INTERVIEW

アンティック-珈琲店- ロングインタビュー 第1回(全4回)

アンティック-珈琲店-


9月14日(水)にアンティック-珈琲店-が最新両A面シングル『熱くなれ/生きるための3秒ルール』を発売。『熱くなれ』は、大黒摩季さんのカバーナンバー。アンティック-珈琲店-にとって、初のカバー作品となっている。秋には全国ツアー「生きるために熱くなれ」もスタート。今回は、制作した2本のMVもご覧になっていただきたい。めっちゃくちゃ強烈なインパクトを放っていますからね。

インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa

 

カヴァーを演るなら大黒摩季さんの曲しかないというのは、もう全員一致の気持ちでしたからね。


――『千年DIVE!!!!!』では大黒摩季さんが作詞を担当。その共演も驚きでしたが、最新シングルでは大黒摩季さんの『熱くなれ』をカヴァー。まさかの展開に嬉しい驚きを覚えました。
みく メジャーデビューシングルの『千年DIVE!!!!!』で一度お世話になり、その後も何度か会わせていただく機会があれば、その生き方に共鳴したこともあって、大黒摩季さんへのリスペクトの意味も込め、今回『熱くなれ』をカヴァーさせていただきました。

――大黒摩季さんと交流を重ねていく中、熱くなってしまったわけですね。
みく 熱くなっちゃいましたねぇ。「自分は何のために生まれてきたのか」、大黒さんはそれをわかってる人だなと思いました。

――そこまで気持ちを揺さぶる衝撃があったわけだ。
みく 感じるものはありましたね。大黒さんは「みんなに光を与えるために生まれてきた人」。その使命を持った生き方が恰好いいなと思っていたことから、僕らも、少しでも同じ気持ちを体感しようと、「もし良かったら、大黒摩季さんの歌をアンティック-珈琲店-でカヴァーさせてもらっても良いですか!?」とダメ元で聞いたら……OKをいただいちゃいました!!

――アンティック-珈琲店-って、これまでカヴァー曲を作品にしたことありましたっけ??
輝喜 初めてです。
みく 初カヴァー曲になりました。
輝喜 僕らの中では、カヴァーを演るなら大黒摩季さんの曲しかないというのは、もう全員一致の気持ちでしたからね。しかも、大黒さんの楽曲をカヴァーするなら、やはり『熱くなれ』しかないでしょという気持ちでした。

――メンバーみなさん、大黒さんとは何度もお会いしているんですよね。
輝喜 はい。『千年DIVE!!!!!』での出逢いをきっかけに、何度かお話させていただいてます。

――実際に会っての印象も教えてください。
輝喜 最初は純粋に「うわー、本物の大黒摩季さんだ!!」って感じでしたし、初対面のときは緊張が先に来ていたんですけど。今回『熱くなれ』をカヴァーさせていただく話が現実になって以降、大黒さんも制作にあたりいろいろアドバイスをしてくださったんですね。そのときにいろんな話をしてゆく中、音楽へ向き合う姿勢にすごく共感!! 「だからこの方は、あれだけの実績を残せてきたんだ」というのを実感しましたからね。

――会話の中にも熱いエナジーがたぎっていたんですね。
輝喜 僕ら自身も熱くなるくらいにね。大黒さんは、音楽を届ける責任をしっかり感じながら生きている方なんです。今回のレコーディングでも、いろんなアドバイスもいただけたからね。
みく 大黒さんは『熱くなれ』にコーラスで参加もしていただいてるんですけど。途中で聞こえるフェイクを「私は救われない」という意識で入れてるように、その歌声にもしっかり意味や想いを持たせているんです。自分の歌声のジャッジに関しても、「この歌声は大黒摩季じゃない」とすごく厳しいんです。僕らからしたら、全然OKなんですけど。そういう、自分の生きざまを貫く姿勢が恰好いいんですよ。

――なんとなくコーラスに参加しましたではなく…。
みく そう。その歌声からはすごい熱量を感じました。
輝喜 だからと言って、自分が参加したパート以外について「こうしなさい」というのは一切言わないんです。むしろ、僕らが「これ、どう思いますか??」と聞いても、「あなたたちの好きなようにやるのがカヴァーなんだから、自分たちを信じて自由にやりなさい」と言ってくださってましたからね。なので、アレンジに関しては、一緒に携わった大島こうすけさんと、いろいろやり取りを交わしながら進めていきました。

 

 

 

大黒摩季さんは頭の回転が早ければ、物事の考え方の柔軟さに長けている方。しかも、一つ一つの事柄に対して思いや信念を強く持っている人だなと感じました。


――アンティック-珈琲店-流の『熱くなれ』は、パワフルなロックナンバーへと仕上がりました。
輝喜 今のアンティック-珈琲店-自体が、もっともっとサウンド面でロック感を強めていきたい意識を持っていることも大きいんだと思います。その辺の意志を大島さんに巧みに汲み取っていただけたことで、めちゃくちゃ恰好いい仕上がりになりましたからね。

――takuyaさん、大黒摩季さんに会っての印象も聞かせてください。
takuya 大黒さんはすごくロックな姉ちゃんだなというのが最初の印象でした。大黒さんは頭の回転が早ければ、物事の考え方の柔軟さに長けている方。しかも、一つ一つの事柄に対して思いや信念を持っている人だなと感じました。実際に会話をしていても、言葉の一つ一つに重みを感じれば、すごく強い心を持っている人だなというのが発言から伝わってきますからね。

――制作中にも、大黒さんとはいろんな会話を交わしてました??
takuya 大黒さん自身は「実際に演るのはあなた達なんだからどうしたいかは自分たちで決めないと」と言ってましたが、大黒さんも、アレンジを手がけてくださった大島さんも、こちらが真剣に相談にのれば、親身になってくださいました。むしろアレンジャーの大島さんとは、がっつり相談しあいながらレコーディングを進めていきましたからね。

――ゆうきさんの、大黒摩季さんに対する印象も聞かせてください。
ゆうき 僕も輝喜さんと一緒で、最初は「おー!!本物だーっ!!」となっていたんですけど(笑)。しゃべっていると、すごく優しさが伝わってくる方なんですね。もちろん、自分の信念を持っていれば、それを伝えてくれるんですけど。同時に、相手のことも親身になって考えてくださるというか、相手の気持ちを理解したうえで言葉を返してくれる人なんです。大黒さんと繋がったことは、僕にとって本当に良い経験になっています。

――カノンさんの大黒摩季さんに対する印象も聞かせてください。
カノン 大黒さんは、一個一個の発言に迷いがない。それも、これまでの活動に裏打ちされたものだと思うんです。その様を見て、いつになったら自分は、こんなに堂々と振る舞えるようになるんだろう??と考えてしまいました。

 

 

 

『熱くなれ』の歌入れでは、「この歌を聴いた人が、「この人は歌いきったあとに熱くなりすぎて死んじゃった」と感じるくらいの熱量を込めて歌って欲しい」と言われました。


――アンティック-珈琲店-が作り上げた『熱くなれ』は凛々しく逞しい、むしろ、男気あふれるパワーロックな楽曲に仕上がった印象を覚えました。
みく 歌声や歌い方に大きな変化を感じますよね。そこは、大島こうすけさんとの出逢いが大きかったことでした。大島さんは、歌入れのジャッジが本当にシビアな方。Aパートの歌入れをするだけでも1時間くらいかかったように、根本から歌い方を直されました。中でも印象に残った言葉が、「この歌を聴いた人が、「この人は歌いきったあとに熱くなりすぎて死んじゃった」と感じるくらいの熱量を込めて歌って欲しい」と言われたこと。なので死ぬ気で歌ったし、歌い終わったときには喉がガラガラでしたけど、ホント挑戦した甲斐のある歌を録ることが出来ましたからね。
輝喜 『熱くなれ』のレコーディングは全国ツアー中に行ったんですけど。歌入れのときはちょうど地方をまわっていた時期。だから空き日を利用し、みくだけ東京に戻って歌入れをしたんですけど。歌入れ後、最初のライブのときには、僕ら自身も「えっ、一体何があったの??」というくらい、ライブにおけるみくの歌声の熱量が全然違ってましたからね。
みく 大島さんに、「ライブでもう一回死んできなさい」と言われたんで(笑)。
輝喜 あの気迫は凄まじかったし、そこからライブでのみくのテンションも変わっていったよね。
みく 確かに…。

――精神的な面で学ぶことが多かったんでしょうね。
みく 精神的な面は、もちろん。大島さんは、歌詞と歌声とを連動してゆくときのニュアンスにすごくこだわりを持っている方なんですね。語尾の表情や歌声の余韻の活かし方、ちょっとした部分でも一瞬溜めて歌うニュアンスなど、すごく細かいところまでこだわりを持ってジャッジしてくださいました。それが、ホント良い成果として『熱くなれ』に描き出されたなと思います。

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   INFORMATION   

 

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「熱くなれ / 生きるための3秒ルール」2016.9.14 RELEASE!!



 



【初回限定盤A】

JBCW-6011 / ¥2,000(税抜)
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M1.「熱くなれ」
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M1.「熱くなれ」
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・「熱くなれ」MUSIC VIDEO
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LIVE CAFE TOUR'16「生きるために熱くなれ」

※公演によって、衣装と限定グッズが異なります。
http://www.ancafe-web.com/schedule/

<先着先行受付>
・新宿公演以外の受付期間:2016/8/25(木)12:00~2016/9/11(日)23:59
・新宿公演の受付期間:2016/8/25(木)12:00~2016/10/3(月)23:59
URL: http://eplus.jp/ancafe-official/
※1回のお申込みで4枚まで指定できます。
※先着順の受付です。予定枚数終了次第、受付終了いたします。

~関東ZONE~
10/15(土)[神奈川]横浜BAYSIS
10/22(土)[千葉]柏PALOOZA

~東海ZONE~
11/03(木・祝)[静岡]静岡Sunash
11/05(土)[岐阜]岐阜CLUB ROOTS

~中国ZONE~
11/11(金)[岡山]岡山CRAZY MAMA 2nd ROOM
11/13(日)[山口]山口rise SHUNAN

~九州ZONE~
11/22(火)[鹿児島]鹿児島SR ホール
11/23(水・祝)[熊本]熊本V2

~関西ZONE~
11/25(金)[兵庫]神戸VARIT.
11/26(土)[京都]京都MOJO

~東北ZONE ~
12/08(木)[宮城]仙台MACANA (輝喜 B.D)
12/10(土)[福島]郡山#9

LIVE CAFE TOUR'17
~TOUR FINAL ZONE みくB.D~

2017.01.09(月・祝)[東京]新宿ReNY

 

 

 

LIVE CAFE 2016「Antic Halloween Party」

2016年10月30日(日) TSUTAYA O-WEST
開場17:30/開演18:00
スタンディング4,500円(税込) 入場時ドリンク代別途必要
※整理番号順の入場
※未就学児入場不可
(問)DISK GARAGE/TEL:050-5533-0888

[チケット販売詳細]
★メルマガ先行
受付期間:9/6(火) 12:00~9/12(月) 23:59
https://ac.fcbonds.jp
メルマガ無料登録も有り

 

 

LIVE CAFE 2016「COUNT DOWN 2003~2008」

2016年12月30日(金) 名古屋ell.FITS ALL
開場 18:30 / 開演 19:00
スタンディング4,500円(税込) 入場時ドリンク代別途必要
※整理番号順の入場 ※未就学児入場不可
(問)サンデーフォークプロモーション/TEL:052-320-9100

2016年12月31日(土) 大阪MUSE
開場 21:30 / 開演 22:00
スタンディング4,500円(税込) 入場時ドリンク代別途必要
※整理番号順の入場 ※未就学児入場不可
(問)大阪MUSE/TEL:06-6245-5389

[チケット販売詳細]
★モバイルファンクラブ『FC BondS』会員先行(先着): 9/26(月)20:00~9/28(水)23:59
https://ac.fcbonds.jp
期間中に入会いただいたお客様もお申込みいただけます。

 

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【 アンティック-珈琲店- OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.ancafe-web.com/