INTERVIEW

Moran ロングインタビュー 第1回(全4回) 「「『dark』に描き出した面ではないMoranの表情を強調した楽曲たちを集めたい」。それが『but Beautiful』の始まりの合図。」

Moran

7月にシングル『but Beautiful』を発売。この夏は、「stylish wave CIRCUIT'14 夏の陣 "今宵狂乱"」への出演。8月31日には、日比谷野外音楽堂を舞台にした「stylish wave ILLUSION'14 "真夏の狂宴"」にも登場。9月21日(日)には、赤坂BLITZを舞台にしたワンマンライブ『「The Chaotic Movement」~あるいは再挑戦という名の帰還~』も控えている。
そんなMoranの声を、4週に渡ってお届けしよう。
 

撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:長澤智典
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Tomonori Nagasawa
 

「stylish wave」と言えば、やはり星子さんの存在は欠かせない。


――この記事を目にする頃には、夏のイベントの真っ最中。SoanさんやHitomiさんは、以前にも「stylish wave」の魅力について語っていただいたので。せっかくですから今回は、Siznaさん、viviさん、Ivyさんが感じている「stylish wave」というイベントの印象について聞かせてください。
Sizna 一番に感じているのが、イベントに来てくれるファンの子たちは、もちろん目的のバンドもいるんだろうけど。それ以上に、「stylish wave」というイベント自体を観に来てるっていう印象。「そこが特徴的なイベントだなぁ」と自分は思ってて。
 今って、好きなバンドのライブが終わったら帰ってしまう風潮ってあるじゃないですか。でも「stylish wave」に関しては、最初から最後まで、そのイベント自体を楽しんで帰ろうという風潮がそこにはある。そこが素晴らしいイベントだなと、出るたびにいつも感じています。
vivi これはSiznaくんが言ったことにも繋がるんですけど。お客さんがイベント自体を楽しんでいれば、楽屋裏では、バンド同士もすごくラフな付き合いが出来てるというか…。楽屋でもよく、あちこちで楽しく会話を繰り広げてゆく風景が生まれているし。その楽しさが、それぞれのライブ・ステージにもすごく反映されていくんですね。そういうフレンドリーな関係から、いきなりセッションが生まれたり。まさに「stylish wave」は、お客さんたちも、バンド側も一緒になって楽しんでゆくイベント。そんな印象がとても強いです。

――楽屋でも、いろんなバンドさん同士が楽しく繋がりあっていますもんね。
vivi そうなんです。「stylish wave」のイベントに出たことで仲良くなったバンドさんもいるし。そういう「このイベントって楽しいな」という空気は、やっぱしステージにも反映されるんですよね。そこは、自分たちでも大事にしていきたいところです。
Ivy 「stylish wave」って、それこそ「みんなで盛り上がろうぜ!!」という、出演するバンドみんなが仲間意識を持って舞台に立っている印象をすごく持っていて。 だからこそ、いきなり他のバンドさんのステージに飛び入りしてしまうような空気も生まれていくんだろうし。それって、「stylish wave」独特の空気なんですよ。それと、星子さんのポテンシャルがとにかく高い!!
Soan それは間違いない!!
Ivy 前に、仙台で行われた「stylish wave」に出たときのことなんですけど。星子さんが「今、新幹線に乗って会場まで駆けつけたよ」と言っては、その日出演していたバンドさんらと写メを撮りだし。撮り終わったとたん、「これからまた東京で仕事だから」と、そのままとんぼ帰りしていったこともあったり。
 地方での「stylish wave」公演でも、もちろんバンド同士は和気あいあいやっているんだけど。そこに星子さんが現れるだけで、その場の空気がさらに和んで温ったかいものになっていく。それが毎回、すっごい印象に残っているんですよ。
 
――SoanさんやHitomiさんは、星子さんとの付き合いも長いですもんね。
Soan 前のバンドの頃からなんでね。最近の星子さんを見てて感じるのが、「今のビジュアル・シーンに新しい風を吹かせよう」としている想い。それこそ、ここ何年かは「世代の壁をぶち破る」とテーマを掲げては、上も下もと、いろんな世代のバンドたちを一つのイベントに集約させながら、このシーン自体の活性化を計っているじゃないですか。
 ただ、なんとなくバンドを集めてイベントをしますではなく。むしろ、いろんな世代のバンドたちが、「俺も、俺も」と混ざりたくなっていく。そういう空気を持った場を作りあげている印象は、最近とくに強く感じること。
Hitomi あと、若手の活性化ね。
Soan そう。最近の「stylish wave」はとくに、若手を成長させる場にしている傾向を強く感じてる。そういう場に自分らも参加させてもらえることで、自分たちもいい刺激を出演バンドさんらからもらえていける。


――夏のツアーでは、Moranがみんなを引っ張ってゆく立場ですけどね。
Soan MoranとLycaonがね。最終的にはHitomiが引っ張っていくんじゃないかな??
Hitomi えっ、俺が一人で(笑)??
Soan アンコールの声がかかったら、星子さんと一緒に出て行くとか。
Hitomi えっ?!俺と星子さんが一緒に肩組んで出ていくの??
Soan そう。で、Hitomiが「じゃあ、星子さん一緒にhideさんの曲を唄いましょう」とかやるのはどう(笑)??
Hitomi それ、どうなんだろうねぇ(笑)。
 

 

 

真夏の日比谷野外音楽堂に向けて…。


――Moranの場合、8月31日に日比谷野外音楽堂で行われる「stylish wave ILLUSION'14 "真夏の狂宴"」にも出演します。
Soan 日比谷野外音楽堂に出るメンツは、割とキャリアの近いバンドが多いというか、顔馴染みのバンドばかりだし個性のあるバンド達なので非常に楽しみです。しかも、最後のセッションも楽しみなことになりそうだし。
vivi 日比谷野外音楽堂でのライブ自体が初めての経験だから楽しみなのに、そのうえで、仲の良いバンドさんらと一緒にセッションを演っていけるのは、とても楽しみなこと。まだ具体的なことは秘密にしておくけど。ビジュアル・シーンを作ってきた偉大な先輩の曲を、この素晴らしい面々でセッション演奏していけるのは、すごく楽しみにしていることです。

 

 

 

「『dark』に描き出した面ではないMoranの表情を強調した楽曲たちを集めたい」。それが『but Beautiful』の始まりの合図。


――続いては、7月に発売された最新マキシ盤『but Beautiful』の魅力を、ここで改めて検証したいなと思います。最初に、どういった想いのもと制作に入ったのか?!そこから教えてください。
Hitomi 『dark』というミニ・アルバムを受けての作品になることから、「『dark』に描き出した面ではないMoranの表情を強調した楽曲たちを集めたい」という想いから、選曲は始まりました。
Soan その時点からすでに、7月と10月にマキシ盤を出すという流れを決めていたように、その2枚の作品をどう分けて表現するかも考慮に入れてたことでした。
 

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【初回限定盤】
S.D.R-273-A ¥1800+税
2曲+PV1曲入り
[CD]
[収録曲]
1.堕落へと続く偏愛の感触(Lyric:Hitomi Music:Soan)
2.Memorable(Lyric:Hitomi Music:Soan)
PV.堕落へと続く偏愛の感触(Lyric:Hitomi Music:Soan)


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3曲入り
[収録曲]
1.堕落へと続く偏愛の感触(Lyric:Hitomi Music:Soan)
2.Memorable(Lyric:Hitomi Music:Soan)
3.グロテスク ライド(Lyric:Hitomi Music:Sizna)

 

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【初回限定盤】
S.D.R-270-A / ¥1800+税
2曲+PV1曲入り
[収録曲]
1.but Beautiful(Lyric:Hitomi Music:Sizna)
2.秒魔(Lyric:Hitomi Music:vivi)
PV.but Beautiful(Lyric:Hitomi Music:Sizna)


【通常盤】
S.D.R-270-B / ¥1500+税
3曲入り
[収録曲]
1.but Beautiful(Lyric:Hitomi Music:Sizna)
2.秒魔(Lyric:Hitomi Music:vivi)
3.Break the silence(Lyric:Hitomi Music:Soan)
 


 

Moran Oneman Tour「博愛よりも偏愛を」開催決定!!

10月04日(土) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE(○)
10月05日(日) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE(●)
10月18日(土) 柏PALOOZA(○)
10月19日(日) 柏PALOOZA(●)
10月25日(土) 高田馬場AREA(○)
10月26日(日) 高田馬場AREA(●)
10月31日(金) 大阪MUSE(●)
11月01日(土) 大阪MUSE(○)
11月08日(土) 名古屋E.L.L(○)
11月09日(土) 名古屋E.L.L(●)
11月14日(金) 金沢AZ(○)
11月16日(日) 福井CHOP(●)
11月22日(土) 札幌KRAPS HALL(○)
11月23日(日) 札幌KRAPS HALL(●)
11月29日(土) 仙台MACANA(○)
11月30日(日) 仙台MACANA(●)
12月06日(土) 博多DRUM Be-1(○)
12月07日(日) 博多DRUM Be-1(●)
12月10日(水) 松山サロンキティ(○)
12月13日(土) 岡山IMAGE(○)
12月14日(日) 岡山IMAGE(●)
12月19日(金) 新横浜NEW SIDE BEACH!!(○)
12月20日(木) 新横浜NEW SIDE BEACH!!(●)
(○)=表公演、(●)=裏公演

◆チケット発売中!◆
[開場・開演時間(※表・裏公演共に)]
平日・土曜日公演:開場18:00 開演18:30
日曜日公演:開場17:00 開演17:30

[料金(※表・裏公演共に)]
adv¥3500 day¥4000(D代別)
※会場によってドリンク代金が異なります。各ライブハウスのHPなどをご覧ください。

 

 

Moran Oneman Live決定!
「The Chaotic Movement」~あるいは再挑戦という名の帰還~

9月21日(日) 赤坂BLITZ
開場/16:30 開演/17:00
料金/adv¥4000 day¥4500(D代別)
7月19日(土)~下記プレイガイドにて発売開始!!
●Moranライブ物販
●ローソンチケット http://l-tike.com/ (tel:0570-084-003)(Lコード:78993)
●イープラス http://eplus.jp(PC・携帯共通)
問い合わせ/H.I.P(tel:03-3475-9999)

 

 

stylish wave ILLUSION'14 "真夏の狂宴"
8月31日(日) 日比谷野外音楽堂
出演:ダウト / 己龍 / R指定 / Moran / DIAURA
OPEN:16:00 / START:17:00
前売¥5,800 / 当日¥6,500(tax in)
*驚愕の大セッションは、敬愛するhide曲に決定!ビッグサプライズの予感!!

★チケット発売中!
サンライズオンライン:[購入ページ]
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:71020) [購入ページ]
チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:224-458) [購入ページ]
CNプレイガイド:TEL 0570-08-9999 [購入ページ]
イープラス:[購入ページ]
ライカエジソン東京:TEL 03-3369-3708
ZEAL LINK:TEL 03-5784-9666

 

 

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【 Moran OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.moran-web.net/