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【2026年8月9日@名古屋MUSIC FARMライブレポート】5組のロックバンドが起こした灼熱の一夜――「ROCK HEAT WAVE 2026」

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2026年8月9日、名古屋MUSIC FARMにて「ROCK HEAT WAVE 2026」が開催された。世代もスタイルも異なる5組のロックバンドが集結し、それぞれの音と情熱をぶつけ合った真夏の一夜。イベント名の通り、会場を激しい“熱波”で包み込んだステージを振り返る。

幕開けを担ったのは、名古屋を中心に活動する“血まみれパンクバンド”VANILLA ZOMBIE。3ピースが叩きつける熱く激しいパンクロックが、開演早々フロアを揺さぶる。鮮烈なビジュアルと飾り気のない衝動で、ROCK HEAT WAVE 2026の導火線に火を放った。

続く2番手は、名古屋を拠点に活動するSc.R6 Hz。うねるベースと鋭いドラム、激情を宿したギター&ボーカルが激しくぶつかり合い、会場の熱をさらに引き上げていく。静と動が交錯する独自の世界観と、張り詰めた緊張感に満ちたステージで、フロアを深く引き込んだ。

3番手に登場したのは、名古屋を拠点に活動するNEHAN。cobaの味わい深い歌声を軸に、絡み合うギターと骨太なリズムが、熱くも深いロックンロールを響かせる。飾らない佇まいの奥からあふれ出す歌心と圧巻のグルーヴで観客を引き込み、イベント中盤の熱をさらに濃くしていった。

そしてトリ前の核弾頭を務めたのは、名古屋・三河を中心に活動するthe ネッシーズ。むき出しの歌声とざらついたギター、強烈なリズムが一体となり、フロアを激しく揺さぶっていく。荒々しさの中に確かな歌心を宿したロックンロールと、観客を巻き込む圧倒的な熱量で、会場を一気に沸点へと押し上げた。

イベントのトリを飾ったのは、名古屋発のロックユニットSEVENTH feat.9th。AIcoの力強く艶やかな歌声と、SHINのギター&ボーカルが交錯し、重厚なリズムと鍵盤を加えたバンドサウンドが会場を包み込む。キャッチーなメロディとハードで妖艶な世界観を解き放ち、最高潮に達したフロアへ鮮烈な“熱波”を焼きつけて、この夜を締めくくった。
筆者も一人の観客として、そのステージを存分に楽しみ、終演後の興奮冷めやらぬまま楽屋を訪れると、そこには大役を終えた5人の晴れやかな笑顔があった。

異なる個性を持つ5組が、それぞれのロックを全力でぶつけ合ったROCK HEAT WAVE 2026。ステージから放たれた音と情熱、そして観客の熱気がひとつになり、MUSIC FARMに忘れられない景色を生み出した。大きな熱狂とともに幕を閉じた一夜――
しかし、この熱波はまだ終わらない。またいつか、さらに熱くなって帰ってくるその日を期待したい。