浅葱「アサギマダラ」最新ヴィジュアル解禁!20年目の新たな旅路へ

浅葱の最新ヴィジュアル「アサギマダラ」が公開された。
2018年1月31日、“浅葱”メジャー1st Full Album『斑』に収録された、浅葱のソロ代表曲のひとつとも呼べる「アサギマダラ」が、満を持して映像作品として形となる。
公開されたヴィジュアルでは、蝶となった浅葱が標本と化し、生きているとも死んでいるともつかない表情でこちらを見据える。幾重にも重なる絢爛たる色彩は、恐ろしくも美しい。
しかし、この美しさの奥に横たわる物語は、かなり猟奇的だ。
「アサギマダラ」で描かれるのは、異常な執着を持つ蝶の蒐集家に捕らえられ、命を奪われ、標本にされてしまう蝶の物語。しかし蝶は、ただ美しく飾られて終わる存在ではない。
自らの身体にしたためた毒によって、死してなお、自らを所有しようとした蒐集家を死へと導く。そして肉体を標本として残したまま、その魂だけは再び果てなき旅へと還ってゆく。
美しいものを永遠に自分のものにしたいという欲望が、ついにはその美そのものによって報復される。
標本、偏愛、死、毒、そして魂の旅。そこには耽美的な幻想譚であると同時に、日本の怪談や邦画ホラーにも通じる、静かな恐怖がある。
そう考えて改めて今回のヴィジュアルを見ると、横たわる浅葱の視線が妙に恐ろしくも感じる。
MVの公開日は現在未定。しかし、この一枚が物語のどの瞬間を切り取ったものなのかを想像するだけでも、映像への期待は高まる。蒐集家の偏愛と狂気、蝶の死、そして死後に訪れる静かな逆襲が、どのような映像美で描かれるのか。美しい和の世界がいつの間にか怪異へと反転していくのなら、「アサギマダラ」は浅葱作品の中でもひときわ異質な映像作品となりそうだ。
アサギマダラは長距離を移動することで知られる蝶だ。つまり、この蝶を象徴するものは単なる翅の美しさではない。
「渡る」という行為そのものなのだ。
浅葱のソロ活動を振り返れば、このモチーフは必然とも言えるほど彼自身の表現史と重なる。
彼の作品は長年、相反する二つの領域のどちらか一方へ着地するのではなく、その境界を往還することで成立してきた。
だから「アサギマダラ」は、20周年という地点で突然現れた新しい象徴というより、これまで浅葱が描いてきた世界に、ひとつの名前を与えた作品と捉えることもできる。
そして、この「アサギマダラ」の先に待つのが、2026年10月31日の秋田Club SWINDLEから始まる「浅葱/ASAGI 20th Anniversary Year chapter III」だ。
今回のツアーは、通常のニューアルバム・ツアーとは構造そのものが違う。
ソロ活動20周年を記念し、「和」と「洋」のフルアルバムを同時発売。さらに各都市を和・洋の2Daysで巡るという。「和」のアルバムには「アサギマダラ」、「洋」のアルバムには「組曲 狂王 第零番」のMVが収録されることも発表されている。
10月31日・11月1日の秋田を皮切りに、札幌、高田馬場、仙台、さいたま、新横浜、名古屋、再び高田馬場、大阪、柏、福岡へ。そして2027年2月20日・21日の五反田BLAZEでTour Finalを迎える予定だ。
ここで「和/洋」という二項が重要になる。
普通なら、アーティストの二面性を示す企画として理解されるだろう。しかし浅葱の場合、それだけでは少々足りない。
「和」の浅葱と「洋」のASAGIは、単純な衣替えではない。それぞれ異なる世界、歴史、死生観、怪異、幻想を背負いながら、最終的にはひとりの表現者へと収束していく。
つまり今回の2Daysは、二種類の浅葱を見せるというよりも、20年間、別々の方向へ伸び続けてきた二本の枝が、実は同じ一本の樹から生えていたことを提示するツアーになるのではないだろうか。
そう考えると、今回公開された巨大な樹木を背負うヴィジュアルが俄然意味を帯びて見えてくる。
20年という歳月は、音楽家にとって決して短くない。
その間、シーンも音楽を届ける媒体も、聴き手の生活も変わった。それでも浅葱は一貫して、楽曲だけでは完結しない表現を作り続けてきた。衣装、美術、物語、言葉、舞台演出までを含めてひとつの世界を成立させるという、現在ではむしろ希少になりつつある方法である。
蝶は辿り着くためだけに渡るのではない。
季節が巡れば、その命を継いだ蝶たちが再び海を越えてゆく。
そして「アサギマダラ」の物語では、肉体を標本として奪われても、魂までは誰にも所有できない。
華やかな衣とフジバカマに囲まれ、こちらを見つめる浅葱の姿に漂う葬送めいた気配。それは終焉であると同時に、次なる旅の始まりにも見える。
20周年という数字もまた、キャリアを総括するための句点ではなく、次の土地へ向かうための通過点なのだろう。
「アサギマダラ」は単に20周年を祝うためだけの蝶ではない。
20年を生きた表現者が、なお次の場所へ渡っていくための蝶なのだ。
10月31日、秋田から始まるchapter III。
「和」と「洋」という二つの翅を広げた浅葱が、この長い旅の果てにどこへ辿り着くのか。
その答えは、おそらくアルバムの中だけにはない。
ステージを重ね、都市を渡り、季節を越えた先で初めて、この蝶の旅はひとつの作品として完成するのだろう。
【浅葱/ASAGI アルバム&ツアー最新情報】
2026年~2027年 冬
浅葱/ASAGI 20th Anniversary Year chapter III
ソロ活動20周年を記念し、和洋フルアルバム2種同時発売&和・洋2Daysツアー開催決定!!!
■和アルバム限定盤 & 20th Anniversary Best Album
「アサギマダラ」Music Video収録決定
■洋アルバム限定盤 & 20th Anniversary Best Album
「組曲 狂王 第零番」Music Video収録決定
【2026】
10/31(土)・11/1(日)
秋田 Club SWINDLE
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.YUCHI / Drs.HIROKI
11/14(土)・11/15(日)
札幌SPiCE
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
11/21(土)
Studio Rosarium アウトストアイベント
11/22(日)・11/23(月・祝)
高田馬場CLUB PHASE
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
11/28(土)・11/29(日)
仙台ROCKATERIA
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
12/5(土)・12/6(日)
HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
12/19(土)・12/20(日)
新横浜NEW SIDE BEACH!!
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
12/26(土)・12/27(日)
名古屋ell.FITS ALL
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
【2027】
1/9(土)・1/10(日)
高田馬場CLUB PHASE
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.YUCHI / Drs.HIROKI
1/11(月・祝)
Studio Rosarium アウトストアイベント
1/23(土)・1/24(日)
大阪MUSE
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.YUCHI / Drs.HIROKI
1/30(土)・1/31(日)
柏Thumb Up
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.YUCHI / Drs.HIROKI
2/6(土)・2/7(日)
福岡DRUM SON
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.YUCHI / Drs.HIROKI
2/13(土)
【昼】
D official online salon “VIP”
Sub Rosa~Royal castle~会員限定
多摩動物公園 遠足
<参加メンバー>ASAGI, HIROKI
【夜】
ASAGI / 浅葱 20th Anniversary 特別招待LIVE
<会場>八王子Match Vox
<出演>NYASAGI, PAROKI
<無料ご招待チケット・入場区分>
・Sチケット
20th Anniversary Special Complete Set ご購入者対象
・Aチケット
20th Anniversary Best Album 豪華盤 ご購入者対象
※Sチケット、Aチケットともに先着順となり、通販での対象商品の購入順に整理番号を発行いたします。
※無料ご招待チケットは定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。
※入場順:S → A
※その他詳細近日発表!
2/14(日)
20th スペシャルセットご購入者対象イベント
<出演>ASAGI, HIDE-ZOU, HIROKI
Tour Final
2/20(土)・2/21(日)
BLAZE GOTANDA
<Support Musicians>
Gt.HIRO / Gt.ギル / Ba.亜季 / Drs.HIROKI
2/22(月)
高田馬場CLUB PHASE「猫の日LIVE」
<Support Musicians>
Gt.凛人 / Ba.MASASHI / Drs.HIROKI
※その他詳細近日発表
主催:GOD CHILD RECORDS
◆ASAGI Solo works http://www.god-child-records.com/asagi/
◆D official website http://www.d-gcr.com
◆D official YouTube channel https://www.youtube.com/@DOfficialYouTubeChannel
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