VINYL、福井祥史還暦&鈴木新誕生日を祝う特別公演開催。過去と現在が交差した濃密な一夜!

ロックユニットVINYLが4月12日、大阪・茨木のMariana CAFÉにてスペシャルイベント<YOSHIHITO FUKUI 60th ANNIVERSARY BIRTHDAY & SHIN SUZUKI 58th BIRTHDAY>を開催した。元D’ERLANGER/STRAWBERRY FIELDSのボーカリスト福井祥史と、元黒夢のギタリスト鈴木新による同ユニットにとって、この日は節目と軌跡が交差する特別な一夜となった。
1989年12月14日、大阪バーボンハウスの楽屋で初めて出会ってから37年。福井の還暦と新の誕生日という節目を祝う本公演は、VINYLの過去と現在が交差する濃密な時間となった。
オンタイムの16:00にスタートしたイベントは、途中休憩を挟みながら約3時間にわたって展開。休憩時にはバースデーケーキが登場し、さらに二人にも知らされていなかった44MAGNUMのPAULからのビデオメッセージがサプライズで上映され、会場は祝福ムードに包まれた。
第2部では、二人の音楽的原点ともいえる44MAGNUMのカバーを3曲披露。初期衝動を感じさせる熱いセッションが繰り広げられた。
終盤には、数日前にボーカル録りを終えたばかりの新曲デモ音源を試聴。新が楽曲に込めた想いを語った後、静かに再生され、会場は深い余韻に包まれた。
セットリスト
■VINYL Meet & Greet Acoustic Live Show & SESSION
2026年4月12日(日)大阪 Mariana CAFÉ
1. ALL NUDE
2. 逃げろ
3. メリケン・クラッシュ
4. 重ねゆく時の中で
5. ずっとそばにいて
6. The way
7. Loveanymore
8. さよならの向こう側
9. とまらない鼓動
10. 20世紀のマスタード
11. FADED BLUE NIGHT
<Special Session>
1. I’m on Fire
2. I Don’t Know What You Say
3. No Standing Still
公演の最後には、まず福井祥史が次のように述べた。
「還暦という節目を、こんなにも熱く、自由に迎えられたことに感謝しています。
会場で鳴った声と音は、間違いなく“今の自分たち”そのものでした。
ここからまた鳴らし続けます。
この夜を一緒に造ってくれた全てにありがとう。」
続いて、鈴木新が観客に向けて思いを語った。
「今日はみんな集まってくれて、俺たちの誕生日を一緒に祝ってくれて本当にありがとう。
今日のイベントが終われば
またそれぞれの日常に戻っていきます。
帰った先には
きっと現実が待っている。
毎日が楽しくて仕方ない人ばかりじゃない。
でも地獄のような日々を感じている人も
きっと少なくないと思う。
地獄は人それぞれであって
誰にも見えない場所で
みんな毎日それを乗り越えて
明日を迎えているんじゃないかな。
俺たちも同じです。
毎日頑張ってもがいて生きています。
だからこそ今日みたいな日が特別に感じるし、
あとから思い出した時にきっと
かけがえのない時間だったと
思えると思います。
今から聴いてもらうこの新曲は
『とまらない鼓動』や『20世紀のマスタード』を作っていた頃とは
全然違って、これまでの経験や出会い、
嬉しかった瞬間、悩み苦しんだ夜、
今までのすべてが詰まってます。
だからこそぜひ目を閉じて聴いてみてください。
今日は歌詞が聴き取れなくてもいい、
俺たちの“今”をそのまま感じてください。
そして、また来年もこうして一緒に誕生日を迎えられることを心から祈っています。
VINYLはこれからもずっと続いていきます。
みんながそれぞれの現実に戻ったあとも
今日のこの時間が、少しでもみんなの支えになりますように。
また会いましょう。
本当にありがとう。」
過去と現在、そして未来へ──。
VINYLの“今”が刻まれたこの夜は、確かな余韻とともに幕を閉じた。



