ヴィジュアル系バンド「SLAM CAVALLEY」 (スラムキャバレー)のボーカリスト・KYOJIさん追悼

ヴィジュアル系バンド「SLAM CAVALLEY」(スラムキャバレー)のボーカリスト・KYOJIさんが2月10日に急逝していた。日本のロックシーンに衝撃と深い悲しみが広がっている。葬儀は親族および関係者により執り行われた。お別れ会の開催は現時点で未定だが、すでにスケジュールが決まっているライブには、SLAM CAVALLEYとして出演する意向だという。
突然の訃報に、親交のあったアーティストたちからも追悼の声が相次いでいる。
今年の3月28日に、名古屋ミュージックファームにて、スラムキャバレーとの対バンを控えていた。AURAのKoREDS★(コレッズ/あなたの子れっず) は、「一昨年ライヴに顔を出してくれ劇的な再会をし。それからとゆうもの連絡を取り合いお互い頑張っていこうと。これからまた絡んでいこうねと約束をしていたばかりでした。正直。今はただただ悔やまれるばかりです。これからも真のロッカーとして転がってくコトが出来たのに...。Junzoをはじめ残されたメンバーと共に彼のぶんまで転がり続けます。心よりご冥福をお祈りいたします。」と、再会を果たした仲間として別れを惜しんだ。
HEARTZ、shinnosuke with DHの新之介は、「昨年はたくさん対バンをさせて頂きました。今年もお誘いを頂いてて、最後の連絡はそのことでした。安らかに、とも思う反面、変わらずやかましくrock ‘n’ rollしていてほしい。やっぱりそれが似合ってますよ、KYOJIさんには。可愛がって下さり、ありがとうございました」とコメントし、共演を重ねた先輩への想いを語った。
さらに、BOYS ROOMのamaikeは、「SLAM CAVALLEYのメンバーから訃報の第一報を聞いた時は信じられない気持ちでいっぱいでした。音楽が好きで、バンドが好きで、なによりSLAM CAVALLEYを愛し、夢も沢山語ってくれた、とても優しい先輩でした。本当に残念です。天国でもロケンローでいて下さいね」と、その人柄と音楽への情熱を偲んだ。
また、TRACY、BEAST、PRESENCEでドラムを務める梅田一哉も、「同じ京都出身で年齢も近いKYOJIくん。そんな縁もあってケンケンのサポートで誘ってくれました。とても楽しかったです。本当に良い奴でした。人間強く生きていくことは本当に大変ですが、これからも頑張ろうと思います。見守ってくださいね。KYOJI R.I.P」と、同郷の仲間として追悼の言葉を寄せた。
群馬県太田市のライブハウス「EMOTION」でセッション歴もある元ZIGGYのドラマー、大山正篤は、
「後輩に先立たれることほど辛いものはありません。とても素晴らしい歌い手でした。何度も飲みに誘っていただいたのに、タイミングが合わず実現できなかったことが悔やまれます。KYOJIよ、安らかに。と、その死を悼んだ。
また、親交があったAURAのボーカリストREDZは、
「嘘だろKYOJI。こないだもライブに来てくれて、会ったばかりじゃん。AURAも湾岸の羊も好きだって言ってくれたよな。オレ、嬉しかったんだよ。ありがとな。」
と、突然の別れへの戸惑いと感謝の想いを明かした。
さらに、STRAWBERRY FIELDSのSHU-KEN(Dr)は、
「KYOJIの訃報を聞いて、正直驚きを隠せません。同じ京都出身ということもあり、会うたびに楽しい時間を過ごしていました。『これからもスラムキャバレーを頑張っていく』と話していた姿が印象に残っています。天上でもロックして歌い続けてください。」
と、同郷の仲間として別れを惜しんだ。
また、スラムキャバレーは、PRESENCEの前座を務めたこともあった。
PRESENCE のボーカリストSHIGERUは、
「Japanese metalという文化が生まれ、日本のROCKが活性化され、ビジュアル系が世界を駆け巡る中で、その功労者の一人がKYOJIさんでした。ありがとうございました。安らかにお休み下さい。」
と、その功績を称えた。
スラムキャバレーは1989年に京都で結成。1995年に一度解散したが、2018年の「一夜限りの
復活LIVE」を開催後、2019年に完全復活。
バンドのベースのJunzoは、「何も言わずに逝ってしまったね…京都で知り合い、バンドに加入して一緒に上京して…6畳ひとまに一緒に住んで…よく言い合いのケンカしたよね…もう出来ないだね…『ジュンゾウと俺がいればスラムキャバレーだろ!』何度もそう言ってくれてケツを叩いてくれた…これからも続けるよ!俺とキョウジで見付けた最強メンバーで…君が好きだったスラムキャバレーを!」と語った。
ギタリストの楓は、突然の別れについて次のように語った。
「KYOJIさんは、曲と思い出以外何も残して行きませんでした。直前も『週末はリハだからね』と話していて、特に変わった様子もなく、普段通りでした。
今後については、今決まっているライブはこなすつもりです。しかし、スラムキャバレーの顔であるKYOJIさんがいない中、この先どうするべきなのか、答えが見つかりません。とにかく今は前に進むしかなく、考える余裕がないのが現状です。
多くの人に、KYOJIさんが存在した証を伝えていただけたらと思います。」
ドラマーのken2は、
「最後に入ったリハの時も何も無い様な感じで、『俺の最後のバンドになるからken2これからも宜しくね』と。普段通りリハを終えて、帰りもまた次のリハで〜。という感じだったので、余りにも突然過ぎて今でも訳がわからなくて色々な感情が渦巻いている状態です。2月28日上野音横丁での新スラムキャバレーの初ライヴは、Junzo、楓、ken2の3人で何とかやります。Kyojiさんが居ないと締まらないですが、やれるだけの事はしてKyojiさんに笑われないようなLIVEにしたいと思っています。」と述べた。
KYOJIさんは、SLAM CAVALLEYのボーカリストとして長年にわたり活動し、その唯一無二の存在感と表現力でヴィジュアル系シーンに確かな足跡を残してきた。
突然の別れは、日本のロックシーンに大きな喪失をもたらした。しかし、KYOJIさんが残した音楽と精神は、これからも多くのファンと仲間たちの中で生き続けていく。
