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SARSHI・masaya・飛炉・唯がぶっちゃけ!ヴィジュアル系トークライブ「美徳」ライブレポート!


2019年3月39日、しもきた空間リバティにて、第2回目となるヴィジュアル系トークライブ「美徳」が行われた。このライブは、ヴィジュアル系バンド好きな芸人と現役ヴィジュアル系バンドのゲストを招き、ヴィジュアル界を盛り上げようというもの。

 

MCはニブンノゴ!の宮地、エンドウコウキ(元V系バンドマン芸人)、放課後ハートビート HIWA(GLAY TERUさん公認ものまね芸人)、アチャ(ジャパネーズ)。ゲストは、SARSHI(HERO、ナナ、Flutter Echo)、masaya(EVERSSIC)、飛炉(ジャックケイパー)、唯(umbrella)の4人に加えて、芸人でありながらヴィジュアル系バンドメンバーでもあるhideki、ediee (jealkb)の6人。

 

 

 

まず、宮地の紹介で現れたのは、ヴィジュアル系バンド大好き芸人の3名。それぞれが好きなヴィジュアル系バンドを紹介し、その憧れの人物が「単独ライブに来てくれたことがある」「一緒にフットサルをしたことがある」と、意外な交友関係が次々に語られ、会場からは驚きの声と笑いが起こった。

 


 

大きな拍手で、SARSHI(HERO、ナナ、Flutter Echo)、masaya(EVERSSIC)、飛炉(ジャックケイパー)、唯(umbrella)、hideki、ediee (jealkb)を招き、すぐに自己紹介へ。飛炉がファンと息の合った独特な自己紹介をすると、edieeが負けじと自分の名前を「鳥はいません」とボケて、会場を盛り上げた。

 

 

 

 

前回のゲストだった先輩からの打診で、今回のライブの出演を決めたというゲストたち。SARSHIはトークが苦手で「なぜ呼ばれたのかわからない(笑)」、唯は「関西から11時間かけて来ました。(バスの)シート倒せず直角で」と、早速ぶっちゃけトークがさく裂。


 

 

 

ここで、ツアーの話になり、それぞれが話す強行スケジュールに驚きながらも、edieeが「大体、海老名で停まりますよね?」とパスしたことで、「絶対降りる。そんで、食堂で対バンしてたバンドと会う(唯)」などのサービスエリアあるあるに発展。他にも、「痔になる(飛炉)」、「車がバーストしたけど全員落ち着いていて、直るまでアー写選んでた(masaya)」などの話も飛び出した。

 

 

■個性がいっぱい!一問一答

 

1つ目のコーナーは一問一答クイズ。「ヴィジュアル系を目指したきっかけ」から「本気でかわいいと思った女形」、「仲良しのバンド」、「作曲の裏話」「PV撮影の裏話」など、様々な質問を聞いていった。

 

楽曲を作る時は、masayaはスマホのボイスメモに鼻歌を入れることからはじまるそう。200パターン以上入っていて、「落としたらめちゃ恥ずかしい」と、可愛らしい一面をのぞかせると、飛炉は飄々としながらも、所々にボケを挟みながら答えていった。飛炉の憧れはDIR EN GREYで、同じ事務所に入っていると言うと、「僕もすごい好き。4月のライブに参戦しようと思ってる」とhideki。すると、「僕、無料で見れます」と自慢して笑わせた。

 

 

 

「PV撮影の裏話」で、「やっと言えるわ」と話したのは、唯。「ヨルノカーテン」のPVでは唯だけがフューチャーされ、他のバンドメンバーは演奏シーンしかないのだが、そこには深いワケがあったそう。物理的な理由と不幸が重なり、唯のソロシーンと全体での演奏シーンしか撮れなかったと話すと、会場からは驚きの声や「PV見たい!」という声が上がった。

 

 

アジテーターのhidekiとedieeからは、他のメンバーとは一味違った回答が続出。また、edieeは「仲のいいバンド」を聞かれると、地元の友人がしていたバンド名を答え、すぐさまhidekiから「それ、『仲がいいバンド』じゃなくて、『仲がいい人がやってたバンド』じゃねぇか」と即興漫才のようなやり取りで笑わせた。

 

 

この他にも、事前に集めたアンケートの質問に答えていき、「ゲスト間で組んでみたい人は誰か」、「ファンからもらって嬉しかった差し入れは何か?」などの話でも盛り上がった。

 

 

 

■ドキドキの私物プレゼント抽選会

 

最後は、ゲストからの私物プレゼント抽選会を行った。ARSHIからは、自身が所属する3バンドのCDセット、masayaからはアロマランプとオイルのセット、飛炉は自家製の花やピアスなどの4点セット、唯からは自身が立ち上げたブランドのTシャツ、hidekiからはhideki のサイン入りjealkbのTシャツ、edieeからは某ホテルのボールペンが当選した観客に贈られた。

 

 

 

 

そして、最後に今回のライブ出演者全員のサインが入った色紙を抽選でプレゼントすることに。当選者の好きな出演者に宛名を書いてもらえるというサプライズ付きで客席は盛り上がるが、当たったのはまさかのedieeファン。すかさず、edieeが「感性がおかしい人だ」とイジり、温かい笑いに包まれたまま「美徳」は幕を閉じた。

 

 

次回の「美徳」には、どのバンドの誰が出演するのか?ライブ会場で、ヴィジュア系バンドの意外な一面を堪能しよう。

 

<文・写真/安倍川モチ子>