INTERVIEW

Vijuttoke20年11月号「道化て鴉」インタビュー

Vijuttoke

 

 

道化て鴉 twitter

 

L→R Ba.Raike / Vo.takuya / Gt.rito

 

 

まるで”忌み嫌われやすい鴉が道化ているように”
コンプレックスから産まれる反逆的な感情を様々な形に変えていく
現在のV系シーンとは一線を画す存在道化て鴉 Vijuttoke初登場!

 

 

■初めまして!まずはバンドの結成の経緯を教えてください。

takuya:これまで別々のバンドで活動していたVo.takuyaとGt.ritoが元々親交が深く、いままで互いに経験したことのない音楽シーンで表現をしたいという話になったのがきっかけですね。より表現の幅が広いビジュアル系に挑戦しようということでイメージや楽曲を固めていった後にBa.Raike を迎え入れました。


■バンド名の由来を聞かせてください。

rito:「道化て」の部分は「道化(ピエロ・クラウン)」や「おどけた様子」という文字通りの意味があるのですが、ジャンルや表現方法に囚われないという思いを込めて使用しています。そして、忌み嫌われやすい「鴉」を我々のコンセプトであるコンプレックスの象徴として「道化て鴉」と名付けました。...余談ですが個人的に鴉は大好きです。害鳥とされていますが頭が良いし、昔から神の使いの鳥だと言われています。あと目が可愛いですよね。


■メンバーさんの自己紹介お願いいたします。

takuya:ボーカルのtakuya です。基本的にインドア派なのでゲームしたりアニメみたりしてますけど、バイクやスポーツも好きですね。後、フェレットが好きなのでTシャツや小物をよく探しています。冬が嫌いなのでこれからの季節憂鬱です、、、よろしくお願いします!

rito:ギターのritoです。ステージでは上手側にいます。動物が好きで猫2匹と亀と暮らしています。九州出身だからというわけではないですがお酒が特に好きです。宜しくお願いします。

Raike:Raikeです。ベースと人外を担当しています。バス釣りと甘いものが好きです。よろしくお願いします。


■道化て鴉は今時のV系らしさがないV系バンドのようにも感じます。活動や制作の時に大事にしている事はどんな事なのでしょうか?

takuya:メンバーの根幹としてマイナスの感情を推進力とする精神性があるのであまり華やかな印象は受けないと思いますが、それを実際に表現する際はマイナスな部分に固執しすぎず、多様性を持つように心掛けています。


■今年の2月にキャリア初の主催LIVE「『-鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)-』が大成功でしたね。
改めてどんな1日でしたか?

一同:まず、メンバーがV系とは異なるジャンルで活動していた事もあり、V系と他ジャンルの垣根を超えられるイベントにしようと思っていたので、様々なバンドさんにご出演していただきました。正直交わるか不安な部分がありましたが、その中でイベントの成功にあたって限定ドリンクを考えたりサプライズを用意したこともあり100人を超えるお客様にご来場いただけました。もちろん反省点もありましたが、沢山の人達の助けを借りて成功に至れたのではないかと思いますね。


■その後半年間の制作期間に入りました。「道化て鴉」としてこの半年はどのような時間になったと言えそうですか?

rito:コロナの影響で予定してLIVEも次々中止となっていたので一度バンドの成長のために制作期間に入らせて頂いたんですが、作曲はもちろんのこと、根本的な方向性から見直したり自分達の特性と表現、オーディエンス目線で求められていることの擦り合わせ等で、メンバー間での話し合いに多くの時間を費やすことが出来ました。そのことで明確なビジョンを見出すことにより、バンドとしての幅や個人の視野の広さを持てる様になったと思います。


■満を持しての新アーティスト写真が公開されました。反応や反響はいかがでしたか?

Raike:前回のアーティスト写真から打って変わり、全体的にダークな印象を狙った衣装やメイクに仕上がりました。元々自分達が持っている感性に近いものを表現したこともあり沢山の反響をいただきました。SNSでもそうですが、ライブハウスでの直接の反応が多かったことが特に印象的でしたね。


■制作期間の成果ともいえるべく新譜「禁じられた遊び」「The Crown Flower」はどんな音源になっているのでしょうか?

rito:「禁じられた遊び」は同名のフランス映画『禁じられた遊び』(原題: Jeux interdits )の劇伴曲「愛のロマンス」にインスパイアされ作曲・アレンジをしています。有名な昔の曲なので聴いてみたらわかる人も多いのではないかなと思っています。

takuya:この曲は歌詞のテーマにも映画の世界観からヒントを得ました。戦時中のストーリーに現代に生きる我々の価値観を落とし込むように作詞を心掛けました。死生観、価値観の振り幅に個人ごとに感じるものがあると思います、是非楽しみにしていて下さい。「The Crown Flower」についてはバンドとしてのテーマであるコンプレックスの表現を全面に出せたバラード曲に仕上がったと思います。メロディラインは悲しげですがテンポは決して遅くなく、焦燥感や怒りに近い感情も感じられると思います。


■この半年での進化や深化はこの音源のどんな部分に詰め込んだのでしょうか?

Raike:全体的に1stSingle「怖い譚」に近い世界観になっていますが、制作期間中に自分達の土台から見直しをし、強固したことによってまさにバンドテーマに深化した2曲になりました。結果的に好みが別れる可能性もありますが一度聴いて頂けると嬉しいですね。


■道化て鴉のLIVEは九州が主戦場です。関東や関西のシーンに九州のシーンをご紹介してください。

rito:昔から九州のこのシーンで沢山のバンドを見てきました。九州で、力を着実につけて関西にも関東にも羽ばたいていった先輩方の背中を見てきましたが九州のバンドは基幹となるコアの部分が熱いバンド、言い方変えるとエモいというか...いい意味で男気のあるバンドが多いと思います、今の九州のバンドシーンは、時代の移り変わりもあるでしょうが、それでいて他のバンドやお客さん、スタッフやイベントを創り上げる周りの環境にも感謝し、心優しい人(バンド)が多いと思ってます。いずれ関西や関東にも勿論ライブでいけるようにと考えていますが九州魂は忘れず、常に感謝の気持ちで色んな地に訪れたいです。いつか、そのときは宜しくお願いします。


■今後の展望を聞かせてください。

rito:活動開始から2年目に突入し徐々に県外での活動も考えています。またコロナ禍で始動1周年のライブができなかったため1.5周年を記念して2月20日に福岡で2度目の主催ライブを開催する予定です。しっかり対策のもと、1回目の主催とはまた一味違ったイベントを開催する予定です。現在の状況下ではまだまだ制約や制限がついて回りますが、配信やオンラインでの試みのチャンスと捉えて動いて行きたいです。


■ありがとうございます。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

一同:最後まで目を通して頂いてありがとうございました。既に「道化て鴉」を知ってる皆様は今後も情報更新していきますのでチェックしてください。初めての方はYouTubeでMVも見れますので是非検索していただけたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。

 

 

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≪10月のLINE UP≫

11/19(木)18:00 アリス九號.
11/20(金)18:00 En'Cell十Dis'Dein / 道化て鴉
11/23(月)18:00 -真天地開闢集団-ジグザグ / Sacrifice / Daiki (The Eccentric) × Chang-MiiNA
11/24(火)18:00 mama. / ジグソウ / 蘭

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■道化て鴉の新音源「禁じられた遊び」「The Clown Flower」2曲同時リリース!2020年12月発売予定

■LIVE SCHEDULE 
11月21日 福岡DRUM SON / 12月30日 天神graf / 2021年02月20日  Early Believers(周年EVENT)