INTERVIEW

Moran ロングインタビュー 第1回(全4回) 「「今のMoranという姿」をいろんな人たちに知ってもらいたかった。それもあって2014年は、ライブの本数も多くなれば、いろいろとリリースもしたわけなんです。」

Moran

2015年のMoranは、2月1日までイベント・ライブへ精力的に登場し続ける。その後1ヶ月半ほど休息を入れ、3月14日の大阪MUSEでのライブを皮切りに、Moran結成7周年を祝う東名阪アニバーサリーワンマンライブを行い、再び精力的に活動をスタート。その後は「森羅万象ツアー」にも参加。いずれにせよ、3月に行う東名阪を舞台にしたアニバーサリー・ワンマンを場を通し、今後のいろんな動きを提示していく予定なので、気になる方は、その会場へ足を運んでいただきたい。
ここへは、短い活動休止期間を前にしたMoranのメンバーたちの声をお届けしよう。
 

撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:長澤智典
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Tomonori Nagasawa

 

この5人としてのMoranを、もっともっと沢山の人たちに見て欲しかった。むしろ、「今のMoranという姿」をいろんな人たちに知ってもらいたかった。それもあって2014年は、ライブの本数も多くなれば、いろいろとリリースもしたわけなんです。


――2014年のMoranは、まさしくライブ三昧な日々を過ごしてきました。
Soan 毎年「攻める攻める」とは言ってるんですけど。2014年は、ライブ本数に関しては例年以上に多かったです。でも、それくらい2014年のMoranには賭ける想いがすごくありました。
大きなライブで言うなら、昨年は、1月に赤坂BLITZで行ったワンマン・ライブから始まったわけですが。じつは、その赤坂BLITZ公演を行う1年前頃から、そこで行うライブを、一つの挑むべき大きな目標として捉えていました。

――その頃から、赤坂Blitzという場所は視野に入れてたことだったんですね。
Soan 一昨年に新宿BLAZEで行ったワンマン公演のときに、「viviとIvyが正式なMoranのメンバーとして活動を始められたな」という実感や手応えがあり、「このまま一緒に進化・成長していけば、1年・2年後には、より全面的に勝負を賭けていけるバンドにMoranはなれる」とも感じていました。その意志を持ってMoranは、2013年を精力的に活動。そうしていく中、「今の5人編成になって2年経った時期にこそ、このバンドはさらなる進化を求めていける」と、メンバー5人とも共通した意志を持つようになっていた。その攻めてゆく姿勢の最初の現れが、1月に行った赤坂BLITZ公演であります。そこから2014年のMoranは、凄まじい展開を描き始めたわけなんです。

――2014年は、攻めていくべき時期だったんですね。
Soan そうでしたね。昨年は、メンバー全員が作曲した楽曲を収録したミニアルバム『dark』や、『but Beautiful』と『堕落へと続く偏愛の感触』という2枚のシングル盤を発売する 流れを決めれば、BORNやKraとの2マン・ツアーを行ったり。夏には「stylish wave」のイベントツアーにも数多く参加。9月には、2回目となる赤坂BLITZ公演も行えば、秋からは「博愛よりも偏愛を」ワンマンツアーもやり続けてきました。いわゆるリリースやライブの流れを上手く日程の中へ当てはめていく中、結果的に、ライブ本数も多くなったという形だったんです。作品として加えるなら、Live DVD『「The Romantic Movement」~誰が為にも闇は鳴く~』も出していますしね。

――ワンマンだけでも、けっこうな本数をやっていませんでした??
Soan ワンマンだけで2014年は30本くらい??そこへ2マン・ツアーの本数を加えると60本前後??。さらにイベントまで入れたら、3桁までは届かないけど、それに近い本数のライブはやり続けてきました。

――と言うことは、出ずっぱりな日々も多かったということですよね。
Soan そうですね。戻っても、制作やリハーサルに取材・打ち合わせ関係など常にやることが目の前に多かったので、ずーっとバタバタと動いてました。

――でも、精力的に動くことで「今のMoranの姿」を提示していきたかったわけですよね。
Soan そうですね。やはり、この5人としてのMoranを、もっともっと沢山の人たちに見て欲しかった。むしろ、「今のMoranという姿」をいろんな人たちに知ってもらいたかった。それもあって、ライブの本数も多くなれば、リリースも立て続けにしていったわけなんです。

――それだけ精力的に動いた成果は、しっかり実になってバンドに還元されて来てますか??
Soan その成果は、秋に行ったワンマン・ツアー「博愛よりも偏愛を」にて全国各地しっかり反映されてました。その前の時点で、すでに3回全国各地をツアーしてきたわけですが、その3回の全国ツアーで蒔いた種は、Moranのワンマン・ライブという形でまわった全国ツアーに於ける各地の動員や盛り上がりの風景へしっかり反映されていました。わかりやすいのは動員という数字になるんでしょうけど、各地方何処も確実に集客が伸びていれば、ライブを通した反響もすごくいい感じでステージ上に返ってきていた。そういった面でも今、個人的にいい形で一本一本のライブに集中し進められているんじゃないかと思っています。

――2015年も、その勢いを持って攻めていく形なのでしょうか??
Soan 2月1日のイベント・ライブを終え、表だった活動を控え、1ヶ月半ほど活動休止期間へ入りそこでしっかりと見つめ直し、考えたいと思います。2014年はとにかく走り抜けたので。活休後、3月14日の大阪MUSEでのワンマン公演を皮切りに行うMoranの7周年記念東名阪ワンマン・ツアーで活動を再開するわけですが。4月からは、すでに発表になっているよう「森羅万象ツアー」にも参加するように、またすぐに全国各地の人たちへMoranの姿を見せに行く場も決まっていますから、そこまでには発表出来たらと思っています。
現状一番大きな展開が、Moranの結成7周年を祝う「Anniversary Oneman Tour」。これまでは東京でのみ開催でしたが、今年は、名古屋と大阪まで規模を拡大して行える。むしろ、そこまで規模を広げ展開出来るようになったことが、バンドとしては嬉しい成長の証なんだと思っています。

――いろんな発表関係は。。
Soan 活休前までも、いろいろ細かい発表は行いますけど。今後の展開という意味では、おそらくその頃からになるでしょうね。

 

 

 

精力的に活動を続けていくと、心の余裕というものが、だんだん感情の奥底へ押し込まれてしまう感覚が出てくるんですね。それを改めて引っ張りだすという面では、今年2月に設けた活動期間というのは良いことなのかなとも感じています。


――Siznaさんは、思いきり走り続けてきた2014年のMoranの活動に対し、どんな想いでいるのでしょうか??加えて、2015年のMoranに対して、今思っている気持ちもぜひ教えてください。
Sizna さっきも話に出ていましたけど。2013年から2014年にかけ、今の5人のMoranとして揺るがない基盤を作るためのライブを1本1本積み重ねてきました。もちろん、1本1本のライブを行うごとに。ツアーを重ねるたびにバンドも成長していけば、経験を重ねるごとに各自の自信も強くなっていました。だからこそ、これだけのツアーを組んでまわれたわけだし、そこの意識は、2015年になっても揺るがないものとしてあります。

――Ivyさんは、どうですか??
Ivy 確かに、自分やviviくんが加入して以降、Moranはずっと走り続けてきたバンドだなという印象はありますけど。だからこそ、また大きな展開を描いてく前に1回足を止める期間を設けたことも、バンドにとってはいろんな意味で良いタイミングだったのかな??と思ってるんですね。もちろん復活後は、これまでと同じようにまた走り続けていくつもりですから。

――ホント、5人になってからのMoranはノンストップで走り続けてきましたからね。
Ivy これは別に悪い意味ではないんですけど。精力的に活動を続けていくと、心の余裕というものが、だんだん感情の奥底へ押し込まれてしまう感覚が出てくるんですね。それを改めて引っ張りだすという面では、今年2月に設けた活動休止期間というのは良いことかなとも感じてて。もちろん、その間も次の展開の準備をするように丸々休んでいるわけではないですけど。それでも1ヶ月半も表に出ない形で過ごしていると、何をやっていいのか逆にわかんなくなりそうなんですよね(笑)。もちろん、そこで思いきり充電をして、またさらに凄いMoranになった姿を見せたいなとも思っています。

――今のMoranにとって、活休という期間も、バンドをさらに向上させるためには必要な術ですからね。
Ivy そうなんです。活休はけっしてマイナスなことではなくて、僕らにしてみれば、むしろプラスの要素を持っていること。それが結果的に、復活後のMoranにもプラスの状態になってゆくと僕は思っています。

――あえてツッコミますが、ずっと走り続けてきたからこそ「たまに休みたい」と思ったりもしなかった??一番長くて、どれくらいの休み期間がありました??
Ivy 一番長く空いたとしても2週間??とかくらいですかね??土日に関してはほとんどがライブのように、感覚的には休みがないのは普通になっています。だからといって「忙しい!」みたいにはまったくならず、それが当たり前としてあるものという感じなんですね。だから、とくに休みが欲しいというわけでもなく…。

――たまに「サザエさん」がみたいと思ったりは(笑)??
Ivy あっ、言われたら、そんな気分になりました(笑)。でも、こういうエンターテイメントな職業の場合、休みとなる方が多い人たちへなるべく合わせた活動をしていくように、土日に動く感覚になるのは当たり前というか。そこはお店をやっている方々と同じ感覚なのかも知れません。むしろ、平日もその準備を行っているように、曜日感覚がまったくないんです。まぁ、好きなことをズーッとやってるから、苦でもなんでもなく、むしろ毎日を楽しんでいますからね。
 

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Anniversary 東名阪Oneman Live
「Dreamy Anniversary」

2015年3月14日(土) 大阪MUSE 開場/18:00 開演/18:30
adv¥3,500 day¥4,000 (D代¥600別)
問い合わせ:大阪MUSE 06-6245-5389

2015年3月15日(日) 名古屋E.L.L 開場/17:00 開演/17:30
adv¥3,500 day¥4,000 (D代¥500別)
問い合わせ:名古屋E.L.L 052-201-5004

2015年3月28日(土) 新宿ReNY 開場/17:45 開演/18:30
adv¥4,000 day¥4,500 (D代¥600別)
問い合わせ:H.I.P 03-3475-9999

【チケット最速先行発売】
1月10日(土)0:00~1月25日(日)23:59まで
●イープラス特別優先にて最速先行発売!!
※お1人様1度につき、最大5枚まで優先予約可能
優先詳細URL→http://eplus.jp/moran/
【一般発売】2月14日(土)~より一般発売開始!!

 


カメレオ 3周年記念3DAYSライヴ
「めちゃ×3みなさんのおかげでした!~戦友バンド編~」
1月18日(日) 渋谷公会堂

開場/14:00 開演/15:00
adv¥5,000 day¥5,500(tax in)全席指定
出演:カメレオ
【第一弾ゲストアーティスト】Moran / ギルド / Royz
【スペシャルサポーター】禿夢
【第二弾ゲストアーティスト】ユナイト / DIV ※順不同

【チケット】
・チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:249-774)
・ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:73119)
・イープラス
【企画】DANGER CRUE
【制作】com agent
【お問い合わせ】ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999(平日 12:00~18:00)
カメレオ オフィシャルページ http://www.kameleo.jp/
 

 

 

EDGE Ikebukuro 3rd Anniversary 『池袋スタンダード』
4月4日(土) 豊島公会堂

開場/16:00 開演/16:30
adv¥5,000 day¥5,500 ※全席指定

※出演者・プレイガイドなどその他詳細は後日発表
問い合わせ:EDGE Ikebukuro 03-6907-1811
出演:Sadie / MEJIBRAY / DIAURA / R指定 / GOTCHAROCKA / BugLug
 

 

 

little HEARTS. PRESENTS Sadie 10th Anniversary
THE UNITED KILLERS -DECADE-
3月1日(日) TSUTAYA O-EAST

※THANK YOU SOLD OUT!!※
出演:Sadie / MEJIBRAY / DIAURA / R指定 / GOTCHAROCKA / BugLug
open 16:00 / start 17:00
前売¥5,000(税込み・Drink別)

問:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

 

 

 

2015年春SPEED DISK PRESENTS「森羅万象tour'15#2」
4月18日(土) 博多DRUM Be-1
4月20日(月) 岡山CRAZY MAMA KINGDOM
4月21日(火) 大阪BIG CAT
4月23日(木) 金沢AZ
4月24日(金) 名古屋E.L.L
4月27日(月) 札幌KRAPS HALL
4月28日(火) 札幌KRAPS HALL
4月30日(木) 仙台darwin
5月06日(水・祝) 渋谷TSUTAYA O-EAST
 

 

 

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【 Moran OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.moran-web.net/