レイヴ スペシャルインタビュー「レイヴの掲げているバンド・コンセプトが「フラチズム 」。「不埒なこと」や「エログロ」なことこそ、僕らの中では一番表現しやすいことなんで。」
2012年8月に福岡で誕生したレイヴ。結成からまだ2年経ってないにも関わらず、すでに福岡DRUM SONをソールドアウトさせるほど九州では急激に人気を上げている。
現在は、東京など地元以外の場所でも積極的にライブ活動中。今年5月には、PS COMPANY所属後第一弾シングル『トイパレッドワルツ』をリリース。8月20日(水)には、第二弾シングル『アクメ狂詩曲』の発売も決定している。8月29日には、渋谷REXで開催になる「stylish wave EXPERIENCE~夜明け前の殺陣~」にも登場。ここに、レイヴをいち早く紹介しよう。
TEXT:長澤智典
――8月に結成2周年を迎えるレイヴ。まずは、メンバーの繋がりや結成までの経緯から教えてください。
悠 もともと僕とレンと凪の3人で前身バンドをやってました。そのバンドと、よく対バンしていたのが、みくるが演っていたバンド。ちょうど同じ時期に、お互いのバンドの解散や脱退などがあったことから、「じゃあ合体して、一緒にやろう」というのが始まりでした。
nisaも、地元の後輩バンドとして活動して。前々からデザイン関係でお世話になっていたことから、「どうせならバンドも手伝ってよ」とメンバーとして呼び入れ、前のギターが脱退後 、この5人で正式に活動をスタートしました。
――福岡のビジュアル系シーンでは、横の繋がりもかなり頻繁にある形なんですか??
悠 向こう(福岡)で活動しているビジュアル系バンドの数は、こっち(東京)に比べると、比較するのも嫌になるくらいメチャクチャ少ないです。今って、どれくらいの数、活動してる??
nisa 両手で数えられるくらい??
レン 東京に来たら、福岡の十数倍の数はビジュアル系バンドが活動してるじゃないですか。それは、すごいことっすよ。向こうだと、イベントで共演するバンドは毎回ほぼ一緒だからね(笑)。
みくる その変わり、みんな仲良しだし。すっかり呑み友達状態です。
レン みんなの結束力も強い。だから、それぞれのバンドが解散したときも、こうなるのが決まっていたように、自然と集まり、レイヴの結成まで進んだわけだからね。
――レイヴは、結成から4ヶ月後には福岡DRUM SONでワンマン・ライブを行うまでに成長しています。短期間で人気や集客を集められるようになった要因も気になります。
悠 意外と客観的に自分らのバンドのことを分析していたからかな?!いろいろ思いついたことをライブで実践しながら、「これは俺らに合うやり方」「これはちょっと違う」といろんなことを試し、「似合う方法」を積み重ねてきたことが大きいのかも知れない。もちろん、その試行錯誤だって、まだまだ全然途中の段階なんで。
レン 徐々にだけど。でも、着実に見つけて来ているように、そうやって、もっともっとレイヴの色を追求しようというのは、今でもやっていることだからね。
――現状で言える「レイヴの持ち味」って何だと思います??
レン バカで変態なところじゃないですか(笑)。
みくる 欲望のままに活動してるっていうのが、一番の魅力でしょうね。
レン レイヴの掲げているバンド・コンセプトが、「フラチズム 」。「不埒なこと」や「エログロ」なことこそ、僕らの中では一番表現しやすいこと。なんで、それをもとにいろんな表現をしてるというか。
nisa それも狙ってじゃなく、素の自分らで活動していたら自然とそうなった感じですね。
レン そう。自然と出てきたものがそれ(不埒)だった。実際、みんな変態じゃん!!いろんなフェティシズムを持ってるし、そこは変わった奴ばっかなんすよ。
悠 性癖って、人なら誰もがいろんな形で持ってるものだけど。それをみんな、普通は隠して生きてるじゃないですか。うちのメンバーにも、そこを隠してる人はいますけど。でもみんな、基本は平気で外に出してしまっている変態ばかり。しかも、そこの要素をギュッと凝縮したのがレイヴなのも確かなこと。
「人なら誰もが持ってるいろんな性癖をわかりやすく感じさせている」から、みんなレイヴの世界に入り込みやすければ、そこでハマッてしまうんだろうと思う。
レン 「人間の持つ欲望をギュッと濃縮」して表現しているからこそ、みんな気持ちを投影しやすいんだと思う。
――レイヴの楽曲やステージングを見ていると、そこは強く感じます。親しみを持ったハチャメチャさ?!。そこへ親近感も覚えますからね。
レン ステージに立ってライブをするときは、みんな「バカになって楽しもうぜ」という気持ちでやっているんで。
悠 レイヴの場合、「お前はこういうキャラだから、こういうことをやっちゃ駄目」みたいな決まりは一切ない。むしろ、みんな素のままでやってるほうがバランスが良くとれるんで、そのままでいいかなと(笑)。
凪 何事も作り込みは良くない!!むしろ、最初にパッと感じた感覚こそをレイヴは大事にしていきたいんです。
悠 そうだね。「これはいい曲だ」とひらめいて作った曲を、「さらに良くしよう」とみんなで煮込み過ぎると、完成したあとに「なんか、最初よりダサくなってない?!」となってしまうことも実際あるんですよ。とくにこのバンドは、第六感って言うの?!最初にビビッときた感覚を大事にしていったほうが絶対にいいものになるんで。
――ここでは、各メンバーの個性を探りたいなと思います。ヴォーカルのレンさんは、どんな人ですか??
nisa まぁ、バカですよね(笑)。でも、バカでないと駄目というか…。彼は、自分の本能のまま、変に深いことなど考えすぎずに何事もイッたほうがすごくイキるタイプなんで。
凪 みんなにも言われてることなんですけど、レンは「バカリスマ」なんですよ。
――バカリスマ??
凪 そう。普段はバカなんですけど、時折魅せるカリスマ性にものすごく惹かれてゆく。まさに「バカリスマ」な存在なんですよ。
――ギターのnisaさんは、どんな方なんですか?!
悠 これは、良い意味でのことなんだけど。政治家みたいにお固い人。それくらい、頭カッチカチな人ですね。でも、他のメンバーがみんな適当な性格の人らばかりなんで、nisaのような頭カッチカチな人がいたほうが、全体としてのバランスは取れてるのかな?!
みくる 彼の場合、長所は、そのまま短所にもなる人だからね。
――それは、どういうこと?
みくる nisaは、このメンバーみんな気付かないところによく気付いてくれるんですよ。そういう面ではすごくありがたい存在なんだけど。でも、「こう」と思った物事にはとにかく突き進む性格だから、「それ、言わなくてもいいやろ」ということまで言ってしまうんですよ。その空気を読めないところが…。
――そこ、なかなか難しいところですね。
みくる もちろん、「nisa、気づいてくれてありがとう」ってメッチャ感謝するときもあれば、「その発言、今言うべきじゃないですよ」と困ってしまうこともある。でも、それがnisaなんで。
nisa そこは勝手な使命感というか。物事によっては、誰かが言わなきゃいけないことってあるじゃないですか。自分に関わるすべての物事に妥協はしたくないからこそ、嫌われ者になっても構わないから、あえて言ってしまうことはある。
――ギタリストとしては、どうなんですか??
悠 いい意味で親父くさいプレイヤーっていうか、濃厚な味の出た、親父的(泥臭い)な熱いギターを弾く人だね。
――ドラマーの凪さんは、どんな方ですか??。
悠 糞ガキ?!。子供ですね(笑)。実際、メンバーとはちょっと歳も離れてるように、一番年下なんで。
レン 夜の21時には寝て、朝の7時には起きてるからね。でも、ドラマーとしては、きっちりと自分の仕事をまっとうしてくれる。
悠 プレイにも、凪の性格はそのまま出てるからな。ただし、一度テンパってしまうと、ハプニングなどに対してまったく対処出来なくなる。
レン そう。ライブ中にトラブルが起きると、途端にアタフタするんですよ。だから、まぁ、テンパった姿を見て、お客さんらが「可愛い」と言ってしまうような奴なんでね。
悠 癖はあるけど、人間的にはいい奴だから。
凪 よく、「変わってる」とは言われます。
nisa そうだね。自分に素直と言うか、思ったことを素直に言葉にするんだけど。その思ったことの発言自体が普通じゃなくて、どっか斜め下からキテる感じなんで。
――もう一人のギタリスト、みくるさんの持ち味も教えてください。
レン nisaの場合、すべてをギターで表現する人なんだけど。みくるは、ギターのみならず、コーラスも担当すれれば、楽曲やステージ構成次第では踊ったりもするんですよ。
レイヴは、nisaのようなどっしりとしたギタリストと、みくるのようなトリッキーなギタリスト、この2人のバランスで成り立ってるようなもんだからね。
nisa 互いにギタリストとしてのタイプが違うんで、そこが、いいバランスかなと思う。
悠 まぁ、性格的にはダメ人間というか、だらしないというか。そこが、みくるっぽさなんだろうけどね。
レン レイヴの中のゆるキャラみたいなもんですよ。みんながキチッとしている中だからこそ、みくるのようなゆるキャラみたいな存在がいると、バンドの雰囲気も、その場の環境も和んでいく。そこがいいんだろううね。
悠 空気を和ませる担当。
みくる 僕は、マイナスイオンを発生させる空気清浄機みたいな存在なんですよ。ちょっと壊れやすいけど(笑)。
――ベースの悠さんは、どんな方ですか??
凪 人間的にもきっちりとしているように、そこが良さなんですけど。いつも怖い雰囲気を出してれば、たまに、人をイラッとさせる演奏もする事もあるんですよ。
悠 えっ、そうだったの??
凪 でも、どっしり派な、"漢なベーシスト"だと思います。
悠 どっちなんだ??(笑)
凪 バンド関係のことは一番きっちりしている人なんで。他のメンバーが出来ないことを率先してやってくれるように、そこは感謝しています。
レン 一応、対外的には悠がリーダーってことになってるみたいだけど。実は、そういう話は一回もしたことないんですよ。ただ、レイヴを組んだときから、気がついたら全体の進行を取り仕切っていたように、悠自身も「俺がやるしかないんだろうな」というリーダー的な気持ちは自然と持ってるんじゃないか?!とは思ってる。
悠 自然の流れとして、バンド内でリーダー的な役割を求められるのであれば、それをやるのは構わないんだけど。そういう内情も知らない人から、「リーダーなんだからさ」みたいな言われ方をすると、「いやいやいや」と言いたくはなる(笑)。
――5月にPS COMPANY所属後第一弾シングル『トイパレッドワルツ』を発売。8月20日には、第二弾シングル『アクメ狂詩曲』をリリースします。今年に入り、コンスタンスに作品リリースを行い始めましたよね。一つ特徴として感じたのが、『トイパレッドワルツ』まではデジタル色を強く押し出していたのが、新作の『アクメ狂詩曲』では"生音な感覚"をとても大切に表現していることなんですよ。
レン 今回の『アクメ狂詩曲』では「生感」を大事にしようとなって。メンバーそれぞれが、その意識を持ってレコーディングにも望んでいたんでね。
nisa 実は、『トイパレッドワルツ』を作る頃から、その後の展開もいろいろと考えてたというか。ホップ、ステップ、ジャンプの最初に当たるホップの部分が『トイパレッドワルツ』なんですよ。そのホップを踏まえたうえで、『アクメ狂詩曲』をステップにし、その後も続いていく…かな?!って構想は持っていたことなんで。
――と言うことは、1枚1枚作品ごとに特色を出そうと??
レン そうなんです。
――PS COMPANY所属後第二弾シングル『アクメ狂詩曲』の1曲目に収録したのが、表題曲の『アクメ狂詩曲』になります。作曲を手がけたのはみくるさんです。
みくる 昔からレイヴのことを知ってる人なら気付いてることなんだけど。第一弾シングルの『トイパレッドワルツ』は、それまでのレイヴにはない新鮮な楽曲なんですよ。
つまり、先に新しい挑戦を作品化したからこそ、今回は「これぞレイヴ」って曲を提示しようとの狙いから、まさに「レイヴの必殺技」というか。「レイヴの得意な表情」であり、これから先の展開へも繋げるため、そこに新しい要素も加えた曲として『アクメ狂詩曲』を作りました。
この『アクメ狂詩曲』を聴けば、『トイパレッドワルツ』を聴いて「レイヴは変わっちゃったのかな?!」と心配になった子たちも安心するというか。レンが歌詞に書いた「おかえりなさい」という言葉のように、まさに、「おかえりなさい、レイヴ」って感じになれると思う。
レン みくる、いいこと言ってくれたなぁ。俺、「おかえりなさい」の言葉には、その想いも重ねてたんだよ。
みくる そういう想いも含んでの楽曲だったんで、この『アクメ狂詩曲』を第二弾シングルの表題曲に持ってこれたのが、僕としてはメッチャ嬉しかったんです。歌詞も、さすが「バカリスマ」って感じで、読んで「すごいな」と思ったからね。
――歌詞には、S○Xしてるときのイキまくった男女の姿を描写しつつ、相手がいないと人生が成り立たないくらい、お互いを強く求めあってゆく想いを描き出していません??
レン 『トイパレッドワルツ』を作った時に次のイメージはすでに出来ていて、歌詞は、みくるの持ってきた曲を聴いたときにこの曲なら書ける、この曲しかないと思い書いたんだけど、楽器隊が今回「生感」を大事にしてたんで。「じゃあ、俺も生感を出そう」となって…。
――歌詞に登場する男性は、レンさん自身なんですか??
レン いやいやいや。これは、世の中の男性なら誰にもハマるというか…。自分も、こういう「相手を調教したり、調教されたり」という関係は嫌いじゃないですけど(笑)。
みくる むしろ、ここに出てくる男性は自分のほうが近いかも(笑)。自分はどっちにもなれるというか。『アクメ狂詩曲』の歌詞を読んだとき、調教する側もされる側も、その両方の気持ちがわかりましたからね。
――歌詞の持つエロティックさこそ、レイヴの持ち味の一つじゃないですか??
レン そうなんだけど。ただ、勘違いして欲しくないのが、ただ単にエッチなことを唄っているわけではないってこと。
たとえばの話、男女の関係の中、愛や嫉妬だったりが起きるのも、すべては欲望がそこに生まれるからこそのこと。だから、この歌詞と同じような体験をしてなくても、ここに記した男性や女性と同じ気持ちというのは、誰しもが感じれることのはず。
――あー、確かに。
レン 世の中は男と女で成立しているように、両方がいてこそ成り立つものじゃないですか。まさに、男と女は切っても切れない関係。つまり、ただただエッチなことを描写しているのではなく、その中には、「人が持つ欲望」の部分を塗り込みながら書き記している。なので、そこまで深く読み取ったうえでレイヴの楽曲を聴いてもらいたい。
――人は誰もが欲望を持って生きているように、とらえ方を変えれば、どれもあり得る感情だし、わかる内容ですからね。
レン そう。欲望を持ってない人間なんて、この世にはいないと思いますよ。
――しかもレンさんは、その欲望をオブラートに包むことなく、思いきり大胆に、ダイレクトに伝えていく。
レン レイヴは、剥き出しな感情を表現しているバンドのように、そこの部分こそを好きになってもらいたいからね。それに、何事もやっぱ「生が一番いい」んでね。
――悠さんは、『アクメ狂詩曲』に対してどんな印象ですか??
悠 レイヴの中のドストライクな曲というか。気持ちの面をすごいストレートに歌詞にも曲にも出した作品だと思いますよ。
nisa この曲は、どこかダークさを持ちながら。その妖しさを男女の関係に照らしあわせ表現していった曲。演奏面でも、演奏陣の格好良いプレイが活きてるし。そういった面でも、男女の世界は「暗い」や「アブノーマル」だけじゃなく、「格好いい世界」もあるんだということを、この曲を通して感じてもらえたらなと思う。ギターソロも、激熱に弾いてるんで、そこもぜひ聞いてもらえたら嬉しいな…と。
凪 この曲は本当にわかりやすく想いの伝わってくる曲。今までのレイヴが好きな人たちは、もちろん。新しくレイヴのことを好きになってくれた人たちにも、「あっ、これがレイヴの持ち味なんだ」というのをすぐにわかってもらえると思います。
――2曲目には『バーーーカ』を収録。こちらは悠さんの手がけた楽曲です。
悠 こういう昭和チックなアプローチも有りじゃないか?と思って作った曲ですね。いつもサビのメロディーから作るんだけど。この曲も、そうで。
作ったサビメロがすごく昭和の歌謡曲っぽかったんで、楽曲全体をそういう風に染め上げました。
――歌詞は、ネットで誹謗中傷をやらかす厨たちを思いきりディスった内容です。
レン こういうネットで誹謗中傷をし続ける人らって、自分からしてみれば「バカじゃないの?!」と思えてくることなんで。「そんなことやってる時間があるなら、もっと自分の時間を有意義に使ったほうがいいのに」って思うんですけど。だからと言って、すべてを非難しているわけじゃなくて。後半の歌詞に「お蔭様で人気者です。ある意味感謝してる」と書いたように、そういう人がいるから売名行為も起これば、それで火が付く人もいるように、その流れを全部否定するのも違うのかな?!と。
この『バーーーカ』にサブタイトルを付けるとしたら、『バーーーカ(ありがとう)』となる。それくらい、バカな行為だと思いながらも全部は否定していないんです。まぁ、ここに書かれてることって、今や、学校や会社などの環境の中でも当たり前にあることだからね。
nisa そうだね。楽曲的には、まさに歌謡曲テイスト。初めて聴いたときから、なんか初めて聴いた気がしない、どこか懐かしさを感じていたのも、自分もそうだけど。誰しもの中に「日本人としての心」があるからなんだろうね。実際、とても聴きやすい曲になったなと思ってる。
凪 ドラムは、昭和歌謡の持つチープさを出すために、あえてチープスリルな演奏を心がけました。
みくる 『バーーーカ』はレイヴ初の、同期を一切取り払い、生音のみだけで成り立たせた曲なんですよ。コーラスも、僕がレイヴで初挑戦。レンとデュエットしたような雰囲気。昭和テイスト含め、レイヴにとってもいろんな初挑戦の詰まった楽曲になりました。
――「通常盤」には、とてもセンチメンタルでロマンチックな『夏果て。』を収録しました。
悠 曲を作る段階から、「夏の曲にしたいなぁ」と思って。だから、すごく繊細で、しかも懐かしい感じを出した楽曲を作ったら、レンもいい感じの切ないロマンチックな歌詞を乗っけてくれた。こういう形でレイヴが夏の曲を表現したことで、お客さんたちも、意外な嬉しい驚きを感じてくれるんじゃないかな?!むしろ、「レイヴはこういう表現も出来るんだぞ」という姿勢を提示出来たなとも思えてるんで。
みくる まさに、夏にピッタリの曲なんだけど。同時に、学生時代の恋愛のことを思い出してしまう歌なんですよ。こういう恋愛や、恋をしたときの気持ちって、きっとみんな通ってくる経験だと思う。自分も『夏果て。』を聴きながら、「あのとき、もっと「好き」と言っておけば良かった」と後悔する気持ちが蘇ってきたり。今でも、こういう気持ちになることだってある。。。この曲を聴きながらお酒を飲んでると、泣きたくなります。
凪 僕はこういう経験の道を通ってないんで、「こういう恋愛経験をしてみたいなぁ」という気持ちになりましたね。ドラムを叩くときにも、いろんな妄想を頭の中で繰り広げてました。
nisa 『夏果て。』は、ホントいい曲っすよね。自分も、昔を思い出してたというか。ちょっとセンチメンタルでノスタルジックな気分に陥ってくような…。
もともと、そういう世界観が個人的に大好きで。それこそ、宮崎駿作品や新海誠作品のような舞台背景が、この曲を聴いてると浮かびますからね。そんな懐かしさが、すごくいいなーと思える歌です。
レン 悠がデモ音源をみんなに聴かせたときから、誰ともなく「これは夏の歌だね」という言葉が出てきてたくらい、まさに夏の風景を載せるべくして生まれた曲。
自分で歌詞を書いてて言うのもなんだけど。「浴衣の君が、少しだけ僕のシャツを握りしめてた」シチュエーションとか、想像するだけで胸がキュンとしちゃいますよね。一緒に花火を観に行く中、浴衣でちょっと歩きにくいからこそ、ついシャツの後ろをキュッと握ってしまう。。。
――そこ、すごくロマンチックな描写ですよね。
レン 自分にも、そんな時代があったんですよ。こんなピュアな少年だったのに、いつの間にか大人になるにつれ汚れてしまった(笑)。だけど、今でもこういう気持ちがあるからこそ、こうやって歌詞に書けるんですよ。
――確かに。いきなり少年の頃から『アクメ狂詩曲』のような人だったら、逆にヤバいですからね。
レン いきなりそこから始まってたら、その先、何処へイッちゃう?!状態だから(笑)。
――「初回限定盤」には、『アクメ狂詩曲』のMV(父兄同伴鑑賞可)が収録になっています。しかも今回、「初回限定盤」と「通常盤」の両方を買った人のみに、スペシャル特典物として『アクメ狂詩曲』(無修正版裏)MV(1人鑑賞推薦)版がプレゼントになります。※先着
レン 裏に関しては、もう18禁作品なので、ぜひ観て欲しいです。
みくる 表版の『アクメ狂詩曲』はMVだけど、裏版はまさにAVなんで、もうヤバいっす!!
nisa 生々しさが、ぜんぜん違う!!
悠 いろいろポロリもあるからね。
レン 自分たちの剥き出しな欲望をそのまんま、まったくオブラートに包むことなく表現したのが裏版なんで、裏はヤバいです。立っちゃいます!!
nisa ○けますよ。
みくる 裏版は、一人で見てください。
悠 もちろん、両方にメンバーは出ています。しかも2作品とも、メンバーの衣装やメイク、髪形もまったく違うんで、そこも見どころになっているはず。
――期待しています(笑)。8月29日にレイヴは、渋谷REXにて開催となる「stylish wave EXPERIENCE~夜明け前の殺陣~」にも登場します。
レン 「stylish wave」は、これからシーンの上へ上へと上がっていく人たちが集結するイベントだなぁというのは、自分らも感じていること。そこに出させていただけるということなので、思いきりレイヴらしさを発揮したうえで、そこにいるファンたちをレイヴがガッツリもらっていくつもりだし。今後も「stylish wave」には出れるようになって、自分らもガンガン伸し上がっていきたいんで。
悠 レイヴは九州バンドなんで、基本は九州を攻めつつ。これからは積極的に関東方面も攻めていくつもりなんだけど。この夏は、8月24日に福岡のDRUM Be-1を舞台に、一部でnisaの生誕ワンマンを。二部では、レイヴの2周年記念ワンマンをやるように、まずは、そこで結果を出し。そのうえで、12月20日、同じく福岡のDRUM Be-1を舞台にした「生涯 フラチズム宣言」と題したワンマン・ライブを行い、この日、Be-1をソールドアウトさせたいんです。
今年レイヴは、全部で7本のワンマンを演るんですけど。すべては12月20日のDRUM Be-1をソールドアウトさせるためのこと。そのために今、いろんなことを仕掛けながらがんばっているんで。
レン お客さんらと一心同体で向かっていければ、必ず夢は達成出来るはず。それを信じて走り続けるだけっすね。
【レイヴ OFFICIAL WEBSITE】
http://www.indie-psc.com/rave/
【INFORMATION】
■8月20日(水)NEW SINGLE『アクメ狂詩曲』発売決定!!
【初回限定盤 (CD+DVD)】
PSIM-30042
458025511070-0
¥2,000 + 税
[CD]
M1.アクメ狂詩曲 M2.バーーーカ
[DVD]
アクメ狂詩曲MV(父兄同伴鑑賞可)+メイキング映像
【通常盤 (CD)】
PSIM-20034
458025511071-7
¥1,500 + 税
[CD]
M1.アクメ狂詩曲 M2.バーーーカ M3.夏果て。
★スペシャル特典物
•初回限定盤&通常盤同時購入者豪華特典
「アクメ狂詩曲」無修正版裏MV(1人鑑賞推奨)プレゼント!!
※特典は無くなり次第終了となります。確実に手にしたい方は、7/15(火)までにご予約ください。
※同じ店舗で同タイミングにW予約・W購入したものが対象となります。
【LIVE】
■Gt.nisa 生誕記念ONEMAN
「夏の本番一本勝負~汗も滴るいい女~」
2014年8月24日(日) 福岡DRUM Be-1
出演:レイヴ
OPEN 14:00 / START 14:30
前売り¥2,800(DRNK代別) 当日¥3,300円(DRNK代別)
■レイヴ2周年記念ONEMAN
「バナナボートで大暴走~真夏の本番2回戦~」
2014年8月24日(日) 福岡DRUM Be-1
出演:レイヴ
OPEN 18:00 / START 18:30
前売り¥2,800(DRNK代別) 当日¥3,300円(DRNK代別)
■2014年下半期プロジェクト総決算ONEMAN
「生涯フラチズム宣言~イクときは一緒だよ?~」
2014年12月20日(土) 福岡DRUM Be-1
出演:レイヴ
OPEN 16:30 / START 17:00
前売り¥2,800(DRNK代別) 当日¥3,300円(DRNK代別)
■Ba.悠生誕&2014年大忘年会ONEMAN
「石田の地元でスプラッシュ~年末に生まれてごめんなさい~」
12月30日(日) 長崎DRUM Be-7
出演:レイヴ
OPEN 18:00 / START 18:30
料金:前売り¥2,800(DRNK代別) 当日¥3,300円(DRNK代別)
■「stylish wave CIRCUIT'14 夏の陣」に出演!
8月7日(木) 福岡 DRUM Be-1
OPEN 16:00 / START 17:00
出演:Moran/Lycaon/Jin-Machine/NOCTURNAL BLOODLUST/DEZERT/レイヴ
前売り¥3,700- / 当日¥4,200-(消費税込み)
※オールスタンディング / 入場整理番号有り
チケット発売中!
イープラス:http://eplus.jp
ローソンチケット:http://l-tike.com/(Lコード:85190)
チケットぴあ:http://t.pia.jp/(Pコード:227-416)
SKULL ROSE:092-741-0501
問:キョードー西日本 / TEL:092-714-0159
■「stylish wave EXPERIENCE~夜明け前の殺陣~」に出演!
8月29日(金) 渋谷REX
OPEN 16:00 / START 17:00
各日前売¥3,500 / 当日¥4,000(tax in)
※オールスタンディング / 入場整理番号有 / ドリンク代別
出演:NOCTURNAL BLOODLUST(ゲスト)/ アルルカン / Blitz / LUCHe. / AvelCain / レイヴ