「stylish wave COUNTDOWN '17-'18」では、年を跨ぐ重要な役割を担ってくれたレイヴ。3月に行われる「stylish wave CIRCUIT '18 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」へは全ヶ所出演。春には、最新ミニアルバムの発売も決定している。今年大きくブレイクしそうな!?、レイヴを追いかけた。

撮影：菅沼剛弘 / インタビュー：長澤智典
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Tomonori Nagasawa

『チョコレートホイホイ2018』ではいつも以上に愛を込めて…。それこそ、LOVEが伝わるくらいの愛情をたっぷりと詰め込んで演奏をしたいですね。

――2月14日にレイヴ主催ワンマン公演『チョコレートホイホイ2018』が開催になります。この日は、どんなライブになるのでしょうか?
悠　2年前にも一度、同じ『チョコレートホイホイ2016』というタイトルでバレンタインの日にワンマン公演をやったんですけど。あのときはラブソングを中心に演奏すれば、「ライブに来てくれた女の子たちとデートをする気分で」ということから、メンバーみんな私服のデートファッションでライブをやったんですけど。今回も、あのときと同じようなことをやれたらなと思っています。

――この日演奏する楽曲も、ラブソングが中心になりそうだ。
悠　そこを軸にしながら演奏しようとは思っています。

――でもレイヴって、毒舌な楽曲も大きな魅力じゃない。そこの表情、この日は封印してしまう形??
悠　そういう面はレイヴの定番スタイルでもあるので、もちろん演奏はしていくけど。あくまでも、この日の軸に据えるのはラブソングという気持ちで、今は計画中です。

――他のメンバーさんは、この日のライブについてどんな心境でいます?
凪　悠も言ってたように、バレンタインの日に行うワンマンライブという特別感があることから、いつもの衣装姿とは違い、私服でライブを行うことが僕ら自身も新鮮さを覚えることなんですね。しかも、メンバーそれぞれの私服からも各々の個性が見えてくるように、そこも見どころだし。2年前にバレンタインライブを演ったときも、フランクな気持ちで楽しいライブを演れた記憶があるように、今回も、ファンのみんなと楽しいデートをしているようなライブにしていけたらなと思ってます。

――お客さん自身も、メンバーの私服姿を観れるのって新鮮ですよね。
凪　とても新鮮だと思います。そこは当日のお楽しみでしょうけど、普段の格好を見てても、綺麗めの人もいればゆるっとした格好を好むメンバーもいるように、誰がどんな服を着て登場するのか、そこもぜひ楽しんで欲しいですね。
nisa　俺はこの日、いつも以上に愛を込めて…。それこそ、LOVEが伝わるくらいの愛情をたっぷりと詰め込んで演奏をしたいです。

――この日は、本当に特別感が出そうですね。
nisa　間違いないです。何よりこの日は、みんな優しい顔をして演奏してると思いますよ。僕は、ありったけの愛情を込めて演奏しますから。
レン　俺も、この日はハッピーな気持ち満載なままライブを演り終えたいですね。

――ハッピーな気持ちじゃなくライブが終わることもあるんですか?
レン　普段のレイヴのワンマンライブは、ハッピーと言うよりも熱狂的に意味深にライブが終わることが多々なんで。MCや煽りの口調も強いんですけど、この日に関しては全部敬語で煽ろうかなと思ってて。

――それは、どんな感じで?
レン　「頭振れ!!」じゃなくて、「頭振っていただいて良いですか?」とか（笑）。そこは、普段の自分を隠しつつ、この日だけは紳士なレンになりながら、普段よりも優しく言おうかなと思ってますけど……性格的にどうなるのか（笑）。

――そうか、この日はメンバーみんなの紳士な姿を見れるわけだ。
レン　かも知れません。とくに自分の場合、紳士な面は一割もないから、かなりレアになると思う。

 

最近気付いたのが、レンって意外と紳士だなってこと。

――メンバーの中で一番紳士な人って、誰になります?
(速攻でnisaが手を上げるが…)
レン　女性に対してジェントルマンなのは、凪じゃないですか!?
nisa　えっ!?、俺、手を上げてるけど…。
悠　俺、最近気付いたのが、レンって意外と紳士だなってこと。
レン　うぉううぉううぉう、びっくりしたぁ。俺、絶対にあてはまんないと思ってた。
悠　いや、俺はレンが一番紳士だということに気付いたよ。
nisa　あれっ!?、俺、ずっと手を上げてるんだけど…。無視???
悠　なんて言えばいいのかなぁ、レンって一番エゴがないんだよ。
凪　あー、それわかる気がする。
悠　まわりの人には、とくに女性スタッフさんには一番気を遣う人だからね。最近、人の気付かないところを気にするようになってきたんだけど。それをメンバーに当てはめて見たとき、レンが一番そこを気遣ってたことに気付いてしまったんだよ。
レン　その発言、めちゃくちゃビックリ!!
nisa　俺も紳士!!

――nisaさんも紳士なんですね。
nisa　そうなんですよねぇ。
悠　それ、自分のみしか言ってないから（笑）。

――nisaさんの紳士らしいところも、ぜひ教えてください。
nisa　まず、怒ったことがない。つねに女性をエスコートすることを考えてる。僕は小さい頃から「人に優しく、とくに女性には人一倍優しくしなさい」と言われて育ってきたように、つねに女性へ優しく接していくことを心がけている人なんです。
レン　彼(nisa)は(石田)純一タイプです。その性格を、きっとこの日のライブでも観れると思います。

――『チョコレートホイホイ2018』の日は、誰が一番紳士だったのかも見えてくるわけだ。
レン　この日を「誰がジェントルマンなのか大会」にしてもいいんじゃない?
悠　それやったら、俺、絶対にビリやん。
nisa　いや、そんときだけ紳士を演じてればいいんだよ。
レン　あっ、nisaの汚い本音が出た（笑）。
nisa　いや、俺はいつも紳士だけど。たとえばの話、悠もその日だけは女の子たちの前で紳士な気分になりきって演ったらいいのになってことだよ。

――悠さんは、つねに野生味を魅力にしていく人ですからね。
悠　なんか俺って、普段から全然人に媚びない性格のせいか全然紳士には見えないんですよ。だから、その日だけは紳士と言われても…媚を売ったような姿を見せるのは出来ないなぁと思ってるから、きっと無理（笑）。
 

学生の頃って、ヤンキーや表立って目立ってる人、俺のようにちょっと育ちの悪い人ってモテるじゃないですか。だから、毎年チョコを貰えるのは当たり前の感覚でした。

――みなさんの学生時代、バレンタイン時期にはどれくらいチョコを貰ってました?悠　俺、全然貰った記憶がないっすね。
凪　僕は、1-2個程度です。
nisa　俺の学生時代は義理チョコ文化が浸透してたんで、義理チョコの数だけは多かったです。

――そこは、モテ系男子だったんですね。
nisa　っていうか、クラスの女の子たちとは仲良くするタイプだったんで、広く浅くチョコをもらってました。ただ、本命となると、話は別になっていくんですけど…。
レン　俺は、チョコを貰ってたほうじゃないですかね。学生の頃って、ヤンキーや表立って目立ってる人、俺のようにちょっと育ちの悪い人ってモテるじゃないですか。だから、毎年チョコを貰えるのは当たり前の感覚でしたね。

――バンドを始めてからは、その数も一気に増えた形だ。
レン　バンド活動を始めてからは、貰うのはファンの子たちからのみです。でも、それが嬉しいんですよ。

――『チョコレートホイホイ2018』の日も、メンバーのみなさんはたくさんのチョコを貰えるんでしょうね。
レン　2年前に『チョコレートホイホイ2016』をやったときは凄かったな。あのときは、部屋の中が貰ったチョコだらけになったくらい。さすがに短期間では食べきれなくて。だけど、せっかくみんなからいただいたチョコなんで、ゆっくり期間をかけて食べました。
悠　俺も全部食べました。
nisa　俺も全部食べました。
凪　俺、実家にもおすそ分けしました。
悠　あの頃の俺、朝起きたら糖分補給としてチョコを食べる習慣があったから、あのときは一気に手元にチョコが増えて…(第2回に続く)
 

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