INTERVIEW

Smileberry ロングインタビュー 第1回(全4回)「「Super Smile Rock!!-泣き虫退治-」をコンセプトに掲げた方向性はドストライクって感じかな!?」

Smileberry


「Super Smile Rock!!-泣き虫退治-」をコンセプトに掲げ、「音楽でたくさんの笑顔を実らせることを目標にポップな楽曲を中心に活動」を開始したSmileberry。
9月9日には、ライブ活動に先駆けワンコインシングル『Smiley』を発売。『Smiley』のMV3万枚を無料配布した。12月には、大阪と東京を舞台にした「stylish wave CIRCUIT'15 冬将軍」へ出演。3月25日(金)には、TSUTAYA O-WESTを舞台に1stワンマンライブ「泣き虫退治。」も決定中。走り始めたばかりだが、早くもそのスマイルミュージックは全国に広がり始めている。そんなSmileberryの素顔を、ここに紹介しよう。


インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa


 

バンドって、1曲目を作るうえでいろいろと考え、悩むと思うんですけど。このバンドの場合、Motokiがササッと作ってくれた『Smiley』に対して「これだっ!!」と思ったんで。


――まずは、Smileberry結成までの経緯から教えてください。
由奈 僕が新たにバンドを組もうとしたときに、昔からのバンド仲間であり、身近にいた音楽仲間を一人ずつ誘い、それで誕生したのがSmileberryなんです。律くんだけは、それまで顔は知ってたけど…という関係。でも、彼が以前のバンドでライブをやっているときから、そのたたずまいに惚れ込んでいたので仲間へ誘い入れました。

――バンド名にSmileberryと名付けているように、最初から明確なコンセプトを掲げながらスタートした形なのでしょうか??
由奈 最初に『Smiley』という楽曲が生まれたときに「このバンドは、このスタイルでいこう」と確信し、「Super Smile Rock!!-泣き虫退治-」をコンセプトに掲げて活動を始めました。

――それくらい、『Smiley』という楽曲に確かな手応えを感じたということだ。
由奈 そうですね。バンドって、1曲目を作るうえでいろいろと考え悩むと思うんですけど。このバンドの場合、比較的パッと『Smiley』が生まれたというか、Motokiがササッと作ってくれた楽曲に対して「これだっ!!」と思ったんで。
Motoki 僕が次の展開用にと作った曲をたまたま由奈くんに聞かせたとき、この曲につられて僕をSmileberryのメンバーに誘い込んだと言っても、そこは間違いではないんですよ。

――もしかして、それがSmileberry誕生のきっかけなの??
Motoki そうです。きっと『Smiley』を由奈くんが聞いていなかったら、Smileberryは誕生していなかったかも知れない。
由奈 Smileberryというバンド名も、『Smiley』が由来になって付けてるからね。

――Motokiさん自身も、明るく弾けた楽曲を軸に据えたバンドを求めていたのですか??
Motoki 僕は、楽曲を作るうえで毎回テーマを決めてから取りかかるんですけど。『Smiley』に関しては、「聴きやすい曲を作ろう」という狙いを持って作り始めたのがきっかけでしたね。

――その楽曲が、結果的にバンドの軸になるスタイルを担うとは…。
Motoki 思ってもいませんでした(笑)。
チャーリー そんなことまで考えんと、この曲は作ってたんやろ。
Motoki そう。いろんな表情を作れる中の一つとしてのこと。むしろ、この手の曲を作るのは、あまり得意ではないんですけど。変な狙いを持たず素直に作り上げたら上手くいった。なんか、そのパターンに『Smiley』がハマッた感じでしたね。

――今は『Smiley』のような表情をSmileberryは軸に据えているように、ポップな楽曲ばかりを作り続けていますよね。
Motoki そうなんです。だから、作るのが非常に大変です。

――自由に作ったつもりが、結果、「Smileberryとして活動していくうえでの一つの縛り」を作ってしまったような??
Motoki そうなんです(笑)。
チャーリー 身近で見てても、普段のMotokiが得意としている音楽性以外のスタイルが軸になってしまったせいか、楽曲を作るときにも、よく悩んでらっしゃるんでね(笑)。
Motoki Smileberryは「聴きやすさ」が大前提なので、あまりテーマを大きくは変えられないように、そこは毎回試行錯誤しながら頑張っています。
由奈 めっちゃリアルな言葉が出てきた(笑)。

 

 

 

見てのとおり、みんな明るい性格じゃないですか。こういう音楽を演るに当たって意外と向いてるんじゃないかなーと思うんですよね。


――他のメンバーは、Smileberryの軸になっている音楽性をどんな風に受け止めています??
チャーリー 自分は作曲に関わってはいないんで、割とお任せしているところはあるんですけど。「明るいポップな楽曲」という軸で縛っている割に、Motokiも、もう一人の作家のパルも似たような曲は作ってこないので、そういうところはすごいなと思います。
 僕も、器用な人たちだなーと思います。自分も作曲はするんですけど、彼らはいろんな楽器をしっかり打ち込んだうえでデモトラックを作る人たち。自分はそこまでの作り込みをしないから、そこはすごいなと思って見てる。
チャーリー 確かに2人とも、デモ音源の時点でしっかり作り込んでく性格やからな。
 しかも、明確な軸に沿って2人とも次々に曲を作ってくるように、そこがすごいというか…。
Motoki 今は、一つの縛りを設けてやってるけど。長い目で見たときに、そこがどう変わっていくのかは進んでいかなきゃわかんないこと。ただ、始めたばかりの今は、明確に「自分たちらしさを出してゆくのは大切なことだなー」と思ってる。だからこそ、あえて"軸を持った縛りをかけてる"わけなんで。

――作家陣の一人であるパルさんは、掲げた音楽的な軸をどんな風に捉えています??
パル 個人的には表現しやすい音楽性なんですね。このメンバー、もともとみんなロック好きなんですけど。見てのとおり、みんな明るい性格じゃないですか。こういう音楽を演るに当たって意外と向いてるんじゃないかなーと思うんですよね。きっとみんな、Smileberryの音楽性をまんざらでもなく楽しんでいるんじゃないですか!?

――今のSmileberryの音楽性には、メンバーの性格も巧みに反映されてると…。
パル キャラを作り込んで恰好をつけるとかも一切なく、みんな素でバンドへ向かいながら、それぞれの持ち味を出してると思うんで。僕から見たら、みんな「このバンドに向いてるメンバー」たちじゃないかな!?

――性格的に暗い人がいるわけではないし。
パル そうですね。みんな自然体でやってる。そこがいいんじゃないかな!?
由奈 確かに、そうだね。軸を縛ってとは言ってるけど。実際に曲制作している環境を見ていると、みんなナチュラルに、今の明るい音楽性を楽しんでいるのが見えてくるからね。
Motoki いやいや、縛りを持って曲を作るのって大変なんだよ。
由奈 でも最近のMotokiは、こっちが何か言わなくても、割と自分で縛りをつけてるんじゃない!?
Motoki そう。新しい曲を作りながら、たまに軸とは違った方向性に楽曲が進み出すと、「あれっ!?、俺は一体何処へ向かおうとしてるんだ!?」となってしまうからね(笑)。
パル 彼の胸の中には熱いロック魂が眠っているから、たまに、それが目を覚ますんですよ。

――楽曲自体は、とてもつかみを持ったキャッチーさを持っていれば、それが絶対体な魅力にもなっています。でも、ライブで活かすことを考えた場合、激しさを持った表情も必要になっていきません??
Motoki そうなんですけど。でも、ライブって暴れるだけがすべてじゃないので。僕らが積極的に活動していくことで、今のSmileberryが掲げている音楽性をしっかり根づかせてやろうと思っています。

――Smileberryと名乗りながら、いきなり暗い曲やデスボイスナンバーをやったら、イメージが変わっちゃいますしね。
Motoki 確かに、そうなったら違いますからね。
 

 

 

「Super Smile Rock!!-泣き虫退治-」をコンセプトに掲げた方向性はドストライクって感じかな!?


――9月10日から、Smileberryは本格的にライブ活動をスタートさせました。お客さんたちのリアクションはどんな感じですか??
Motoki みんな楽しく笑顔で騒いでくれているのが何よりですね。なので、すごく手応えを感じています。

――「Super Smile Rock!!-泣き虫退治-」をコンセプトに掲げた方向性は間違いではなかったと。
Motoki そうですね。むしろ、ドストライクって感じかな!?楽曲を作りながら、想像浮かべていたライブのヴィジョンとも上手く一致したなという感覚なんで。

――楽曲はどれも、明確なヴィジョンを描きながら作っている形ですか??
Motoki 僕に関してはそうですね。よくライブのイメージを頭に浮かべては、ライブでどう活きるかも想定したうえで曲を作ることも多いです。
パル 僕も、そう。あとは、ヴォーカルのキーが活きる音域を考えながら作ることも多いです。一度殺人的なキーをつけたら、さすがに…。
Motoki あれは無理やってー!!
チャーリー 人間の領域を超えたキーやったからね(笑)。
Motoki そう。キーが高いうえにブレスする隙間もない。さすがにそれは形にはならんかったからね。

第1回|第2回|第3回|第4回

 

   INFORMATION   

 

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<<カヴァ―シングル「NO MORE CRY」 2015.12.16 RELEASE!!>>

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品番:QFCV-20007
¥1,800+税
<収録内容>
【CD】
Tr.1 NO MORE CRY
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Tr.1 「NO MORE CRY」 MV



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定価:¥1,500+税
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<収録内容>
【CD】
Tr.1 NO MORE CRY
Tr.2 キューティーハニー
Tr.3 ハレ晴レユカイ



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Type A (CD+DVD)
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品番:VRSB-0002
<収録内容>
【CD】
Tr.1 Sun!Sun!Smile!!
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定価:¥1,500+税
品番:VRSB-0003
<収録内容>
【CD】
Tr.1 Sun!Sun!Smile!!
Tr.2 Go My Way
Tr.3 君に届きますように!



Type C (CD)
定価:¥1,500+税
品番:VRSB-0004
<収録内容>
【CD】
Tr.1 Sun!Sun!Smile!!
Tr.2 Go My Way
Tr.3 ワンダーワード

 


<<デビュー記念特別ワンコインシングル「Smiley」 ON SALE!!>>

 

[収録曲]
1. Smiley

2015.09.09 RELEASE / ¥540 (Tax in) / VRSB-0001
発売元:VR LABEL
販売元:ダイキサウンド
☆2015/9/21付
オリコンメジャーチャート週間ランキング48位獲得!
オリコンインディーズチャート週間ランキング5位獲得!!

 

 

Smileberry 1st ONEMAN「泣き虫退治。」

2016年3月25日(金) TSUTAYA O-WEST
開場17:00/開演17:45
前売券¥3,500(D別)/当日券¥4,000(D別)
[チケット]
・フライヤー先行(A001~)
9/22渋谷REX公演終了後配布フライヤー先行
購入規制:お一人様2枚まで

・先行抽選(B001~)
受付期間:10/3(土)~10/27(火)
購入規制:お一人様2枚まで

・一般発売(C001~)
11/3(火・祝)~

・バンド予約無し

・入場順
A→B→C→当日

 

EVENT LIVE SCHEDULE

Sick2 vs リライゾTOUR『10 killers』
10月4日(日) 池袋EDGE
10月9日(金) 心斎橋VARON
10月10日(土)HOLIDAY NEXT NAGOYA

V-LOVE VR Vol.214 supported by渋谷魂
10月6日(火) 渋谷REX

SHIBUYA-REX presents 「V-BAND 祭」
10月11日(日) 渋谷REX

VR TOUR#9[FINAL] 〜ReNY1周年、REX4周年おめでとう〜
10月15日(木) 新宿ReNY

DEAD or SMILE Booooming !!
10月20日(火) 渋谷REX

 

 

「stylish wave EXPERIENCE 無礼区 #02」出演!

10月24日(土) 大阪RUIDO
[出演] Smileberry / ベル / ジン / AvelCain / ALIVE / パノラマ虚構ゼノン

10月25日(日) 名古屋CLUB 3STAR IMAIKE
[出演]Smileberry / ベル / ALIVE / パノラマ虚構ゼノン / ジン

【各公演共通】
OPEN 16:00 / START 17:00
前売り ¥3,500- / 当日¥4,000- (消費税込み)
※オールスタンディング / 入場整理番号有 / ドリンク代別
 

 

「stylish wave CIRCUIT'15 冬将軍」出演!

12月26日(土) 大阪MUSE
[出演] Smileberry / the Raid. / AvelCain / ベル / ギガマウス / パノラマ虚構ゼノン
開場 : 16:00/ 開演 : 17:00
前売 : ¥3,700 / 当日 : ¥4,200 (ドリンク代別途)
ローソンチケット:0570-084-005
チケットぴあ:0570-02-9999
イープラス:http://eplus.jp
ライカエジソン大阪 06-6252-6262

 

「stylish wave COUNTDOWN'15-'16」出演!

2015年12月31日(木) 新宿ReNY
[出演] Smileberry / ダウト / GOTCHAROCKA / SCREW / BORN / Black Gene For the Next Scene / グリーヴァ / ジン / AvelCain / ベル / ギガマウス / えんそく / 黒百合と影 / RoNo✩Cro / 少年記
開場 14:30 / 開演 15:30 ~終演25時
前売り¥5,800(税込) 当日¥6,500(税込)
※本公演は深夜におよぶ公演の為、18歳未満の方は保護者の同伴もしくは保護者の同意書が必要です。
※オールスタンディング (入場整理番号有り ) /ドリンク代別

 

 

その他ライブ情報や最新情報は OFFICIAL WEBSITE、Twitterをご覧ください。

【 Smileberry OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.smileberry.jp/