INTERVIEW

えんそく ロングインタビュー 第1回(全4回)「星子さんも気づくの遅いよ。「やっと振り向いてくれましたね」という気持ちは、正直ありますから。」

えんそく

今や「stylish wave」でもお馴染みのバンドになっているえんそく。「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱"」にも参加。現在は、12ヶ月連続ワンマン「狂い咲きハルマゲドン」を東京と大阪で実施中。来年3月まで続くように、ぜひ、いろんなタイミングを持って足を運んで欲しい。4thミニアルバム『えんそくの大予言』も発売になったばかり。彼らの魅力を追いかけた。
 

インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa

 

星子さんも気づくの遅いよ。「やっと振り向いてくれましたね」という気持ちは、正直ありますから。


――「stylish wave CIRCUIT'15 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」にも数多く出演。夏に行われる「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱"」にも数本登場。遡れば、昨年も「stylish wave COUNTDOWN'14-'15」や、他にもいろんな「stylish wave」のイベントへ登場してきたように、今やえんそくも「stylish wave」を彩る顔バンドに躍進していません??
ぶう あー、でも自分たちでは、今期の「stylish wave CIRCUIT'15 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」からっていうイメージでいるんですよ。それ以前にも出させてもらってたとはいえ、割と単発での登場だったんで。春のツアーに関しては、3月は毎週土日に出演していたように、やっとレギュラーとしてがっつり参加してたって感覚でしたね。
クラオカユウスケ(以下、クラオカ) やっとえんそくも、「stylish wave」の波に乗れましたね。
ぶう 星子ファミリーとして活躍するのは、これからかな?!?!?!

――夏に行われる「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱"」への出演も決まっていますからね。
ぶう ありがたいですよね。もう、ここで言っちゃいますよ!!「今、えんそくを推さないでどうするんだ!!いろんなイベンターさん!!」。

――みなさん、えんそくのヤバさに気づくのが遅すぎると…。
ぶう ほんと、そうですよ。星子さんも気づくの遅いよ。「星子さん、やっと振り向いてくれましたね」という気持ちは、正直ありますから。

 

 

 

「なんだこいつら??」と思ってる印象をひっくり返してやったほうがえんそくの魅力が伝わるように、アウェイでいるほうが楽しいんですよ。


――えんそくから見た「stylish wave」の印象は、どんな雰囲気ですか??
ぶう 参加する前までって、「stylish wave」と言えば、「今このシーンの中で勢いのあるバンドが揃えられ、それぞれがガチンコで勝負していく戦いの場」「それぞれのバンドがファンを持ち寄り、どうじゃい、うちのバンドは今こんな勢いがあるんじゃ!!」と見せつけあうイメージだったんですよ。イベントに出ても、お客さんたちに「自分目当てのバンドを盲信的に応援して、他はおまけで見てやるか」くらいの意識で見られるイメージでいたんですけど。実際に出てみたら、まったくそんなことはなくて。とくに春に関しては、毎週のように参加していることもあってか、出演の回数を重ねるごとお客さんらもえんそくの雰囲気に馴染んできたのか、すごく温かく迎え入れてくれるんですよ。それこそ、会場中で「今日も、えんそくがここに居てくれて良かった、楽しかった」と包み込んでくれるような。
Joe 会場全体で、えんそくはもちろん、どのバンドも温かく迎え入れてくれるからね。
ぶう 「stylish wave」のお客さんたちって、うちらのような飛び道具のバンドでさえ、すごく盛り上がってくれるお客さんばかりですから。

――そうか、えんそくって、イベントの中の「飛び道具」的な存在なんですね。
ぶう うちは、何処に行ってもそうですね。

――お客さんたちも熱狂的に迎え入れてくれるか、完全に引いてしまうか…。
ぶう そうなんです。「stylish wave」でも最初は、「どうせ、ふざけたバンドでしょ」「大して演奏も出来ないんでしょ」という目で見られてるし、その視線をヒシヒシと感じるんですよ。でも、実際に演奏が始まるとガラッと印象が変わるのか、みんな思いきり楽しんでくれている。
まぁうちらも、つねにアウェイでいるほうが楽なんですけどね。「なんだこいつら??」と思ってる印象をひっくり返してやったほうが、より、えんそくの魅力が伝わっていくように、アウェイでいるほうが楽しいですよ。
クラオカ 最初はマイナスなイメージから入ってもらったほうが、後の印象を思いきりプラスに転じていけるんで。
ぶう ただ、「ゴールデンボンバーみたいなことをやるんでしょ」と勘違いされるのは、正直つらいこと。実際に僕らも、ゴールデンボンバーさんが世の中へドーンと出た頃には、ゴールデンボンバーさんの二番煎じと勘違いされてたんですけど。実際、やってることは違うように、ゴールデンボンバーさんと同じ目線で見られるのは正直辞めて欲しいです。

――一般的な印象って、どうしてもそうなってしまいますからね。
ぶう それに僕ら、ゴールデンボンバーさんには白旗上げちゃってるんで。あの人らと同じ土俵に立って勝負しようとかまったく思ってないですから。確かにコミカルな面も見せてるところはありますけど、実際にライブを始めると、「あっ、意外と熱いライブを演るバンドなんだ」とみんな思ってくれるはずなんで。
Joe でも、「stylish wave」のイベントに出ると、そんな心配しなくていいんですよ。
ぶう そうだね。
Joe 僕らが「stylish wave」に出始めた頃って、ライブも、楽屋裏でも、完全にアウェイの立場だろうから、「楽屋でもずっと隅っこにいる目立っちゃいけない存在でいるべきなのかな?」と、正直不安に思うところもあったんですよ。ところが意外に、世代の近いバンドさんが多い理由もあるのかも知れないけど、楽屋にいるのがすごく楽しいし、楽屋裏でもみんな普通に楽しく接してくれるんです。それがステージ上にも空気として出ていくから、お客さんたちもアットホームになっていくんだろうし。だからこそ、あの「一つになったイベント」になるんだなというのは自分らでも感じた安心感でしたからね。いやー、春のツアーは数多く参加させてもらえて、ほんと良かったですよ。

――「stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵狂乱"」でも、ぜひ「顔」の一つとして魅力を発揮してください。
ぶう そうなれたら嬉しいですよね。
ミド お客さんらも、ずっとそういう認識でいてくれたらやりやすい。まだ「stylish wave」に出始めた頃なんて、えんそくを見て客席で気絶(圧倒されてる)してるお客さんばかりだったのに、回数を重ねていくごとに、気絶するお客さんも減ってきているのを感じるんで。うちらにとっては、こういうイベントに呼んでもらえるってありがたい話ですよね。
 

 

 

「ちゃんと気持ちが一つになれてるバンド」のほうが、絶対に長く支持されるし、実際に長続きしていくと俺らは思ってる。


――えんそくのライブを見たお客さんが熱狂してはファンになっていくのも、ただコミカルなだけではなく、しっかりとした演奏に裏打ちされていれば、楽曲のクオリティも高いからというのもあると思います。
ミド そう思ってくれてたら嬉しいですね。

――中でも、ヴォーカルのぶうさんの存在感は、本当に強烈すぎるインパクトを毎回与えてくれるうえに、しっかり歌える人ですからね。
ぶう そう思われてるのであれば嬉しいですけどね。

――ぶうさんは、「stylish wave」の飛び道具的な存在ですから(笑)。
ぶう でも正直な話、「stylish wave」に登場している勢いを持ったバンドさんって、何処のヴォーカルの方もとても色が強いじゃないですか。僕も、同じヴォーカルとしてみなさんの姿や実力を見てるんですけど。「それぞれに独自の武器を持ってるなぁ」というのは感じていますからね。

――それでも、えんそくに関しては確実に、ぶうさんの持つインパクトが、最初の気になる入り口になっているのは間違いないですから。
ぶう そうなっているのであれば嬉しいですよね。ヴォーカルのインパクトからバンドのことが気になり、えんそくに興味を持って。その後、えんそく自体を好きになって。あとは……お好みでいいんですけど(笑)。
イケメンバンドの場合、どうしても「私は誰々さんが好き」とメンバー内でもファンが分かれれば、5人バンドでメンバーそれぞれが30人動員出来たら、簡単に150人は集まるし、それで話題にもなっていくから羨ましいなと思うときもありますけど。 でも、そういうバンドって、過去の歴史を見てきてても、そんな長くは続かないと思うんですよ。それよりも、バンドがつねに一丸となって突き進みながら。そのうえでヴォーカルが際立ってみたいなほうが。「ちゃんと気持ちが一つになれてるバンド」のほうが、絶対に長く支持されるし、実際に長続きしていくと俺らは思ってるんで。
 

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   INFORMATION   

 

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<<FORCE MINI ALBUM 「えんそくの大予言」ON SALE!!!>>

 

TRKY-0017 ¥2,400(tax in)
1. 宇宙大天使土曜日
2. 朱色1号
3. U.F.Oが来るまで
4. イン・ザ・マリオワールド
5. 最後のえんそく



★インストアイベント
4月18日(土) 15:30~ BrandX 4月19日(日) 14:00~ ライカエジソン原宿店
4月25日(土) 13:00~ little HEARTS.仙台店
5月02日(土) 13:00~ ライカエジソン名古屋店
5月02日(土) 18:00~ 名古屋 fiveStars
5月03日(日) 14:00~ ライカエジソン大阪店
5月04日(月・祝) 12:00~ 福岡 SKULL ROSE
5月06日(水・祝) 13:00~ little HEARTS.大阪店
5月22日(金) 19:00~ ライカエジソン東京店
5月31日(日) 13:00~ 古川レコードショップセブン

※各イベントの参加方法等、イベント内容等、詳細はオフィシャルサイトにてご確認ください

 

 

東京&大阪で12ヶ月連続ワンマン「狂い咲きハルマゲドン」開催!

「狂い咲きハルマゲドン」~ペテン師、終焉より帰還~
4月04日(土) 高田馬場CLUB PHASE
4月11日(土) 心斎橋VARON

「狂い咲きハルマゲドン」~ファイナル・アンコール・カーテンコール・リバイバル~
5月09日(土) 高田馬場CLUB PHASE
5月16日(土) 心斎橋VARON

「狂い咲きハルマゲドン」~神殺しのカラシニコフ~
6月13日(土) 高田馬場CLUB PHASE
5月20日(土) 心斎橋VARON

「狂い咲きハルマゲドン」~ただいま新世界~
7月18日(土) 高田馬場CLUB PHASE
7月25日(土) 心斎橋VARON

「狂い咲きハルマゲドン」~オヤスミ旧人類~
8月15日(土) 高田馬場CLUB PHASE
8月22日(土) 心斎橋VARON

「狂い咲きハルマゲドン」~ハコブネ、艦隊にて凱旋~
9月19日(土) 高田馬場CLUB PHASE
9月26日(土) 心斎橋VARON

「狂い咲きハルマゲドン」~?????~
10月24日(土) 高田馬場CLUB PHASE
10月31日(土) 心斎橋VARON
11月21日(土) 高田馬場CLUB PHASE
11月28日(土) 心斎橋VARON
12月19日(土) 高田馬場CLUB PHASE
12月26日(土) 心斎橋VARON
2016年
1月23日(土) 心斎橋VARON
1月30日(土) 高田馬場CLUB PHASE
2月13日(土) 心斎橋VARON
2月20日(土) 高田馬場CLUB PHASE
3月05日(土) 心斎橋VARON
3月12日(土) 高田馬場CLUB PHASE

[OPEN] 18:00 [START] 18:30
[前売]¥3,500 [当日]¥4,500 (税込み、D代別途)

 

 

Shock Edge Vol.11-stylish waveへの道-
6月28日(日) 渋谷REX

OPEN 16:00 / START 17:00
出演:えんそく(ゲスト) / the Raid.(ゲスト) / AvelCain(ゲスト) / ベル / Sick2 / CLØWD

【チケット】
前売り前売り¥3,500- / 当日¥4,000- (消費税込み)
※オールスタンディング / 入場整理番号有 / ドリンク代別

・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:79783) [チケット購入ページ]
・イープラス [チケット購入ページ]
・ZEAL LINK渋谷店 03-5784-9666
・ZEAL LINK高田馬場店 03-6908-9682

 

stylish wave CIRCUIT'15 夏の陣 "今宵、狂乱"

7月5日(日) 柏PALOOZA
出演:えんそく / ベル / GIGAMOUS / AvelCain / ALIVE

7月11日(土) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3
出演:えんそく / ベル / GIGAMOUS / ALIVE / 黒百合と影

7月12日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
出演:えんそく / ベル / GIGAMOUS / ALIVE / ジン


【全公演共通】
OPEN 16:00 / START 17:00
チケット:前売り 3,700円(tax in)  当日 4,200円(tax in)
※オールスタンディング、入場整理番号有り
※ドリンク代別途(代金は各会場ごとに異なります)
 

 

 

その他ライブ情報や最新情報は OFFICIAL WEBSITE、Twitterをご覧ください。

【 えんそく OFFICIAL WEBSITE 】
http://ensoku.in/