INTERVIEW

ベル ロングインタビュー 第1回(全4回)「ベルは、盛り上げ系のバンドさんばかりの中でさえも、逆にバラードで勝負したりするように、イベントに合わせた形で勝負する必要性のないバンドなんです。」

ベル

5月13日に2ndシングル『午前3時の環状線』を発売するベル。6月に行われる「Shock Edge Vol.11」、夏に開催が決定した「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣"今宵狂乱"」にも出演が決定。話題のベルの魅力を、ここにお伝えしよう。

インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa

 

ベルは、盛り上げ系のバンドさんばかりの中でさえも、逆にバラードで勝負したりするように、イベントに合わせた形で勝負する必要性のないバンドなんです。


――春に「stylish wave CIRCUIT'15 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」に2本オープニングアクトとして急遽参加。6月に東京と大阪で開催になる「Shock Edge Vol.11」に両日登場。夏に開催が決定した「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱"」にもほぼ全ヶ所参戦と、ベルも、いつの間にか「stylish wave」ファミリーになっています。春に出演したときは、「stylish wave」に対してどんな印象を覚えました??
ハロ ベルは昨年10月に活動をスタートしたように、結成からまだ半年も経ってないバンド。にも関わらず、「stylish wave」というイベントに参加の声をかけていただけたのも嬉しければ、夏の「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱"]には、ほぼ全ヶ所参加まで決まりました。活動間もないバンドにとっては、すごくありがたい話だなと感謝しています。
「stylish wave」の印象についてですが、普段の自分たちが出ているイベントとは違った客層と言いますか、外から見ていたときは「stylish wave自体にファンが付いているイベント」という印象を持っていました。で、実際に参加してみたところ……まさに、その通りのイベントでしたね(笑)。ベルのことを初めて見てくれる方が多かったのはもちろん、みなさん温かくベルのことを迎え入れてくれた。僕ら自身も、すごく刺激を得られた2本のイベントになったと思います。

――そういう経験を重ねていくと、やはり夏の「stylish wave」だって出たくなるのは当然だ。
ハロ 「stylish wave」というイベントに関わりを持てるようになってから、その気持ちはズッと強かったことでした。ビジュアル系という世界の中、「stylish wave」は有名な、しかも大きなイベントですし。その中でもとくに、メインとなる夏の大きなツアーの一員としてベルも中へ名を連ねられるのは、自分たちとしても目標にしたいことだったように、今は、その夢であり目標が叶って嬉しく思っています。

――夢人さんも、昔から「stylish wave」の存在は知っていましたよね。
夢人 昔から「stylish wave」と言えば、新人バンドや若手バンドの登竜門となるイベントというイメージがあるじゃないですか。組んだばかりのバンドが「stylish wave」に出れるのは、すごく光栄なこと。実際に、春の「stylish wave CIRCUIT'15 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」へ出演したときにも、会場に足を運んだみなさんが出演した全バンドを楽しもうとしていたように、ベルのことも温かく迎え入れてくれれば、会場全体からも温かい空気を感じていました。その実感があったからこそ、夏に、ほぼ全ヶ所出演することが決まり。しかも、自分たちがこれまで対バンしたことのないバンドさんたちとも多くまわれることから、この機会をチャンスに、もっともっと多くの人たちにベルの存在を知ってもらいたいなと、今は思っています。

――確かに「stylish wave」からは、お客さんと出演バンドさんたちみんなで作りあげるファミリー感や、一体化した盛り上がりな熱が滲み出ていますからね。
夢人 そこが「stylish wave」の魅力だと感じています。最初、僕ら自身は「戦いを挑む姿勢でないとヤバいのかな??」と思っていたんですけど。予想とはまったく正反対のイベントだったのは嬉しい驚きでした。その空気感に楽しさを覚えながらも、ベル自体が「今のシーンの中へ独自の色を出して戦いを挑む」姿勢を持って誕生しているように、ライブへ向かう意識自体は、夏の「stylish wave」も含め、つねにその姿勢で望むつもりです。

――活動を続けていく以上、刺激は必要なことですからね。
夢人 そうですね。みんなで力を合わせて一つの盛り上がりをという意識もありつつ、出演バンドさんの数も多いからこそ、「他のバンドさんのファンたちに、ベルの姿はどのように映るんだろうか??」というのは自然と考えてしまうこと。だからこそ、自分たちの色をどう印象付けてゆくかも考えていくべきこと。夏の「stylish wave」は、そこも含め、いろいろ学ばせていただく場にしていこうと思っています。

――明弥さんの「stylish wave」に対する印象は??
明弥 以前に演っていたバンドで「stylish wave」に出たことがあるように、その空気感は知っていたんですけど。「stylish wave」と言えば、やっぱし伝統的なイベントですから、ここに出ることで気持ちがキュッと引き締まるというか。もちろん、どんなイベントに出るときでも気合いは入ってるんですけど。その中でもとくに「stylish wave」は、今、勢いを持ったバンドさんばかりが居並ぶ場。だからこそ、「ベルとはこういうバンドなんだ」というのをしっかり見せていくべき場だと思っています。なので、6月の「Shock Edge」や夏の「stylish wave」に関しても、「自分たちはこうだ」というスタイルを、しっかりお客さんに見せていく場にしていけたらなと思っています。

――ベルの場合、明らかに「他のバンドにはかぶらない魅力」を持っていますから、そこは安心なんでしょうけど。逆に、「どう攻めようか??」というのもいろいろ考えてしまうのでしょうか??
明弥 その日の対バンさんの色によって、「今日はちょっと盛り上げ系を多くしようか」という話など、普通は出ると思うんですけど。ベルに関しては、たとえば盛り上げ系のバンドさんばかりの中でさえも、逆にバラードで勝負したりというように、そこに合わせた形で勝負する必要性のないバンドなんです。むしろ、そこが「ベルの持ち味や良さ」になっている。だからこそベルに関しては、どんなイベントだろうと変わることなく、「自分たちらしさを素直に出していくだけ」だなと思っています。

――正人さんは、どうですか??
正人 「stylish wave」は、自分がバンドを始めた頃からずっと出たかったイベントの一つ。なので、この春に出れてすごく光栄だなと思ったし。夏の「stylish wave」でも、いろんなバンドさんと各地をまわれるように、いかにその中へ自分たちの色を出していくかを考えつつ、そこを楽しみにやっていこうと思っています。

 

 

ビジュアル系に触れてそんなに年数の経ってない人たちほど、「新しいスタイル」「こういうビジュアル系もいるんだ」と好意的に受け止めてくれます。また、長くバンドを応援している人たちからは、「懐かしい」「こういうバンドが出てくるのを待ってた」という声をいただけています。

――星子さん自身も、ベルには熱い期待を寄せていますからね。
ハロ ベルは「歌謡サスペンス」をコンセプトに掲げて活動をしています。その「歌謡テイスト」を気に入ってくれたと言いますか。今のビジュアルシーンの中へ同じ系統のバンドがいないからこそ、そこを、すごく面白がってくださっているようです。
明弥 「激しいバンド」「キラキラしているバンド」など、今、いろんなカテゴリーでバンドさんが括られているじゃないですか。うちらは何処にも所属する場がない。逆に捉えれば、何処と対バンしても「うちらはうちら」のスタンスで当たっていくだけ。なので、どういうイベントに出ても、「自分らっぽさ」を出していくだけなんですよね。

――ベルに関しては、カテゴリーなど気にする必要性がないわけだ。
ハロ 少なくとも、出るイベントを自分たちで選ぶことはないですね。どのイベントに出ても、結局何をやるかって、「そのイベントに寄せる」のではなく「自分たちのやりたい音楽性を出していく」ことのみ。それが一番だと思っているので、そこはつねに自信を持って臨んでいることです。

――お客さんたちは、ベルのことをどう受け止めているのでしょうか?
ハロ 先に、春に「stylish wave」のイベントへ2日間出たときのことを話すなら、初めてベルのライブを観る人たちが多かった中、初めて楽曲を耳にしたにも関わらずノッてくれるお客さんたちがいっぱい居たことにすごいワクワクしたんですね。誰だって、初めて観るバンドに対しては、「どんなバンドなんだろう?」と、何処か様子見な感覚で観ると思うんですけど。最初から熱狂を持って受け止めてくれたことに、僕らもすごく興奮しました。
実際にいろんなイベントに出ても、「新鮮だ」という声をくれる人たちは多いです。とくにビジュアル系に触れてそんなに年数の経ってない人たちほど、「新しいスタイル」「こういうビジュアル系もいるんだ」と好意的に受け止めてくれます。また、長くバンドを応援している人たちからは、「懐かしい」「こういうバンドが出てくるのを待ってた」という声をいただけています。

――その声は嬉しいよね。
ハロ そうなんですけど。ただ、自分たちは「みんなに好かれよう」と今の音楽性を提示したのではなく、「自分たちの表現したい音楽性」を全面に押し出しただけのこと。その音楽性に対して「好き」と言ってくれる人たちが多かったのが嬉しかった。だからこそ、その声を大事にしていきたいし、出来れば、これからも一緒に歩いていきたい。ベルの表現したい音楽性に絶対にぶれはないからこそ、そこに、僕らは自信を持ってやっていますからね。

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   INFORMATION   

 

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<<2nd Single「午前3時の環状線」5月13日(水)発売!>>

【A type】
S.D.R-281-A / ¥1,500(税抜き)/ CD3曲
[CD]
1. 午前3時の環状線
2. 飴と無知
3. 熱帯夜

 


【B type】
S.D.R-281-B / ¥1,500(税抜き)/ CD3曲
[CD]
1. 午前3時の環状線
2. 飴と無知
3. バイバイ

 

 

ベル ハロ生誕記念 単独公演「歌謡サスペンス劇場-序-」

ベル ハロ生誕記念 単独公演「歌謡サスペンス劇場-序-」
5月4日(月・祝) 池袋CYBER
OPEN/START 16:30 / 17:00
前売り¥3,400/当日¥3,900
CAST ベル
企画/製作 ベル
お問い合わせ 池袋CYBER 03-3985-5844
プレイガイド:e+(A1~)
※2月15日(日)~発売。お一人様4枚まで。


 

stylish wave GENERATION Vol.7 -次代を紡げ!- 出演!

stylish wave GENERATION Vol.7 -次代を紡げ!-
5月24日(土) TSUTAYA O-EAST

OPEN 16:00/START 17:00
出演:ベル(O.A.)/ THE MICRO HEAD 4N'S / Mix Speaker's,Inc. / FEST VAINQUEUR / コドモドラゴン

【チケット】 前売り¥4,320(税込)/当日¥5,000(税込)
※オールスタンディング / 入場整理番号有 / ドリンク代別

・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:77945) [チケット購入ページ]
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:253-888)[チケット購入ページ]
・イープラス [チケット購入ページ]

 

 
stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱" に出演!

■ベル 出演日程
7月04日(土) 高田馬場AREA
7月05日(日) 柏PALOOZA
7月11日(土) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3
7月12日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
7月20日(月・祝) 高崎CLUB FLEEZ
7月22日(水) HEAVEN'S ROCK 宇都宮VJ-2
7月23日(木) 仙台darwin
8月01日(土) 名古屋E.L.L
8月02日(日) 京都MUSE
8月11日(火) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
8月13日(木) 福岡 DRUM Be-1
8月15日(土) 大阪BIG CAT


【全公演共通】
OPEN 16:00 / START 17:00
チケット:前売り 3,700円(tax in)  当日 4,200円(tax in)
※オールスタンディング、入場整理番号有り
※ドリンク代別途(代金は各会場ごとに異なります)

 

 

その他ライブ情報や最新情報は OFFICIAL WEBSITE、Twitterをご覧ください。

【 ベル OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.belle-web.info/