INTERVIEW

ALIVE インタビュー・6月29日に渋谷REXで「ALIVE生誕2周年」を祝うワンマン・ライブを2部制で実施。この日には、重大発表も

ALIVE

「アッコにおまかせ」のエンディングテーマとしても流れた前シングル『Departure』がスマッシュヒットを記録した新鋭ヴィジュアル系バンドのALIVE。彼らが、6月18日(水)に最新シングル『BUG_NOISE.zip』を2Styleで同時リリースする。同楽曲は、「有田のヤラシイ…」のエンディングテーマとしても放送中。
6月29日(日)には、渋谷REXを舞台に「ALIVE生誕2周年」を祝う2部制のワンマン・ライブも決定。彼らがどんな想いを最新シングルに込めたのか、お伝えしよう。

TEXT:長澤智典

 

ギターの奈緒以外は、峠は「攻め」られないタイプ。

 

――最新シングル『BUG_NOISE.zip』が誕生。今回は、どういった狙いを持って制作を?!
ソラ 前作の『Departure』がライブノリを出しながらも聴きやすさを重視したことから、聞いてくれた人たちの"心"に響きやすい楽曲になりましたし、ALIVEを求めてくれる人たちの熱い想いを、発売以降からライブを通して強く感じても来ました。それもあって、今回のシングル発売を決めたときに全員の中から出て来たのが、「ファンの人たちが求める以上の想いを発信していきたい。そのためにも"攻めの姿勢で制作しよう"」という言葉でした。
 僕なんかは、『Departure』を出した翌日から、気持ちのうえでは「攻め」でしたからね。その後のライブでも、ズッと「攻めてやる!!」という意識で演っていたので、ようやく今回、ALIVEとして攻めのシングルを出せたなって気持ちなんです。
収録した曲に対しても、今回、奈緒くんが2曲、僕が1曲出したんですけど。奈緒くんの楽曲は「攻めながらもお洒落な感じ」がある中、僕の出した『Fate』は終始攻めまくっていますからね。
奈緒 以前から、要の作る楽曲は女子受けが良く、僕の作る楽曲は男子受けしやすい傾向があったんですけど。今回の曲たちにも、それは出てて。収録した3曲ともライブ受けしやすいとはいえ、要の作った『Fate』は、より"女子受けのする"。具体的に言うなら、"ライブに於けるバンギャル受けする暴れ曲"になってるんですよ。

――今回は「攻め」がテーマとのことでしたが、5人とも、普段から「攻めな性格」なんですか?!
 性格的に攻めなのは、奈緒くんくらいじゃないかな?
奈緒 えっ?!、俺ってカウンター・タイプじゃない?!
 カウンターもイケるし、コーナリングもイケるみたいな。他の4人は、峠は攻めらんないタイプですからね。
奈緒 いやいや、僕も峠は攻めないよ(笑)。むしろ…。
 奈緒くんの攻め要素が強いというよりも、奈緒くんは普通であって、僕ら4人がおとなし過ぎる性格なんですよ。

 

 

 

心の中に溜まっていた、叫びたい熱い感情を圧縮したのが『BUG_NOISE.zip』!!


――「攻め」の楽曲をリリースするに当たり、最初から「『BUG_NOISE.zip』で行こう」と決まった形でした?!
ソラ 奈緒くんから上がった楽曲を聞かされたとき、みんなの中でも、他の曲を聴く前から「これしかない!!」という確信はありました。
あき 何よりも、『Departure』以上にトガってる格好いい楽曲だったのが大きかった。曲調がトガっているぶん、ドラムの音もかなり攻めな形でミックス。バスドラやスネアの音などバチバチ響いてくるように、各自の演奏面でも、かなり攻めな表情を持った楽曲になりましたからね。

――確かに『BUG_NOISE.zip』は攻めてるんだけど。同時に、きらびやかさを持った楽曲にもなりましたよね。 
奈緒 やはりALIVEらしさでもある、親しみやすい聴き心地好さとカラフルさを残しつつ、全体的には攻めていきたかったんで。

――歌詞も、押せ押せな感じで攻めていませんか?!
ソラ 「攻め」というテーマにそぐうものにはしたかったんで、『BUG_NOISE.zip』には、「ここからさらにALIVEは躍進していくぞ!!」という想いも込めつつ、「心の中の叫び」を書きました。
正直、生きてくうえで、いろんな人との心の駆け引きも出てくれば、その難しさを感じることってあるじゃないですか。そういう中で抱くもどかしい感情を歌詞にしながら。同時に、熱い感情のヴァイブスも言葉にしていきました。

――『BUG_NOISE.zip』というタイトルも印象的じゃない?! 
ソラ 心の中に溜まっていた叫びを圧縮(ZIP)した結果、このタイトルになりました。
 

 

 

ALIVEは、「アッコの人」「有田の人」。


――『BUG_NOISE.zip』は、すでにライブでも演奏しているそうですが、お客さんたちのリアクションはどんな感じですか?!
 この曲を演奏しているときの自分たち自身が「攻め」ゆく気持ちで演奏していけば、お客さんたちも熱い感情をぶつけてくれるから、場内にはいいヴァイブスが毎回生まれてます。
奈緒 お客さんたちも、すっごい楽しんでくれてるからね。

――『BUG_NOISE.zip』は、「有田のヤラシイ…」のエンディングテーマとしても放送中。すでに、リアクションも返ってきています??
ソラ 前作の『Departure』が「アッコにおまかせ」のエンディングテーマとして流れたときも、番組で知った人たちや、対バンするバンドの方たちから「あっ、アッコの人たちだ」という声をかけてもらえていたように、今回はまだ「有田の人だ」という声はないけど、「テレビでPV流れてるの見ました」という声は、いろんな方々からいただいてます。

――テレビ効果は、しっかりと出ているんですね。
ソラ 名前も何も知らずにライブを見てもらうよりも、テレビを通してなど、ちょっとした前知識があったうえでALIVEに接してもらえているように、少しでも興味関心を持って触れてくれているのは、僕らとしても嬉しいことなので。

――『BUG_NOISE.zip』のPVは,「初回限定盤」に収録。映像の見どころも教えてください。
奈緒 自分なんかしょっぱなの映像が流れた時点で笑顔のように、メンバーみんなが楽しんで演奏している様が観てる人たちにも伝わったら嬉しいです。今回は、個人カットも今まで以上に多いですしね。個人的には、深夜集合で撮影を行ったのも、いい思い出になっています。
ソラ 丸一日撮影だったから、なかなかハードではあったけどね。若干一名は、多少気まずかったようだけど(笑)。
るゝ この日の撮影って、みんな終電で集まり、そこから撮影現場に移動し、メイクを始めてという流れだったんですよ。でも、僕は終電に乗り遅れてしまい、一人始発で現場へ向かったんですね。で、「おはようございます」と現場に入り、メイクを始めようとしたのはいいんだけど。そこでのみなさんからの(遅刻によって撮影が遅れるという)無言の圧力がすごくって。自分だけ多少こわばった表情でも映っているので、僕の表情にも注目してください。
 

 

 

ネガティブさとエログロと…。


――C/Wに収録したのが、要くんの手による『Fate』です。
 自分の楽曲に関しては、音質やフレーズからして攻めてるよう、もうすべてに於いて攻めている楽曲です。と言うのも、今回のシングル制作に当たって、先に奈緒くんの持ってきた『BUG_NOISE.zip』と『HONEY TRAP』の収録が決まったんですよ。だからこそ、「そことは違う色を」ということで、僕は攻めに徹した『Fate』を持ってきたわけなんです。
ソラ 歌詞は、自分にしては珍しいネガティブな感情を強く押し出した内容。ただし、自分の気持ちと言うよりも、楽曲の表情に合わせたらそうなった感じです。

――「通常盤」に収録したファンキーに弾けた『HONEY TRAP』も、良いスパイスを持った楽曲として響いてきました。
奈緒 ちょっとお洒落な、跳ねたジャズ調な楽曲というのは、以前からALIVEの中にはあった要素。この手の表情も、ファンの人たちから熱い支持を得ていることから、今回持ってきました。
ソラ 歌詞は、楽曲を作った奈緒くんのほうから「エログロな内容で」というテーマをいただき、自分なりにセクシーさを模索しながら書いてます。
奈緒 ヴィジュアル系ファンの女性たちには、そういう歌詞を好む人たちもいることから、「ソラのようなイケメンにエログロな歌詞を歌ってもらうのも良いのでは?!」と思い、そのテーマで歌詞をお願いしました。
ソラ 「何がセクシーなのか?!」。そこは難しいところですが、自分なりにそこを追求した歌詞を『HONEY TRAP』には書きました。

 

 

 

6月29日に渋谷REXで「ALIVE生誕2周年」を祝うワンマン・ライブを2部制で実施。この日には、重大発表も。


――完成した最新シングル『BUG_NOISE.zip』。それぞれ、どんな作品になりましたか??
ソラ ALIVEらしいのに攻めてる。まさに、その表情を出せた作品になりました。
あき 曲調や演奏面など、どれを取っても前作から進化した姿を味わえる1枚になりました。『BUG_NOISE.zip』を筆頭に、3曲とも、今のALIVEにとっても、良いスパイスを与える曲たちにもなっていますしね。
奈緒 C/Wだから云々ではなく、3曲とも非常にクオリティの高い曲たちばかりのように、本当に良い1枚になりました。
るゝ 『Departure』から『BUG_NOISE.zip』をリリースするまでの半年間の中で得た成長の手応えを、今のベストな形で出した作品なのは間違いないです。
 どれもライブを意識して作った曲たちのように、この3曲を加えた形でのライブがどうなっていくのかが個人的には楽しみです。

――6月29日(日)には、渋谷REXを舞台に「ALIVE生誕2周年」を記念したワンマン・ライブが2部制で開催になります。 
ソラ ここまで、アッという間の2年間でしたけど。これまでにたくさんの楽曲を作りあげてきたように、この日の2公演の中へ、それらの楽曲を惜しみなく使っていくつもりです。もちろん、ライブを楽しむ中にも、いろんな要素を交えながら2本のワンマンを届けていくので、ぜひ一緒に楽しみましょう。
奈緒 『BUG_NOISE.zip』のリリース時期には、地方も含めたイベント・ライブとインストア・イベントも同時に開催。インストアでの僕らの姿に触れると、ライブで見せるのとは違った、僕ら5人のキャラクターも楽しめるんじゃないかと思ってる。
ソラ 嬉しいのが、僕の誕生日である6月18日に『BUG_NOISE.zip』の発売があるのと同時に、その日に渋谷ZEAL LINKさんでインストア・イベントの開催も行われることなんです。るゝも6月23日が誕生日で、前日となる22日に新宿の自主盤倶楽部でインストア・イベントを開催するよう、ALIVEの生誕時期に、僕らの誕生日も重なったのも嬉しいですね。
奈緒 さらに、6月29日の「生誕2周年ワンマン」の日にはALIVEからの重大発表があります。
るゝ これまでALIVEは、いろんな発表があっても「重大発表」と打ち出すことはなかったんですけど。今回は、あえてそこを押し出しているように、わざわざALIVEが「重大発表」と書いた以上、「何かが起きるぞ」と期待してもらっても良いと思う。
ソラ とにかく、今回は「自分の口から、まずは直接ファンのみんなに伝えたかった」。なので「重大発表」と銘打ったように、ぜひ、僕の言葉を聴くことも含め、6月29日の渋谷REXのワンマン・ライブに足を運んでもらえたら嬉しいです。

 


【INFORMATION】
<RELEASE>
■7th Single「BUG_NOISE.zip」6.18 RELEASE!!


【初回限定盤】
STRD-0234/0235 / ¥1,800(tax in)
[CD]
1.BUG_NOISE.zip
2.Fate
[DVD]
BUG_NOISE.zip(Music Video)


【通常盤】
STRD-0236 / ¥1,500(tax in)
[CD]
1.BUG_NOISE.zip
2.Fate
3.HONEY TRAP


<LIVE>
■ALIVE 2nd Anniversary -Moment of decision- #1

6月29日(日) SHIBUYA-REX
開場/開演 14:00/14:30
前売/当日 ¥2,500/¥3,000 (D代別)
出演:ALIVE
チケット発売中!
A.イープラス
B.当日券
入場順:A→B
【イベント内容】
・衣装チェンジ
・パートチェンジ
・「BUG_NOISE.zip」最新衣装ツーショットあたり付チェキ販売
・1部2部通し特典「無料配布音源」あり!
・チェキケース販売あり!(1部2部共通)

■ALIVE 2nd Anniversary -Moment of decision- #2
6月29日(日) SHIBUYA-REX
開場/開演 18:00/18:30
前売/当日 ¥3,000/¥3,500 (D代別)
出演:ALIVE
チケット発売中!
A.イープラス
B.当日券
入場順:A→B
【イベント内容】
・歴代過去衣装ツーショットあたり付チェキ販売
・1部2部通し特典「無料配布音源」あり!
★重大発表アリ!!



■イベント出演スケジュール
06月07日(土) 新宿RUIDO K4
06月10日(火) TSUTAYA O-WEST
06月29日(日) 渋谷REX
07月01日(火) 渋谷REX
07月07日(月) 仙台MACANA
07月11日(金) 大阪RUIDO
07月13日(日) 今池3star
07月18日(金) 池袋EDGE
07月20日(日) 渋谷REX

■インストアイベントスケジュール
06月14日(土) 池袋・Brand X
06月18日(水) 渋谷・ZEAL LINK
06月21日(土) 原宿・Like an Edison.com
06月22日(日) 新宿・自主盤倶楽部
07月06日(日) 仙台・little HEARTS.
07月12日(土) 大阪・ZEAL LINK
07月13日(日) 名古屋・fiveStars
※参加方法、イベント内容は各店舗・オフィシャルサイトにてご確認ください

その他、詳細・最新情報はオフィシャルサイトをご覧ください!
【ALIVE OFFICIAL WEBSITE】
http://www.alive-official.com/