彩が観客たちを桃源郷へ誘った。心地好く横揺れさせる楽曲を通し、誰もが熱に浮かれる意識を覚えていた。火照った感情のまま熱に溺れてゆく、その感覚が心地好くてたまらない。

最後に游彩は『地団駄序曲』を叩きつけ、場内を頭振り乱す熱狂の光景へ染め上げた。中盤には、逆ダイ行う様も登場。心彩る風景から熱狂にまみれる様までを、游彩は短い時間の中へ色鮮やかに描きだしていった。限られた枠の中で、自分らを魅せる最高のドラマを描いてゆく。その実力の程を游彩のライブに感じていた。何より、その宴を終始笑顔で味わっていた。

[SET LIST]
1.雨
2.アイラク偽心
3.色暮
4.地団駄序曲

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□Sick²


手にした鞭をしならせ、ジェネ★が観客たちを妖しい大人の世界へ誘い出した。Sick²のライブはダークでホラーでアグレッシブな『罪と罰とマゾヒスト』から幕を開けた。会場中の人たちをSick²は、闇に蠢く妖しい遊技場へと連れだした。触れたとたんに艶かしく心が犯されてゆく。そんな意識に恍惚を覚えながら、大勢の人たちがサイコティックなSick²ワールドに嬉しく溺れていた。

闇の世界へ墜ちてゆくように、黒い熱狂に包まれることで理性を壊し本当の自分をさらけだせるとばかりに、『VOID』に合わせ観客たちが暴れ狂いだした。身体を激しく痛く切り刻む音に傷つけられた観客たちは、その痛みを興奮の原動力に変え暴れ狂ってゆく。フロアーには、いつしか左右にモッシュし続ける光景が広がっていた。騒ぐ観客たちを煽り続けるジェネ★、挑みかかるように激しく音を突き付けてゆく演奏陣。攻撃的なその姿勢こそがSick²らしさだ。

お馴染み「睡眠食事」「ジェネ★様」の掛け合い。激しいサイコトランスビートが炸裂。光を抱いた明るい演奏と歌が、気持ちを激熱トロピカルな世界へ導いた。『切断』は、ビジュアル界のトロピカルサイバーロック。性急な演奏が、身体中の血を沸騰させてゆく。後半には激しく演奏がバースト。踊り騒げ、暴れ狂えとばかりに、Sick²は『切断』を通し観客たちの理性を切断しては、頭の中にある興奮のスイッチを刺激し続けていた。

最後は重厚でラウドな音を叩きつけた『ヴィデオドローム』を通し、会場を暴れ奉る様へと塗り上げていった。サビでポップな表情が顔を見せたとたん観客たちが笑顔ではしゃいでゆく、この歌を味わい尽くすうえで、そこもポイントになっていた。

[SET LIST]
1.罪と罰とマゾヒスト
2.VOID
3.切断
4.ヴィデオドローム

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□HERO(Guest)


この日、HEROはゲストとして登場。「肩組め!!肩組め!!」、HEROのステージの幕開けを飾ったのは、ライブ支持のとても高い『「to you...」』だ。身体を揺らす歌と演奏が、ワクワクとした気持ちを呼び起こしてゆく。嬉しい光景だったのが、会場中の人たちが両隣の人たちとズーッと肩を組み、飛び跳ね頭を振りながら、HEROの届ける歌に夢中になっていたこと。それまで面識のない人たちが、HEROのライブを通して瞬時に仲間になり、一緒に熱狂を作り上げてゆく。それがライブの楽しさ、HEROのライブが生み出す嬉しさだ。

「大きな声で」「出てこいや」、お馴染みの掛け声から演奏は『超過激愛歌~Super Ultra Love song~』へ。この曲でも、会場中の人たちが肩を組みはしゃげば、JINに煽られ頭をガンガンに振り、身体を思いきり折り畳んでいた。歌ものばかりなのに、煽りバンド以上に観客たちが暴れてゆく。いや、顔が崩壊しほうなほど最高の笑顔で誰もが騒ぎ続けていた。無条件に気持ちを昂らせる、それがHEROのライブの常識なんだもの。それを味わいたければ、彼らのライブに来てみろや!!

SARSHIの掻き鳴らす激しいギターのリフが炸裂。感情を熱く熱く煽るように『人間定義』が飛び出した。クールに凛々しく煽るJIN、演奏が進むごとに高まる熱狂、昂る興奮。いつしか大勢の人たちが頭を振りまわし、絶叫を舞台上へぶつけていた。HERO流の煽りナンバーが、場内に終始突き上がる拳と揺れるヘドバンの波を描き続けていった。JINの煽りに合わせ大勢の観客たちが、肩を組みながら折りたたみや横モッシュ、グチャグチャモッシュに拝みヘドバンを見せてゆく。自由に暴れるのもライブだが、みんなで一つになり大きなノリを作りあげる。その一体感を通し楽しさを覚えることが、HEROのライブの醍醐味なのは間違いない。

最後に演奏したのが、胸をワクワク弾ませ、ドキドキとした興奮を与えてゆく歌もの高揚ソングの『ソプラノ』だ。この日は「stylish wave」ということから、お馴染み『ソプラノ』の掛け合いでは、いつもの煽りをアレンジし「また明日会えないかな」「星子のおっさん最高だ」と声を交わし合っていた。舞台上と客席が終始想いを求めあう関係を描きながら、この日も無条件に笑顔ではしゃぎあうパーティをHEROは作り上げてくれた。

[SET LIST]
1.「to you...」
2.超過激愛歌~Super Ultra Love song~
3.人間定義
4.ソプラノ

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□the Raid.


トリを飾ったthe Raid.のステージは、ハートフルな歌系ナンバー『Alice.』からスタート。想いを強く込めながら、フロアーへ向かって歌を届けてゆく星七。彼の熱した想いを躍動するタイトな演奏で演奏陣が後押ししてゆく。とても暖かな、でも、今にも爆発しそうな熱を秘めながら、the Raid.のライブは進みだした。客席では大勢の人たちが、その歌と演奏をジッと胸に抱きしめていた。

『HEARTLESS』が暴れるための合図だった。演奏が熱を上げたと同時に、観客たちが右へ左へと駆け出し、腕や頭を振りながら騒ぎだした。昂った感情を爆発したい。その想いへしっかり応えるように、the Raid.は熱を帯びた演奏を客席へ注ぎ続けていった。落ちサビでは、会場中にファンたちの合唱が響き渡ってゆく。着火した熱は、どんどん大きく広がりだした。

気持ちを熱く震わせる演奏が飛び出した。「欲しいのは、あなただけ」、星七の叫びに続いて流れたのが『未完成レプリカ』。胸を嬉しくくすぐる歌ソロに心が騒げば、熱く騒がせる演奏に触発され身体はずっと激しく揺れ続けていた。終始心地好い緊張感を与えてゆく楽曲だからこそ、ずっと武者震いする感覚を覚え続けていたのは間違いない。

「猫になれますかー!!」、飛び出した『Devilish Kitty』に合わせ、大勢の人たちが拳を猫の手に変え、ニャンとした可愛いポーズを持ってはしゃいでゆく。猫騙しを使って猫を煽る人のように、星七が観客たちをくるくる廻らせたりと無邪気にはしゃがせていた。その光景がとても微笑ましいじゃない。最後には頭振り乱す狂乱の光景も。the Raid.のライブも一緒に参加し、熱狂の仲間になって騒がないともったいない。

最後に、我を忘れ無我夢中で暴れ騒げる暴発ナンバー『純潔ピラニア』が飛び出した。会場中の人たちが熱したthe Raid.の演奏に触発され、拳を突き上げ騒ぎ狂っていた。床を揺らすほど力強く跳ね続けていた。the Raid.は、このイベントの最後を飾るに相応しい光景を会場に作りあげてくれた。この熱狂を忘れたくない人は、5月末から始まる47都道府県666円ツアーに参加し、騒いでくれ。

[SET LIST]
1.Alice.
2.HEARTLESS
3.未完成レプリカ
4.Devilish Kitty
5.純潔ピラニア

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最後は、この日出演した全バンドが登場し、主催者の星子さんとトーク。
最後の最後まで楽しみを与えてゆくのが「stylish wave」。ぜひ、次のシリーズも楽しみに待っていてくれ。

TEXT:長澤智典



stylish wave EXPERIENCE ”無礼区 #07”
2017年6月11日(日)渋谷REX 
出演:甘い暴力 / アヴァンチック/ 0.1gの誤算 / シビレバシル / Axkey / DAMY / Vexent

2017年6月17日(土)大阪RUIDO 
出演:Purple Stone(guest) / アヴァンチック / 0.1gの誤算/ シビレバシル / Axkey / DAMY / Rides In ReVellion

OPEN 16:00 / START 16:30
前売り¥3,500- / 当日¥4,000- (消費税込み)
※オールスタンディング / 入場整理番号有 / ドリンク代別
チケット:
[Aチケット]
・WEB『club Zy.』プレミアム会員/モバイル&スマホ日刊ブロマガ!『club Zy.チャンネル』会員最優先
・WEB『club Zy.』一般会員優先
[Bチケット]アーティストHP先行予約
[Cチケット]一般チケット 発売中
【2017年6月11日(日)渋谷REX公演】
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:76049)
イープラス:http://eplus.jp/
ライカエジソン東京:03-3369-3708
ZEAL LINK渋谷:03-5784-9666
ZEAL LINK高田馬場:03-6908-9682
【2017年6月17日(土)大阪RUIDO公演】
ローソンチケット:0570-084-005(Lコード:56561)
イープラス:http://eplus.jp/
ライカエジソン大阪:06-6252-6262
入場順:A→B→C



stylish wave CIRCUIT'17 夏の陣
7月9日(日) 高田馬場AREA
出演:グリーヴァ / 游彩 / 0.1gの誤算 / 甘い暴力 / Neverland / Vexent / シェルミィ(O.A.)

7月16日(日) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
出演:グリーヴァ / 游彩 / 甘い暴力 / THE BLACK SWAN / シビレバシル / Vexent / FIXER(O.A.)

7月23日(日) 仙台MACANA
出演:ベル / 游彩 / 甘い暴力 / 0.1gの誤算 / Neverland / THE BLACK SWAN

7月30日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
出演:グリーヴァ / 游彩 / 甘い暴力 / THE BLACK SWAN / シビレバシル / Vexent / シェルミィ(O.A.)

8月5日(土) 大阪MUSE
出演:ベル / 游彩 / Purple Stone / 甘い暴力 / アヴァンチック / THE BLACK SWAN / ラッコ / -真天地開闢集団-ジグザグ(O.A.)

8月6日(日) 名古屋ell.FITSALL
出演:ベル / 游彩 / Purple Stone / 甘い暴力 / アヴァンチック / THE BLACK SWAN / ラミエル(O.A.

[各公演]
OPEN 16:00 / START 16:30
前売り ¥3,700 / 当日 ¥4,200(tax in)
オールスタンディング、入場整理番号有り
※ドリンク代は各会場ごとに異なります。
チケット先行予約:
[Aチケット]
・WEB『club Zy.』プレミアム会員/モバイル&スマホ日刊ブロマガ!『club Zy.チャンネル』会員最優先
・WEB『club Zy.』一般会員優先
[Bチケット]アーティストHP先行予約
[Cチケット]一般チケット4/7(金)発売
入場順:A→B→C



stylish wave MAX '17 ”一撃乱舞”
2017年8月20日(日)新宿ReNY 
OPEN 15:30 / START 16:30
前売り ¥4,000 / 当日 ¥4,500(tax in)
*オールスタンディング / 入場整理番号有り / ドリンク代別
【出演】ベル / 游彩 / Purple Stone / 0.1gの誤算 / 甘い暴力 / Sick2 / アヴァンチック / THE BLACK SWAN

<チケット情報>
[Aチケット]
・WEB『club Zy.』プレミアム会員/モバイル&スマホ日刊ブロマガ!『club Zy.チャンネル』会員最優先
・WEB『club Zy.』一般会員優先
[Bチケット]アーティストHP先行予約
[Cチケット]一般チケット5/5(金・祝)発売
入場順:A→B→C

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