V系バンドと子育て、まるで関係なさそうな二つのものが結びついた漫画が発売されて、V系界隈でも話題となっている。灰音アサナ『レイラの保護者はバンドマン！』だ。レイラは5歳児の保育園児だが、V系バンドのボーカル・NAOに育てられている関係で、ヴィジュアル系が大好き。NAOは彼女をなるべくV系から迂回させて育てたいけど、なかなかうまくいかない……。

　レイラの通う保育園児と、保育園の先生たち、ナオのバンドメンバーたちが巻き起こす、V系にまみれた日常生活。V系あるあるが満載で、元ネタを探す楽しみにもあふれた作品になっている。帯コメントには、The Brow BeatでRyujiとして活動する、俳優の佐藤流司が登場。「レイラノ可愛さにほっこりしつつ、クスっと笑えてV系のいろはを学べます。他に何もいらない。皆さんも一緒にモノクロの翼を広げて飛び立ちましょう」とのコメントを寄せている。

　著者の灰音アサナも、もちろんV系好きで、その愛が詰まっている。「一般常識がV系で塗り固められてる５歳児と、不本意な英才教育に悩むV系バンドのボーカル保護者のお話です。V系やバンド文化がわかるとより面白いと思いますので、お好きな方に届けば幸いです」と語っている。V系に興味のある読者は必読だ。

『レイラの保護者はバンドマン！』購入はコチラ