『90年代ヴィジュアル系のDNAを令和にIn My Vanitasss、 デビューシングル "Graue Komödie"をリリース』
2023年11月17日In My Vanitasssから1st.Single"Graue Komödie"のMusic Videoが公開された。

In My Vanitasssは90年代ヴィジュアル系リスペクトバンド『紫牡丹』のメインコンポーザーであるボーカリスト『宙』のソロプロジェクトである。
記憶にも新しい去年の1月紫牡丹からリリースされた1st.ep『Omnia』は当時無名インディーズバンドでは考えられないほどの反響を見せ、
一夜にして界隈にその名を轟かせた。
そんなバンドのフロントマンである宙は今年の5月、一作目のソロ作品となる『堕』を発表。
どこまでもダークで妖しげな雰囲気かつ、実験的なサウンドを持つこの楽曲だが、
海外のヴィジュアル系ファン達に多くのリーチを見せ、国内のみならず海外への大きな可能性を見せた。
そして11月、宙はソロから名義を変更し、『In My Vanitasss』というユニット名義での活動を発表。
17日にMusic Videoを公開、18日に正式リリースとなった1st.single『Graue Komödie』は彼の共同制作者であるキャロ美氏の完全プロデュースによる作品だ。
ニューウェーブやゴシックロックをベースにヒップホップ・ブレイクビーツ・ラウド・メタルコアなど様々なジャンルをクロスオーバー。
ダークで叙情的、激しさを持ちながらも透明感のあるメロディで仕上げ、リスナーに強烈なインパクトを与える作品になっている。
また、ポストハードコアやスクリーモにも近い質感があるため邦ロック好きのリスナーへのアプローチも期待できるであろう。
こちらの楽曲も国内外から徐々に注目を集め始め、X(旧Twitter)上でも一部音楽評論家が楽曲についてのコメントを寄せ、話題を呼んでいる。
宙自身の音楽的ルーツは90年代のヴィジュアル系シーンにあるが、現存する音楽的流れを絶妙なバランスで融合していくスタイルは今後多くのフォロワーを生む可能性を孕んでいる。
そして"Graue Komödie"のリリース後にはアルバムの発表匂わせており、In My Vanitasssの今後の活動から目が話せない。