INTERVIEW

ViV ロングインタビュー 第1回(全4回)

ViV

11月23日に最新シングル『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』を発売するViV。この歌は、病んだメンヘラな人の心に刺さる歌。その秘密を探ります。現在、インストアイベントも数多く実施中。毎回楽しい内容を用意しているように、ぜひ足を運んでいただきたい。

インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa

 

いまどき、ヤンキーのようにわかりやすい存在っていないじゃないですか。


――ViVって、けっこうインストアイベントもやっていますよね。しかも、どのインストア公演もかならずテーマを持って行っている。そこに面白さを覚えています。
 今回も全ヶ所いろんな内容を盛りだくさんにしていれば、ViVのインストアに関しては毎回そこを大切に企画しているよう、いつインストアイベントに足を運んでもらっても絶対に楽しめますから。

――今回のインストアイベントでも、いろんなことをやっているんでしょ。
 インストアイベントでしか出来ないことって無限にあるんです。だからこそ毎回、みんなと一緒に楽しめるのは何かな!?というのを考えては、その時期のインストアイベントツアーごとに組んでいるんですけど。
今回は、「企画物」「コスプレ系」「サイン会」を軸に、いろいろローテーションしています。とくに「サイン会」は、ファンの人たちが強く求めてきたことから組み込みました。個人的な企画でいうと、今回「帰ってきたヤンキーインストア」を行いました。というのも、前回に行った「ヤンキーインストア」の評判がやたら良かったこともあって、「帰ってきたぜ」ということで企画したことでした。

――ヤンキーにスポットを当てるとは斬新ですね。
 僕は完全に世代ではないからそう感じるのかも知れませんけど、あの古い、昭和なヤンキー文化に自分の中で惹かれる部分がありまして。なんか、あれっていい文化だと思うんですよね。

――えっ、そうですか??
 いまどき、ヤンキーのようにわかりやすい存在っていないじゃないですか。きっと昔だったら、100m向こうでもヤンキーの存在を姿恰好で認知出来るから、「あっ、ヤンキーだ、逃げよう」となれていた時代だったと思うんです。でも今は、そういうのがまったく見当たらない。それもあって憧れていれば、現在に甦らせたいなと思ってやってみました。この企画、みんなの反響が良ければ続けていく可能性もあります。

――さゆきさんは、インストアイベントについてどんな想いを抱いています??
さゆき 自分らで言うのもあれですけど。ViVのインストアイベントはけっこう面白いことをやっているんじゃないかと思います。事実、毎回内容が違うんで、参加する人たちも飽きないんじゃないですかね。今回、僕が考えたのは「細かすぎてわからないコスプレ」。この取材中はまだ実施前なんですけど、自分でそのテーマを決めておきながら、どうしようか思案しています(笑)。

――先にやることを決め、それから煮詰めていくことも多いんですか??
さゆき 僕は多いです。何かしら面白そうなことを考えては、あとで何とかするみたいな。
 そうやって、各自が自分やメンバーらを追い込んでいく(笑)。
さゆき ただし、全員が「やる」のを納得したうえで選んでいるように、そこは、それぞれの責任なのでなんとかするしかない(笑)。
 別の言い方をするなら、「無茶振り」という(笑)。

 

 

インストアイベントってライブやMV、写真じゃわからないメンバーの素顔を知ることが出来る場のように、そこが嬉しいんでしょうね。

――RAYJIさんって、インストアイベントだとしゃべるんですね。
RAYJI インストアイベントではしゃべりますよ。むしろ、しゃべんないのが渉。でも、司会になるとよくしゃべるように、それで司会を渉にやってもらうことが多いんです。
 俺、後から人の会話に入っていくのが苦手なんで、司会以外だと何もしゃべんないです。逆に、自分発信なら普通にしゃべれる。だから、そういう役割になるんだろうけど。いろいろ、自分も会話にのっていけれるように頑張ります(笑)。

――RAYJIさんは、インストアイベントの魅力をどんな風に捉えています??
RAYJI 朝、早く起きてメイクしなきゃいけないこと以外、僕はインストアイベント自体をすごく楽しみにしています。バンド活動をやっている中、ファンの人達と言葉を交わせる機会って、インストアイベントくらいじゃないですか。だからこそ、インストアイベントを僕は楽しみにしているんです。それにファンの子たちも、ライブやMV、写真じゃわからないメンバーの素顔を知ることが出来る場にもなっているように、そこが嬉しいんでしょうね。
HIROHIRO 確かにインストアイベントの楽しさって、いつもは見れないメンバーの姿を見れるところが大きいんだろうからね。

――ViVのインストアイベントでは、いろんな企画も行いますよね。
HIROHIRO この間もピコピコハンマーを使い、メンバー内でゲームを行ったんだけど。ファンの子たちが、それぞれ支持したいメンバーを応援してくれたりなどけっこう盛り上がったんですよ。しかも、ライブとは違う一体感がそこに生まれたり。何より、ちょっとしたおふざけ的なゲームからでさえ、メンバーの意外な素顔が見えてくる。そこがインストアイベントの楽しさなんだろうね。それこそ、RAYJIがひたすらガンダムについて語り続けたりとかも含めてね。メンバー全員、ミニオンズになろうとして成りきれなかったりとかさ(笑)。
 コスプレに関しては、お客さんのほうがクオリティ高いことも多いからね。
HIROHIRO そう、意外とメンバーのコスプレクオリティは高くなかったりもする(笑)。
 インストアイベントの場合、何をテーマにするかや特典会の内容を事前に告知するじゃないですか。とくにコスプレ関係の場合、ファンの子たちも事前に準備をしては、その恰好で来てくれる人たちもいるんですよ。だから、お客さんのほうのクオリティが高いことはよくあります(笑)。

――インストアイベントの最終日が、12月10日のライカエジソン原宿店(二部制)になります。この日はファンの方たちの力が必要なんでしょ。
 そうなんです。この日は『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』のインストアイベントの最終日でありドラムのさゆきの誕生日のため、さゆきのバースデーも兼ねてやらせていただくんですけど。一部二部ともに、事前にViVのtwitterのアカウントにDMを送っていただく形を取りながら、ファンの人達に「何をやって欲しいのか」を決めてもらおうと思っています。この日は、みなさんの意見を採用したことをやるように、ぜひ応募してください。まだ間に合いますから。
 

 

むしろ、バンギャの子たちにも共通する認識と捉えてもらったほうが正解だと思います。

――11月23日に最新シングル『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』を発売します。楽曲の制作に入ったのはいつ頃なんですか??
 作り始めたのは夏頃…いや、梅雨の時期くらいでしたね。

――『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』はこの季節に聞くとピッタリの歌。リリースの時期にも狙いはあったのでしょうか??
 ありました。当初から「秋頃に新しいシングル作品を出そう」と計画をしていれば、そのためにいくつも楽曲を作り続けてきました。そんな中、『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』が生まれた瞬間「これだ!!」と手応えを感じたことから、「この曲でいこう」と決めました。

――何処か切なさを抱いた表情のせいか、聴いててグッと胸を揺さぶられる想いも感じました。
 もう1年半前くらいになるのかな!? ViVは切ない楽曲ばかりを集めたコンセプトミニアルバムの『LOVE SICKS』を作りました。その反動もあり、以降はメッセージソングを中心にシングル制作を続けてきました。それが『MESSAGE』であり『アナグラム/EMOTION』だったわけですが。立て続けにメッセージナンバーが続いたこともあり、今度は「そろそろ切ない曲を書きたい」衝動が自分の中から生まれました。

――そういう流れがあったんですね。
 今回の『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』を制作しながら。とくに歌詞を書きながら、「切ないけど、こういう想いが大好きだ」と思ってたというか。切ない歌詞ほど、ライブ中に演奏をしていても気持ちが入り込んでいくんですよね。そんな気持ちも抱きながら『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』を作っていました。

――今回は女性目線の歌になりました。
 女性目線の歌詞も、ミニアルバム『LOVE SICKS』以来になるんですけど。女性目線になって歌詞を書くのは、自分でも好きなことなんです。

――そうなんですね。
 「こういうとき、女性はどんなことを考えているんだろう!?」。そのシチュエーションの元となっているのが映画やドラマでも何でもいいんです、そうやって自分とは異なる人の心理状態を考えながら歌詞を書くのが自分は好きなこと。今回も、その心境になって歌詞を書いています。

――『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』に登場する女性の心情は、ファン目線。いわゆるバンギャ視点としても見えてくるんですよね。
 そう見えてしまうところもあるかも知れないですね。ただし、けっして限定して書いたわけではないです。むしろ、バンギャの子たちにも共通する認識と捉えてもらったほうが正解だと思います。

――そのうえで突っ込ませていただくなら、こういう心理へ陥りがちなのもバンギャさんたちなのかな!?とも想像してしまいます。
 そうかも知れませんが、けっして限定はしていません。ファンの子たちからもいろんな感想はもらっていますけど、身近なスタッフチームや関係者の方々からも「昔こういう恋愛をしていました」「すごく想いに共感を覚えました」「歌詞のこの一節は本当に体験してきたこと」という言葉を、しかも幅広い世代の人達からいただきました。それくらい、『いつまで経っても変わらずアナタを愛してる』は「いろんな恋愛経験を重ねた人ほど共感してもらえる歌になっているんだな」とも感じています。

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   INFORMATION   

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●6th Single「いつまで経っても変わらずアナタを愛してる」
2016/11/23 RELEASE!!

【初回盤】
[CD]
1.いつまで経っても変わらずアナタを愛してる
2.「絆」
[DVD]
いつまで経っても変わらずアナタを愛してる(music video)

【価格】¥1,800 税込
【品番】STRD-0251/0252

 

【通常盤】
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1.いつまで経っても変わらずアナタを愛してる
2.「絆」

【価格】¥1,200 税込
【品番】STRD-0253

★インストアイベント情報★
11/5(土)12:00~高田馬場ZEAL LINK
11/12(土)12:00~名古屋fiveStars
11/12(土)17:00~HMV栄
11/13(日)11:00~little HEARTS. 大阪店
11/15(火)17:45〜ニコニコ本社
11/20(日)12:00~自主盤倶楽部
11/20(日)15:00~ライカエジソン東京店
11/20(日)18:30~渋谷ZEAL LINK
11/23(水祝)13:00~タワーレコード新宿店
11/23(水祝)17:00~little HEARTS.新宿店
11/26(土)12:00~ライカエジソン名古屋店
11/27(日)12:00~大阪ZEAL LINK
11/27(日)16:00~ライカエジソン大阪店
12/4(日)14:00~little HEARTS.仙台店
12/10(土)15:00~ライカエジソン原宿店
12/10(土)18:00~ライカエジソン原宿店


ViV主催ツアー2016秋「凶暴な純愛のRED.」

11月26日(土)名古屋MUSIC FARM
出演:ViV・Purple Stone・AWAKE

11月28日(月) 大阪RUIDO
出演:ViV・Purple Stone・AWAKE・Azlina

12月4日(日) 仙台space Zero  
出演:ViV・Purple Stone・AWAKE・QUADRIG

12月11日(日) 池袋EGDE  
出演:ViV・Purple Stone・AWAKE・the LOTUS

開場 17:30 開演 18:00
【チケット料金】
前売り:3,500円 当日:3,800円
 



stylish wave CIRCUIT '16 冬将軍 出演!

2016年12月18日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
出演:ViV / ジン / アンフィル / Sick2 / Neverland / BLaive / [後日発表バンドあり]
前売り ¥3,800- /当日¥4,300- (消費税込み)
OPEN 16:00 / START 16:30 オールスタンディング / ドリンク代別途

▼詳細は下記バナーをクリック▼

 

stylish wave COUNTDOWN'16-'17 出演!

2016年12月31日(土) 新宿ReNY
開場14:30 / 開演15:30 ~終演25時(予定)
前売り¥5,800(税込) 当日¥6,500(税込)
出演: ViV / グリーヴァ / ジン / ベル / 黒百合と影 / Chanty / ギガマウス / Sick² / アンフィル / Purple Stone / the LOTUS /exist†trace / ラッコ / Kra(guest) / and more
前売り ¥3,800- /当日¥4,300- (消費税込み)

※イベントの進行状況により、演奏開始・終了時刻が多少前後する場合がございます。
※本公演は深夜におよぶ公演の為、18歳未満の方は保護者の同伴もしくは保護者の同意書が必要です。
※オールスタンディング (入場整理番号有り ) /ドリンク代別
※当日は再入場可能です。
▼詳細は下記バナーをクリック▼

 

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【 ViV OFFICIAL WEBSITE 】
http://vivofficial.com/