REPORT

stylish wave CIRCUIT'17 春の嵐 高田馬場AREA ライブレポート

FEST VAINQUEUR NEVERLAND Purple Stone the LOTUS ベル 甘い暴力 游彩


今年も、「stylish wave」恒例春の全国イベントツアー「春の嵐」がスタート。ここでは、幕開けを飾った3月5日(日)高田馬場AREAでの公演をレポート。出演したのは、FEST VAINQUEUR(guest)/ベル/甘い暴力/Purple Stone/Neverland/the LOTUS/游彩の計7バンド。終演後には、「出演アーティストによる"お見送り&ファンレターのお受け取り"」も実施。この日は、その役目をベルが担っていた。それでは、当日の模様をお伝えしよう。
TEXT:長澤智典


開演前には、ベルのハロが挨拶と影アナを実施。こういうのが飛び出すから、早めに場内へ入っておかないともったいない。


□甘い暴力


幕の開いたその先には、黒装束に身を包んだ男たちの姿があった。荒れる呼吸。トランシーでデジタルな音に乗せ、「あなたがいれば良かったのに」とヴォーカルの咲が呼びかけた。演奏が『溺愛シット』へシフトしたとたん、観客たちが一斉に拳を上げ騒ぎだした。咲の動きに合わせ、手バンや折りたたみしてゆく観客たち。激しい楽曲?! それ以上に、胸をグッとつかむ泣きのメロディを持った歌声に、ハートはガッとつかまれていた。騒ぐのはもちろん、どれだけ歌に心惹かれるかも大切だ。

♪ウ・ソ・キ・ス♪の囁き、咲の動きにシンクロしてゆく観客たち。演奏がラウドな音を響かせたとたん、『嘘キス』の演奏が騒ぎだした。身体を左右に揺さぶり演奏するメンバーたち。重く勇壮に唸る音へ身を預け、観客たちも大きく手の花を咲かせ揺れていた。甘い暴力、観客たちの気持ちを自身の懐へしっかり取り込み始めたようだ。

甘い歌と激烈な音を重ね合わせた『いちごパニック』でも、咲のリードに合わせ観客たちが大きく身体を折りたたみ、甘い熱に楽しく溺れていた。サビでは、歌に合わせモッシュや跳ねたりと楽しくはしゃいでいた姿も印象深く目に飛び込んできた。
ドラムを覆った巨大な白い幕。咲はその幕の上へスプレーを使い「貴方にとっての私って一体何?」と言葉を書き記した。それは、続く『君、依存、タトゥー』へ繋がるメッセージ。 メロウな中にも力強さを抱いた歌声が、会場中の人たちの身体を揺さぶる。ステップを踏むメンバーたち、彼らの動きへ重なるように観客たちも一緒に動きを依存していた。熱狂へ依存するなら、いくらでもすればいい。それを許してくれる空間が、ここなのだから。

「可愛くてキュッとしてて品もあるけど、時には下品な声を聞かせてもらえますかー!!」、咲が煽る。♪聞いてもないし求めてもないのに♪♪元彼の話語りだす♪♪自分の好みを語りだす♪と繰り返されるコール&レスポンス。♪あなたの谷間に逆ダイブ♪♪パンチラとかは気にしません♪。なんちゅうコール&レスポンスだ。途中からは♪ファッショメンヘラ♪のやり取りへ。甘い暴力のライブの最後を飾ったのが『ファッションメンヘラ』。手バンや折りたたみにモッシュと一連のノリを与えながら、甘い暴力はメンヘラな?!観客たちを煽ってゆく。メンヘラの奴らほど腐った熱狂を見せていた?! そこまではわからないが、場内中の人たちが無邪気にはしゃいでいたのは間違いなかった。

[SET LIST]
1.溺愛シット
2.嘘キス
3.いちごパニック
4.君、依存、タトゥー
5.ファッションメンヘラ



□the LOTUS


4月26日の単独公演をもって解散を宣言したthe LOTUS。シンフォニックでエレクトロなSEに乗せ、沸き上がる手拍子。楽曲は、ラウドでエレクトロなダンスロックナンバー『Zero』へ。重さと静かな躍動を抱いた演奏は、次第に激しい色を描き加えてゆく。 心のコスモが爆発するような感覚?! サビで秘めた熱を抱いた歌と演奏が炸裂。 場内の一部を、彼らはダンスフロアーへ様変えていった。踊り狂う風景が次第に広がったのも、the LOTUSのパワーあふれた演奏に観客たちが嬉しく触発されたからだ。

「全員の声を聞かせてもらおうかー!!」。突き上がる拳と絶叫のやり取りから、演奏は、激しさを抱き駆け出した『PLEIN』へ。「愛してください、心から」、熱を求めるレイの歌声を抱きしめるように咲き揺れる手の花たち。いつしか大勢の人たちがその場で跳ね続けていた。激しく疾走する演奏に触発され、隠した本性を次第に晒していた。

「今、この世界がthe LOTUSだ」。
それまでの興奮描いた風景から、一変。胸にスーッと染み込む歌声から耳を離したくなかった。いつしか、哀愁あふれるミドルバラードの『愛されたくて』を心が夢中で追いかけていた。「愛されたくて夢を語った」「愛されたくて自分を騙した」。いろんな想いが錯綜しながらも、「君」の存在を確かな希望や光にしながら前へ進んでゆく決意をthe LOTUSは『愛されたくて』を通して教えてくれた。

後半は、理性をぶっ壊せと言わんばかりのライブへ。レイの動きに合わせ、大勢の人たちがタオルを振りまわし右へ左へ駆けだした。激烈なダンスロックナンバー『VIO-NIX[into the core]』が、身体中に沸騰した血を巡らせてゆく。どんどん熱に浮かされていく?! こんな発熱なら大歓迎だ!!

「衝動のまま楽しみましょう」。その言葉通り、荒れ狂い雄叫びを上げる『D'zer』に衝撃を受けた観客たちが、衝動の導くまま騒ぎだした。止まらない躍動、止めたくない衝動。黒くて重い音の唸りの中で素直に心を解き放てばいい。止まない折りたたみを続けていた人たちは、きっとそんな気持ちでthe LOTUSの演奏を受け止めていたに違いない。

[SET LIST]
1.Zero
2.PLEIN
3.愛されたくて
4.VIO-NIX[into the core]
5.D'zer





□Neverland


「スタイリッシュにぶちかましていくぞー!!」、煽るヴォーカルの涼太。Neverlandのライブはフリーキーでヒステリカルな『666Hz』からスタート。ひねくれたフレーズの数々が頭の螺子を次々と緩めていく。気の触れた演奏の上でも、涼太は胸をつかむ歌をぶつけていた。いや、何処かとち狂った面も見せながら歌い煽っていたところが天然ヤンチャな涼太らしさと言うべきか。

重くチクチクと刺激の刃を突き刺すように、Neverland流のダンスロックナンバー『ハイカラ輪舞曲』が響きだした。どこか奇妙で奇天烈な旋律が熱を与えるように身体を揺さぶっていく。ハイカラなその衝撃は、身体を巡る血にいい感じでいろんな刺激の色を注ぎ加えていた。

「俺ん中で鳴り止まねぇくらいのでっかい声聞かせてくれよ!!」、煽る涼太。
煽った勢いへ黒いハイカラな刺激を注ぐようにモンスターホラーナンバー『SORROW GHOST』をNeverlandは突き付けた。この曲に触れている瞬間、この空間はハロウィンの夜へと塗り変えられゆく。怪しいモンスターたちが狂ったように俳諧し、一緒に熱した宴の空間を描き出していた。不思議な一夜のパーティへ紛れ込み、一緒に血の涎を垂らしながら騒ぎ狂ってゆく。そんな感覚を覚えながら、誰もが無邪気にはしゃぎ続けていた。

スリリング?! 確かにそうだ。でもそれ以上に、ハンマーで次々と音の釘を身体へ撃ちつけてゆくように、『SECRET WORLD』が心地好い痛みを持って身体をガンガン貫いていった。騒ぐ?!
そんな言葉は必要ないだろう。誰もが好き勝手に頭を振り乱し、暴走…いや、暴動した演奏へ嬉しそうに飛び込んでいたんだもの。

最後は、これまでの熱狂をすべて呑み込むように、哀切さ抱いたメロウなバラード『Evergreen.』をNeverlandはプレゼントしてくれた。演奏が進むごと、次第に光の束が大きく広がってゆく。その歌は、心の涙腺をチクチクと刺激していく。込み上がる感情を素直に受け止めていたかった。センチメンタルな気持ちに優しく染まりながら、想いを届けるNeverlandの姿をしっかり瞼の中へ映し続けていたかった。

[SET LIST]
1.666Hz
2.ハイカラ輪舞曲
3.SORROW GHOST
4.SECRET WORLD
5.Evergreen.





□Purple Stone


なんてど派手で鮮やかで、いや、眩しいくらいに瞼へギラギラと強烈な色を突き付けてゆく連中だ。Purple Stoneが『歌舞伎町バタフライ』を解き放ったとたん、この空間はヤバい匂いを充満させた歌舞伎町に鎮座する超刺激的なCLUBへ様変わっていた。手にしたリングライトを揺らめかせ、爆走するカラフルなダンスビートへ身を委ね、誰もがはしゃぎ倒してゆく。理性なんて言葉は、一瞬でギラついた喧騒の中へ掻き消されたようだ。バーストしたダンスロックへ、ただただ刺激を感じていたかった。

Purple Stoneは、ビジュアルシーンに現れた暴走パーティロックな連中。カラフルなドロップのように色とりどりの明るい音を解き放っては、観客たちを止まない熱狂へ導いてゆく。この『回転木馬』、ものすごい速さでスピンしてないか?! その回転へ一緒に飛び乗りはしゃいでゆくことが、とても心地好い刺激になっていた。いつしか大勢の人たちがパリピになって上がっていた。

Purple Stoneの演奏は、ギラついた光彩を放った瞬時に理性を壊す毒そのものだ。歪んだギターの音も、かなりのインパクト。最新ナンバー『ポイズンチョコレート』は、巨大な熱を持った唸りを描き出すスタジアムロックナンバー。ただし、その中には身体を踊らせるディスコな毒も隠し持っている。暴走するロックと意識をトリップさせるダンスビートが絡み合う中へ、keiyaがキャッチーな甘い歌をドロッとコーティングしてゆく。このねっとりとした甘さは、一度意識に絡みついたら病み付きになる?!

高揚したkeiyaの歌声がグサッと胸へ刺さってきた。カラフルさを抱きながら、それ以上にスリリングで激しい音の爆撃をPurple Stoneは仕掛けてきた。爆走するメロディックハードナンバーの『BLAME』、嬉しいくらい気持ちを昂らせてゆく。観客たちが頭を振り乱し、荒ぶる音に包まれ熱狂へ溺れてゆくのも納得だ。

最後は、Purple Stone流パーティロック/ラウドディスコな『パニックパニック!』だ。ビジュアル系のライブでランニングマンを踊りたくなる衝動って。マイケルになって「スリラー」ダンスしたくなるって普通あり得ないでしょ。でも、そんな楽しい衝撃を与えてくれるのがPurple Stoneなんだよ。こんな刺激的で激しくてフリーキーでディスコティックで疾走感満載でヘドバンしたくなって意識をパリピに変えてゆくライブ、Purple Stoneでしか味わえない!!

[SET LIST]
1.歌舞伎町バタフライ
2.回転木馬
3.ポイズンチョコレート
4.BLAME
5.パニックパニック!




□ベル


その瞬間、誰もが両手を大きく広げ、空間の中で舞う美しい蝶の化身と化していた。ベルのライブは、触れた人たちの心を華やかに踊らせた『万華鏡』から幕を開けた。その場にいる人たちの心へ優しく寄り添う歌だ。ハロの歌声に気持ちを這わせるのも、この歌が悲哀な運命を背負った人を主人公にしているから?! 哀切な想いと雅に華やかに揺れる旋律へ、うっとり浸っていたかった。

演奏はゆっくりと、でも確実に熱を帯びながら踊りだした。『あの日の僕の君と雨』が切ない想いを胸に呼び起こしてゆく。でも、離れたくない感情が昂るのと重なるように、演奏も次第に躍動していった。いつしか会場中の人たちが手バンをしながら心地好くステップを踏み続けていたのも、それだけベルの歌や演奏が胸を踊らせたから。

妖しくファンキーな音が場内へ響きだした。『夕立ララバイ』だ。昭和の歌謡曲が持っていたいなたい味を、今風のテイストを加えたロックスタイルへ巧みに昇華。レトロフューチャーな色を放つ楽曲に郷愁を覚えながら、彼らへ夢中な気持ちを伝えたかったのだろう。場内のアチコチから、彼らへ向けハートマークを贈ってゆく姿も見えていた。

この日のセットリストは、ベルが2年前に「春の嵐」へ初登場したときの形を模した内容。続く『音見世ディスコ』では、観客たちと熱した声のやり取りを交わしていく。次第に熱を上げてゆく演奏。サビへ突入する頃には、大勢の人たちがタオルや頭を振りながら、身体弾ませる歌謡ディスコナンバーへ合わせ満面の笑顔で跳ね続けていた。いつしか此処は場末のダンスフロアーに塗り変えられていた。

熱狂をさらに膨らませるよう、最後にベルは『やってない』を演奏。常にベルのライブで一体化した熱狂を描き続けてきた楽曲だ。ハロの煽りへ呼応するよう跳ねてゆく観客たち。場内には無数の花が咲き誇っていた。『やってない』の演奏に合わせ、思いきりやっちゃっていた。何をって??、自分の心を素直に開放し、ベルと一つになって楽しむってことをさ…。

[SET LIST]
1.万華鏡
2.あの日の僕の君と雨
3.夕立ララバイ
4.音見世ディスコ
5.やってない





□游彩


巨大な扇子を手にした類。なんて目に強烈な姿だ。「拳を掲げろ!!」、游彩の演目は、気持ちを熱く昂らせた『アイラク偽心』から幕を開けた。華やかで鮮やかな楽曲だ。サビではその歌に、胸が嬉しく掻きむしられていた。場内には、爆走する雅な和ロックへ意識を壊され、一心不乱に頭を振り乱し暴れる人たちも。サビで大勢の人たちが扇子を振り翳し舞い踊る様も、游彩のライブに於ける嬉しいお約束。

荒ぶるドラムの躍動を合図に游彩が連れ出したのは、胸はしゃがせる熱狂の宴の場。ここで暴れ狂えとばかりに、会場中の人たちを理性を解き放つ空間へ『真宵路』が連れ出した。慶のギターの旋律が気持ちを昂らせてゆく。その刺激に煽られ、大勢の人たちが扇子を振りながら思いきり跳ね続けていた。宴が生み出す熱狂へ、誰もが激しく酔い狂っていた。

荘厳な音の雨が身体へ襲いかかってきた。次々と降り注ぐ重い、でも確かな色を放つ音の数々は、ズシッと身体へ伸し掛かりながらも心に騒ぎたい衝動の火種も燻らせていった。荒ぶる様を見せながら『雨』を歌い奏でるメンバーたち。その姿を、誰もが凝視していた。その動きから片時も目を離したくはないと言わんばかりの気持ちで、重厚な『雨』を演奏する游彩の姿を瞼に焼き付けていた。

ふたたび雅で華やかな、これぞ游彩という艶やかさを持った旋律が胸を踊らせた。扇子を振りながら歌う類の歌声が光を持って心を鮮やかに彩ってゆく。『色暮』、その題名とは裏腹に、なんて開放性抱いた歌と明るく躍動的な楽曲だ。力強い慶のギターの旋律。その音を支えるリズム隊も身体を弾ませるダンスロックで派手に盛り上げていった。魂を開放するように歌う類の姿が、とても彩り艶やかに見えていた。

最後は、類のヘドバンする姿に呼応するように、会場中の人たちが『地団駄序曲』に身を預け、全力で暴れ狂っていた。猛々しい演奏が唸りを上げてブッ飛んでゆく。観客たちを熱く熱く煽り続けた類。止まない煽りの応酬。短い時間の中でさえ完全燃焼しようと、メンバーも観客たちも理性のたがを外し全身全霊でぶつかりあっていた。互いに感情をぶつけ高めあい、イキきってゆくことが最上の興奮と心地好さだった。

[SET LIST]
1.アイラク偽心
2.真宵路
3.雨
4.色暮
5.地団駄序曲



□FEST VAINQUEUR(GUEST)


この日は、ゲストとして登場したFEST VAINQUEUR。彼らがド頭に掲げたのが、FEST VAINQUEUR流のお祭ナンバー『NANIWA SAMBA』。サンバホイッスルが鳴り響くサンバロックが解き放たれると、一瞬にしてライブハウスが常夏のビーチへ大変貌。気持ちはすっかり、眩しい陽差しを浴びながら野外パーティで大騒ぎしてゆく感覚だ。曲を知ってる知らないという理屈や屁理屈はどーでもいい、ただただ流れだす華やかな祭ビートに身を預け、その場で大きく花咲きながら飛び跳ねればいい。そうやって騒いでるだけで、気持ちも上々じゃないか!!

スリリングで情熱的な『ヴァレンシアとヴァージニア』が飛び出した。感情を熱く昂らせる歌に、身体を思いきり揺さぶらずにいれなかった。激しく疾走する演奏、すでに理性の壊れた身体や心に突き付けられた『ヴァレンシアとヴァージニア』に触れながら、誰もが夢中で頭を振っていた、サビでは、舞台上へ向け全力で大きな花を咲かせていた。どんとんアガッてゆく感情、クシャクシャの笑顔と一緒に熱狂の中で自分を野生に変えれるって最高じゃない。あるべき本当の自分へ連れ出してくれたことが素直に嬉しかった。

「もっと壊れていこうぜ!!、ブッ飛ばせ!!!」、轟く『Paranoia』に身や魂を預け、誰もが全力で暴れ狂っていた。サビで胸をガッとつかむ歌の魅力を放ってゆくのもFEST VAINQUEURらしさ。凄まじい速さの演奏で身体を激しくドライブさせながらも、その歌に心は魅了されていた。魂が、喚起してゆく気持ちをしっかり感じていた。

「願いを解き放て」。合掌ポースで頭を振り乱してイッたのが、『合掌』だ。猛々しい、凄まじい熱を放った演奏に身を預け暴れ続けたかった。HALの歌に、嬉しく心を煽られていたかった。間奏時の、合掌しながら荒れ狂う様のなんて壮観だったことか。

限界寸前の熱狂を維持するように。いや、理性や体力の限界を突破しようと、FEST VAINQUEURは一切演奏を止めることなく『現代的疑惑都市'DOUBT!'』を突き付けた。これ、休むことなく熱狂し続けようという彼らからの呼びかけじゃないか。気持ちへ熱いエナジーを注ぎ込む演奏と胸に残る歌を魅力にした楽曲のよう、心は歌に惚れながらも身体は折りたたみ頭を振ってと、メンバーと一緒に限界を越える勢いで暴れていた。場内は熱狂の色へグチャグチャに染め上がっていた。

熱狂を解き放つよう最後に、彼らは『GLORIA~栄光のキズナ~』を届けてくれた。未来を見据えた眩しい光携えたその歌に触れながら、火照った身体の熱に浮かれた興奮を覚えたまま、誰もが大きく手を振り、彼らと一緒に輝きの中で溶けあっていた。FEST VAINQUEURが連れ出した、現実を失くした熱狂と光降り注ぐ空間にずっとずっと浸っていたかった。何より、素敵な未来が絶対にそこにはあることを、FEST VAINQUEURに改めて教えられたことが嬉しかった。なんか、明日に光が射してきた気分だよ。

[SET LIST]
1.NANIWA SAMBA
2.ヴァレンシアとヴァージニア
3.Paranoia
4.合掌
5.現代的疑惑都市'DOUBT!'
6.GLORIA ~栄光のキズナ~


この熱狂は、これから各地へ受け繋がれてゆく。あなたの住む近くに「stylish wave CIRCUIT '17 春の嵐”今宵、乱れ打ち”」が足を運んだときには、ぜひこの熱狂を味わいに足を運んでいただきたい。




stylish wave CIRCUIT'17 春の嵐
3月5日(日) 高田馬場AREA
出演:FEST VAINQUEUR(guest) / ベル / 甘い暴力 / Purple Stone / Neverland / the LOTUS / 游彩

3月12日(日) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3
出演:FEST VAINQUEUR(guest) / Chanty / 甘い暴力 / Purple Stone / the LOTUS / シビレバシル(OA) / 游彩

3月19日(日) 高崎CLUB FLEEZ
出演:ゴシップ / 甘い暴力 / Purple Stone / 0.1gの誤算 / the LOTUS / BLaive(OA) / 游彩

3月25日(土):新横浜NEW SIDE BEACH!!
出演:ゴシップ / 甘い暴力 / Purple Stone / 0.1gの誤算 / ラッコ / シビレバシル(OA) / 游彩

4月1日(土) 仙台MACANA
出演:the Raid. / ベル / 甘い暴力 / Purple Stone / スタア区。 / 游彩

4月15日(土) 大阪MUSE
出演:FEST VAINQUEUR(guest) / the Raid. / 甘い暴力 / Purple Stone / スタア区。/ Axkey(OA) / 游彩

4月16日(日) 名古屋E.L.L
出演:FEST VAINQUEUR(guest) / the Raid. / ベル / 甘い暴力 / Purple Stone / Axkey(OA) / 游彩

[各公演]
前売り ¥3,800- /当日¥4,300- (消費税込み)
OPEN 16:00 / START 16:30 オールスタンディング / ドリンク代別途
チケット発売中!


★ファンサービス企画開催★
『stylish wave CIRCUIT'17 春の嵐』では、ファンサービスとして、出演アーティストによる“お見送り&ファンレターのお受け取り”を行います。メンバーに直接、想いを伝えてください!

3月5日(日) 高田馬場AREA / ベル
3月12日(日) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3 / Chanty
3月19日(日) 高崎CLUB FLEEZ / ゴシップ
3月25日(土) 新横浜NEW SIDE BEACH! / 0.1gの誤算
4月1日(土) 仙台MACANA / 游彩
4月15日(土) 大阪MUSE / Purple Stone
4月16日(日) 名古屋E.L.L / the Raid.



stylish wave EXTRA '17 ”乱一夜”
2017年4月22日(土)新宿ReNY
出演:HERO(guest) / the Raid. / Sick² / 黒百合と影 / 甘い暴力 / ラッコ / 游彩 / the LOTUS / スタア区。(O.A.)

OPEN 15:30 / START 16:30
前売り ¥4,000 / 当日 ¥4,500(tax in)
*オールスタンディング / 入場整理番号有り / ドリンク代別
<下記プレイガイドでチケット発売中!>
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード: 74188)
チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード: 313-479)
イープラス: http://eplus.jp
ライカエジソン東京:03-3369-3708
ZEAL LINK渋谷:03-5784-9666/高田馬場 03-6908-9682




stylish wave EXPERIENCE ”無礼区 #07”
2017年6月11日(日)渋谷REX 
出演:甘い暴力 / アヴァンチック/ 0.1gの誤算 / シビレバシル / Axkey / DAMY / Vexent

2017年6月17日(土)大阪RUIDO 
出演:Purple Stone(guest) / アヴァンチック / 0.1gの誤算/ シビレバシル / Axkey / DAMY / Rides In ReVellion

OPEN 16:00 / START 16:30
前売り¥3,500- / 当日¥4,000- (消費税込み)
※オールスタンディング / 入場整理番号有 / ドリンク代別
チケット:
[Aチケット]
・WEB『club Zy.』プレミアム会員/モバイル&スマホ日刊ブロマガ!『club Zy.チャンネル』会員最優先
・WEB『club Zy.』一般会員優先
[Bチケット]アーティストHP先行予約
[Cチケット]一般チケット 発売中
【2017年6月11日(日)渋谷REX公演】
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:76049)
イープラス:http://eplus.jp/
ライカエジソン東京:03-3369-3708
ZEAL LINK渋谷:03-5784-9666
ZEAL LINK高田馬場:03-6908-9682
【2017年6月17日(土)大阪RUIDO公演】
ローソンチケット:0570-084-005(Lコード:56561)
イープラス:http://eplus.jp/
ライカエジソン大阪:06-6252-6262
入場順:A→B→C



stylish wave CIRCUIT'17 夏の陣
7月9日(日) 高田馬場AREA
出演:グリーヴァ / 游彩 / 0.1gの誤算 / 甘い暴力 / Neverland / Vexent

7月16日(日) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
出演:グリーヴァ / 游彩 / 甘い暴力 / THE BLACK SWAN / シビレバシル / Vexent

7月23日(日) 仙台MACANA
出演:ベル / 游彩 / 甘い暴力 / 0.1gの誤算 / Neverland / THE BLACK SWAN

7月30日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
出演:グリーヴァ / Chanty / 游彩 / 甘い暴力 / THE BLACK SWAN / シビレバシル

8月5日(土) 大阪MUSE
出演:ベル / 游彩 / Purple Stone / 甘い暴力 / アヴァンチック / THE BLACK SWAN / ラッコ

8月6日(日) 名古屋ell.FITSALL
出演:ベル / 游彩 / Purple Stone / 甘い暴力 / アヴァンチック / THE BLACK SWAN

[各公演]
OPEN 16:00 / START 16:30
前売り ¥3,700 / 当日 ¥4,200(tax in)
オールスタンディング、入場整理番号有り
※ドリンク代は各会場ごとに異なります。
チケット先行予約:
[Aチケット]
・WEB『club Zy.』プレミアム会員/モバイル&スマホ日刊ブロマガ!『club Zy.チャンネル』会員最優先
受付期間:3/6(月)12:00 ~ 3/14(火)16:00
・WEB『club Zy.』一般会員優先  受付期間:3/15(水)12:00 ~ 3/22(水)16:00 ★現在受付中!
[Bチケット]アーティストHP先行予約 受付期間:3/23(木)18:00 ~ 3/30(木)23:59
[Cチケット]一般チケット4/7(金)発売
入場順:A→B→C