INTERVIEW

FEST VAINQUEUR ロングインタビュー 第1回(全4回)

FEST VAINQUEUR

最新シングル『ヒガンバナ~花魁道中~』に描いたのは、FEST VAINQUEUR流の"和/雅ロック"な世界。人気ボカロPの亜沙をプロデューサーに迎えて制作したこの楽曲の魅力を中心に、今回はお届けします。

撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:長澤智典
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Tomonori Nagasawa
 

誕生日当日に家で一人淋しく過ごすよりも、メンバーやファンの子たちと一緒に過ごしたほうが楽しさの度合いがぜんぜん違う。だからこそ、うちのメンバーはバースデーやアニバーサリーを大切にしてるんですよ。


――この記事を目にする頃は、まさにFEST VAINQUEURの結成6周年を祝う東名阪ワンマンツアー「FEST VAINQUEUR 6th Anniversary TOUR「VI」」の真っ最中。
HIRO うちのバンドは9月10月11月にメンバーやバンドの誕生日が固まってまして。そこに合わせてのリリースやインストアイベント、ライブなどを行うのが毎年通例行事になっています。 FEST VAINQUEURにとって、秋は特別な時期。だからこそ、大切にしたい気持ちを強く持っています。

――バンドの結成日を祝うのも、各メンバーの誕生日をお祝いするのも、バンド活動を行う上では大切な行事なんでしょうね。
HIRO 僕ら自身は純粋に祝いたいなって気持ちですね。

――FEST VAINQUEURは、結成した頃から各メンバーのバースデーやバンドの周年を祝うことを演り続けているのでしょうか??
HIRO 結成した最初の年は、そこまでライブ本数を多く入れていなかったんでやってたかなぁ? ピンポイントで誰かのバースデーライブやバンドの周年ライブくらいはやってたっけ?
KAZI 今の5人になってからは毎年周年ライブと各メンバーのバースデーもやるようになったんじゃない?
HIRO 確かにそうだね。

――バースデーライブの場合、ファンの人たちが何よりも楽しみにしてくれる行事だし、実際に喜んでくれますからね。
HIRO そうなんですよ。過去にメンバーの誕生日にライブやイベントをしない年もあったけど、「なんでお祝いしないんですか?」と言われたり、ファンの子たちもメンバーの誕生日をお祝いしたい気持ちを持ってくれていて。その気持ちがすごく嬉しいので、自分たち自身というよりも、ファンの人たちの気持ちを受け止めたくて毎年バースデーイベントを開催していますね。今年もバンドの誕生日を盛大に祝おうと、シングル『ヒガンバナ~花魁道中~』を用意したくらいだから。

――FEST VAINQUEURの場合、メンバーそれぞれの誕生日当日にイベントを行うことも多いのでしょうか?? それとも、誕生日に近い週末界隈に設定していく形ですか??
KAZI それがライブやインストアという形であれ、うちの場合は誕生日ジャストにお祝いすることが多いよな。
HIRO やっぱし、誕生日当日にお祝いしてもらうのって特別感がありますからね。
KAZI そうやな。誕生日当日に家で一人淋しく過ごすよりも、メンバーやファンの子たちと一緒に過ごしたほうが楽しさの度合いがぜんぜん違うんで。だからこそ、うちのメンバーはバースデーやアニバーサリーを大切にしてるんですよ。

 

 

今回は「無礼講」と言いますか、DaizyStripperさんの弟分という立場だからこそ思いきりがっつきます。


――結成6周年を祝う東名阪ワンマンツアー「FEST VAINQUEUR 6th Anniversary TOUR「VI」」、今年はどんなことをやろうと考えているのでしょうか??
HIRO 実は、今年最後のワンマンライブが今回の6周年ツアーになるんですよ。

――その後は、DaizyStripperさんとの2マンツアーやイベントのみになってしまいますもんね。
HIRO そうなんです。なので、最新シングル『ヒガンバナ~花魁道中~』を軸に据えつつ、ひと足お先に2016年のFEST VAINQUEURの活動の集大成となるライブを、けっこうなボリューム感で見せつけようと思っています。

――その勢いを持って、すぐに「DaizyStripper vs FEST VAINQUEUR ツーマンライブ「兄弟喧嘩」ツアー」が12月上旬まで続きますからね。
KAZI 僕らは、DaizyStripperさんの弟分じゃないですか。僕ら自身、DaizyStripperさんは尊敬しているバンドでありメンバーさんやし、いつも弟分として可愛がってもらっていれば、いろいろ勉強もさせてもらっています。でも、今回は「無礼講」と言いますか、本気で勝ちに行きたい。弟分という立場だからこそ思いきりがっつける場になっていくので、全力でぶつかっていきます。
HIRO しかも、ちょうど周年ワンマンツアーを終えて、掴んだ勢いのまま臨んでいくからね。
 

 

僕自身、来る者は拒まずの姿勢なんですけど、割とポーカーフェイスでいることが多いせいか、「この人は他人としゃべるのを面倒くさいと思ってる人」と勝手に勘違いされるようで、怖がって近付かれないというパターンもあります(笑)。


――FEST VAINQUEURも、いろんなバンドさんと2マンスタイルのライブをやっていますよね。
KAZI 9月も、Blu-BiLLioNさんと一緒に東名阪を2マンでツアーをしたり、ホンマいろんなバンドさんと過去に2マンライブはやってきています。

――2マンライブの魅力を、メンバー自身はどのように捉えています??
GAKU ワンマンライブは、自分たちのファンだけで会場を埋めつくせる場じゃないですか。でも2マンライブは、お互いのファンがその場を共有していく。しかも2マンライブを演るたびに実感しているのが、お互いのファン同士が凄く仲良くなっていくところなんですよ。それが2マンライブをやるうえでの大きな魅力だなと感じています。
それに、2マンライブってお互いの持ち時間も多いように、対バン相手のライブもじっくりと見ながら、「あっ、実はこういう楽曲もあったんだ」という相手バンドの魅力の再発見もいろいろ出来るんです。イベントライブの共演では気付けなかった、時間の長いライブだからこそのステージングの魅せ方も知れますし。
KAZI 対バンイベントじゃわからない魅力に多く気付けるのが、2マンライブなんですよね。

――今はシーン全体として2マンライブを多く行う傾向が増えています。それだけ、お互いに演ることでの相乗効果が大きいからなんでしょうね。
KAZI それもあるけど何よりお互いの仲間意識が強くなるんですよ。GAKUも言ってたように、ファン同士の新たな出逢いもあれば、バンド同士も仲良いからこそ2マンを企画するのはもちろん、お互いの関係をより深くしていける。それってすごく嬉しいことですね。

――みなさん、他のバンドさんとも積極的に交流を深めてゆく性格??
KAZI そこはメンバーによるんですけど、I'LLとかバンド関係の仲間は多いんじゃない?
I'LL 自分で言うのも変ですけど、後輩バンドに好かれるというか。けっこう、向こうから僕に話しかけてくるパターンが多いです。
ただ、僕もこのシーンの人たちに多い「人見知り」な方なんで、向こうからガンガン来てくれるぶんには大歓迎。だから、声を掛けてもらえることが嬉しいんですよ。

――KAZIさんは人見知りではないですよね。
KAZI 僕はまったく人見知りはしないです。自分が気になった人にはバーンと行きます。

――HALさんは、どうなんですか??
HAL 僕自身、来る者は拒まずの姿勢なんです。だけど、割とポーカーフェイスでいることが多いせいか、「この人は他人としゃべるのを面倒くさいと思ってる人」と勝手に勘違いされるようで、怖がって近付かれないというパターンもあります(笑)。
 

 

場所を決めたり、参加者との連絡を含め、会を仕切っていくのはけっこう大変。だって、多いときなんか平気で20人を超してますからね。


――ヴィジュアルバンド業界では、パート毎のメンバーが集まっての交流会が行われています。中でも「ドラム会」って、けっこう開催になっていません??
KAZI 他のパートの人たちの事情は正直わかりませんけど、僕自身、定期的にドラマーの人たちと集まっては一緒に呑んでます。でも僕らって大阪在住じゃないですか。だから優しい先輩方が、わざわざ自分が東京にいるときにスケジュールを合わせて組んでくれたりも多いんですよ。その代わり、僕が幹事として頑張ることも多いです。場所を決めたり、参加者との連絡を含め、会を仕切っていくのはけっこう大変。多いときなんか平気で20人を超しますからね。

――それを仕切ってるんだ。
KAZI そうなんですけど。でも、すごく楽しいですよ。

――ベース会の開催も多いのでしょうか??
HIRO ベース会って…。(次回に続く)

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[CD]
1. ヒガンバナ〜花魁道中〜 詞:HAL 曲:GAKU (arranged by 亜沙&FEST VAINQUEUR)
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[CD]
1. ヒガンバナ〜花魁道中〜 詞:HAL 曲:GAKU (arranged by 亜沙&FEST VAINQUEUR)
2. SUCCUBUS
3. Happy Birthday To You

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1. ヒガンバナ〜花魁道中〜 詞:HAL 曲:GAKU (arranged by 亜沙&FEST VAINQUEUR)
2. SUCCUBUS
3. Happy Birthday To You

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FEST VAINQUEUR 6th Anniversary TOUR「VI」

10月27日(木) 新宿ReNY※終了
11月1日(火) 名古屋Electric Lady Land※終了 
11月5日(土) 味園ユニバース 大阪  
開場17:15 / 開演18:00

チケット:
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:304-431)
ローソンチケット:0570-084-005(Lコード:55584)
e+: http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002049260P0050001P006001P0030144
ライカエジソン・ZEAL LINK

【チケット料金】
前売¥4,000- 当日¥4,500-
税込・オールスタンディング ※入場時ドリンク代別途必要

 

 

DaizyStripper vs FEST VAINQUEUR ツーマンライブ「兄弟喧嘩」

11月12日(土) 福岡DRUM Be-1
16:30/17:00 [問] BEA 092-712-4221
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-707)
ローソンチケット:0570-084-008(Lコード:84731)
e+:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030003

11月13日(日) 鹿児島SR HALL
16:30/17:00 [問] BEA 092-712-4221
- 一般発売 -
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-707)
ローソンチケット:0570-084-008(Lコード:84731)
e+:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030004

11月22日(火) 札幌KRAPS HALL
18:00/18:30 [問] WESS 011-614-9999
- 一般発売 -
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-222)
ローソンチケット:0570-084-001(Lコード:12629)
e+:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030005

11月23日(水・祝日) 札幌KRAPS HALL
16:00/16:30 [問] WESS 011-614-9999
- 一般発売 -
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-222)
ローソンチケット:0570-084-001(Lコード:12629)
e+: http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030005

12月3日(土) 大阪STUDIO PARTITA
16:00/17:00 [問] 夢番地大阪 06-6341-3525
- 一般発売 -
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-422)
ローソンチケット:0570-084-005(Lコード:54003)
e+: http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030006

12月4日(日) 伏見JAMMIN'
16:00/17:00 [問] サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
- 一般発売 -
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-980)
ローソンチケット:0570-084-004(Lコード:42137)
e+: http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030008
TANK! The WEB: http://www.sundayfolk.com/
ダイレクトセンター:052-320-9000

12月10日(土) 新宿BLAZE
16:00/17:00 [問] HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
- 一般発売 -
ぴあ:0570-02-9999(Pコード:306-902)
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:73041)
e+: http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146668P0050001P006001P0030007

【出演】
DaizyStripper / FEST VAINQUEUR

【チケット(全公演共通)】
前売 ¥4,500 / 当日 ¥5,000(税込・オールスタンディング)
※入場時ドリンク代別途必要
 

 

FEST VAINQUEUR ONE MAN LIVE ~戦場のヘビークリスマス2~

12月25日(日) 池袋CYBER
OPEN17:00 / START17:30

前売¥4,000- 当日¥4,500-
税込・オールスタンディング
※入場時ドリンク代別途必要

■チケット先行予約
①FEST VAINQUEURスマホ会員受付【枚数制限:1人2枚】※抽選 【整理番号:S番】
受付期間11/1(火)12:00~11/7(月)23:00
入金期間:11/10(木)12:00~11/16(水)21:00

■一般発売 11/26(土)
HOT STUFF PROMOTION
03-5720-9999(平日12:00~18:00)
https://www.red-hot.ne.jp

企画:Sirene Co. 制作:com agent
 

 

「NANIWA V系連合軍カウントダウンライブ なにわ魂~関西制圧2016-2017~」

 2016年12月31日(土) 江坂MUSE
OPEN 18:00 / START 19:00

【出演】
FEST VAINQUEUR/Axkey/SHIVA/Rides In ReVellion/ビバラッシュ/Sick./Deviloof/真天地開闢集団-ジグザグ

【チケット代】
前売 ¥3,300 当日 ¥3,800
※ご入場の際、別途ドリンク代(¥600)が必要となります。

■■重要■■
深夜に及ぶ公演のため、当日入場口にて年齢確認のIDチェックがあります。
※18歳未満の方は保護者同伴(チケット必要)、もしくは保護者の同意書を携帯の上(捺印)入場可。
顔写真のついた公的機関の身分証明書を必ずご持参ください。
(パスポート、免許書、学生証、社員証、顔写真付きクレジットカード)
身分証をご用意出来ない場合は例え20歳以上であっても入場できませんのでご了承ください。

問い合わせ 江坂MUSE 06-6387-0203

 

 

その他ライブ情報や最新情報は OFFICIAL WEBSITE、Twitterをご覧ください。

【 FEST VAINQUEUR OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.festvainqueur.com/