INTERVIEW

exist†trace ロングインタビュー 第1回(全4回)「ヴィジュアル系シーンを中心に活動していた頃のexist†traceとは違う、見た人たちの心を奪うステージングをする自信があるので、ぜひその姿をライブで味わって欲しい。」

exist†trace


約1年半ぶりとなる作品『THIS IS NOW』を3月16日に発売するexist†trace。彼女たちは、「stylish wave CIRCUIT'16 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」にも2本参加。3月19日・20日には、名古屋ハートランドを舞台に「ATTACK TO NAGOYA」と題してイベント/ワンマン形式で開催。6月26日には渋谷eggmanで、7月9日には大阪VARONでのワンマンライブも決定している。ここに、exist†traceの声をお届けしよう。

インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa

 

exist†traceは3月19日-20日に名古屋ハートランドを舞台に「ATTACK TO NAGOYA」と題したイベント/ワンマンライブを行います。名古屋のお客さんたちのexist†traceに寄せる熱。それを「絶やしちゃいけない」のも強く感じていること。


――3月16日にミニアルバム『THIS IS NOW』を発売。そのリリース直後となる3月19日・20日に、exist†traceは名古屋ハートランドを舞台に「ATTACK TO NAGOYA」と題したイベント/ワンマンライブを行いますね。なぜ、名古屋だったんですか??
miko 以前からexist†traceは東名阪を中心にライブ活動を続けていて、ワンマンライブも定期的に行ってきました。exist†traceは東京のバンドなので、東京を軸にしていくのは当たり前なんですが、地方にもしっかりexist†traceとしての土台を築きたい。そう思ったときに最初の場として選んだのが、距離的にも行きやすい名古屋でした。
昨年は「ATTACK TO NAGOYA」と題したイベントやワンマンを毎月のように行ってきましたが、exist†traceの主催ライブを名古屋で行うのは、今回の3月19日が初めてなので、そこは新たな挑戦ですね。
ジョウ 昨年、名古屋で行ったワンマンライブもかなり熱かった。それが本物かどうかもう一度確かめたいし、昨年に名古屋で作り上げた熱狂以上の光景を、今年もワンマンライブを通して名古屋で作りたいと思ったことから、2016年一発目のワンマン公演を3月20日の名古屋ハートランドに持ってきました。この日は、かなり気合いを入れて臨むんで。

――東京の次は大阪ではなく名古屋、そこがポイントなんだなと感じました。
ジョウ 東京から次に近い大都市が名古屋ですし、その名古屋を征服したら、次は、その先へ先へと距離を伸ばしていこうと思います。

――昨年は、毎月のように名古屋でライブを行っていましたよね。その姿勢が良いですね。
miko 昨年は、ホント名古屋を攻めたねぇ。
ジョウ 今年一発目のライブも名古屋だったからね。
miko 今の時点で数えたら、東京のバンドなのに名古屋の方がライブ本数が多いという(笑)。

――それだけ、名古屋にはexist†traceを信奉する熱い人たちが多いってことだ。
Mally かなりね。名古屋でライブを重ねるうちに、嬉しい驚きだったのが、東京のライブにも名古屋の人たちが足を運んでくれること。もっと言うなら、他の地域でも、ライブを行うたびに名古屋から遠征に来てくれてるファンの人たちの顔を場内で良く見かけるようになったんです。それくらい名古屋のお客さんたちのexist†traceに寄せる熱が嬉しくって。だからこそ、「この熱を絶やしちゃいけないな」というのも強く感じていることなんです。
猶人 自分たちが思っている以上に、名古屋のファンの方たちは、毎回すごい勢いで熱を返してくれて。それを常に味わっているからこそ、毎回名古屋へ行く事が楽しみになっています。
乙魅 名古屋のお客さん一人一人の熱量はいつも自分たちもすごく感じているので、今回の2日間でも、来てくれるお客さんと一緒に名古屋ハートランドで熱い空間を作りたいなと思っています。
ジョウ ただしその熱気も、名古屋特有というよりは何回も関係を繋げあった成果としてのこと。exist†traceにとって、それが今は名古屋だけど、その深い関係を築ける場所をどんどん増やしたいのも事実なので、そこも今年は頑張っていこうと思っています。
miko 1日目の主催ライブには、自分たちでも「恰好いいな」と思えるアーティストが出揃ったので、来てくれた人たちは絶対に楽しめると思うし、自分たちも楽しみたいです。とにかく、熱い空間をそこに作りたいと思っています。

 

 

ヴィジュアル系シーンを中心に活動していた頃のexist†traceとは違う、見た人たちの心を奪うステージングをする自信があるので、ぜひその姿をライブで味わって欲しい。


――先に名古屋でのイベントに特化した話をしてしまいましたが。イベントではガールズバンドやロックなアイドルとも共演していたり、当たり前に男バンドともガツガツ戦っていて、exist†traceは、いろんなシーンのアーティストたちと熱いバトルをガンガン繰り広げ続けていますよね。
Mally exist†traceはヴィジュアル系のシーンから生まれたバンドなんですけど、そこだけにこだわらず、自分たちの音楽がいろんなシーンで通用するのかチャレンジしながら活動しています。どんなジャンルの場所でライブを行っても、自分たちのライブを見てもらえれば、対バンのバンドも、お客さんも納得してくれると感じています。
miko とくに今年は、再びヴィジュアル系バンドさんと対バンをする機会も多くなるので、exist†traceがどれだけ成長したのか!?って、その姿をいかに見せていけるのかが楽しみなんです。

――自分もそのシーンが好きで足を運んでるから実感しているんだけど。ガールズシーンやラウドシーンのお客さんは、結果を提示さえすれば本気で応援してくれて、ファンにもなってゆく。でもヴィジュアルシーンのファンたちって女性が中心のように、もちろん全員ではないけど、今でも同性バンドへ壁を作る傾向が強いじゃない。
Mally 昔ほどではないですが。ヴィジュアルシーンで活動していく中で感じる壁というのは、今でも少なからずあるのかなと。だけど、その「壁を壊す」のがexist†traceの使命。他のジャンルのフィールドへ打って出て、いろんな壁を壊してきたのもそう。今は、ガールズロックシーンやラウドシーンにも進出して、そこでアイドルともバトルしている。どんなシーンの中でさえ「自分たちの音楽ってこれだよね」という姿さえ見せつければ、ジャンルの壁なんて関係なく支持してくれるのは実感してきたことなので。
そうやって外のシーンで培ってきたパワーを、今年は、改めてヴィジュアルシーンの中にも示そうと…自分たちの原点となるジャンルの中に提示しようと思っています。今年はヴィジュアルシーンでも積極的にライブを演っていきますよ。
猶人 いろんなフィールドで、いろんな戦いを繰り広げてきたからこそ見せられる姿ってあると思うんです。以前のexist†traceとは違う、見た人たちの心を奪うステージングをする自信があるので、ぜひ、その姿をライブで味わって欲しいです。

 

 

「今のexist†traceの音楽に触れてさえもらえれば納得してもらえる」自信があるからこそ、自分たちも「stylish wave」のイベントに出演できることを楽しみにしているんです。


――人の気持ちを震え上がらせるくらい感動を与えるライブを提示さえすれば、誰だって、その存在を支持してゆく。それって、すごく納得なんですよね。それでもヴィジュアル系というシーンには、糞みたいな偏見がいまだいっぱい満ちているようにも感じるんですよ。
ジョウ 女性中心のファンへ向け、女性バンドとして自分たちをアピールしていく大変さは、昔、散々経験してきたこと。そういうところを乗り越えたうえで、今の自分たちが居るのも事実。だからこそ今回の「stylish wave CIRCUIT'16 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」への出演も、そう。今のexist†traceの音楽に触れてさえくれれば納得してもらえる」自信がある。だから、自分たちも「stylish wave」に出演できることを楽しみにしているんです。

――「stylish wave CIRCUIT'16 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」には、これから3ヶ所 exist†traceは出演しますからね。思いきり、ライブでの衝撃をぶちかましてください。
miko 私たちも、出るのを楽しみにしています!!

 

 

exist†traceの主催した「Vロック」イベントの評判も高く、改めて音楽好きな「Vロック」ファンたちの熱狂度を互いに感じあうことが出来た。


――exist†traceから見た「stylish wave」の印象。それも教えてください。
miko 以前にもexist†traceは「stylish wave」へ出させていただいた経験はあったんですけど、あのときのexist†traceのライブを観て好きになり、今でもずっとexist†traceを応援してくれてる人たちも少なくはないんです。出演するバンドさんも、観に来るお客さんたちも、かならず何かを持って返れるイベントだと思うからこそ、久し振りに出演することを楽しみにしています。

――最近のexist†traceは、そんなにヴィジュアル系バンドとは対バンしてない形??
miko 昨年は少なかったよね。
Mally ただ、再びヴィジュアル系のイベントに出る機会が増えたのにも、大きな一つのきっかけがあったと言うか。

――それ、気になります。
Mally 昨年、exist†trace主催で3ヶ月連続スリーマンイベントを開催したんです。毎月それぞれにテーマを変えて開催したんですが、そこで軸に据えたのが、「ビューティー」「ラウド」「Vロック」という3つのジャンルです。

――それって…。
Mally exist†traceを構築する上で欠かすことのできない要素を3つのタイプに分け、それぞれに刺激的なバンドと対バンをし続けたんです。
そのときに行った「Vロック」のイベントの評判も高くて、自分たちでもバンドの新たな可能性を感じることが出来たし、改めて音楽好きな「Vロック」ファンたちの熱狂を互いに感じあうことが出来たと思います。そこでいよいよ「Vロック」シーンに再び挑んでみようか!って燃え始めました。

――それ、すごく良い傾向じゃないですか。
miko ガールズシーンやラウドシーンでexist†traceのファンになってくれた人たちも、3か月連続スリーマンの「Vロック」の日にも足を運んでくれて、「ジャンルに関係なく恰好いいバンドは何処にでもいるんだな」ということを知ってもらえたんです。最初は、男性ファンのみんなは足を運ぶのを怖がってたみたいだけどね(笑)。

――「stylish wave CIRCUIT'16 春の嵐 "今宵、乱れ打ち"」が、exist†traceとの嬉しい出会いの場になれば…。
miko 本当に嬉しいことだなと思います。

――個人的には、4月1日に恵比寿club aimで開催になるStarwave Records主催のスリーマンライブも気になるイベントなんです。
miko この日は、かなり濃密で濃厚なイベントになりそうだから、自分たちも楽しみにしています。今年の春は、最新ミニアルバム『THIS IS NOW』を手に、いろんなイベントでexist†traceの魅力を思い切り出していこうと思います。

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   INFORMATION   

 

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【通常盤】
[品番] MOCD-1910/A [価格] ¥2,160(税込)
[収録曲]
01. THIS IS NOW
02. DREAM RIDER
03. Shout Out
04. ネオジャパニーズヒロイン
05. TWIN WINGS
06. BLAST

 

【ワン野口CD!限定トライアル盤】※初回限定生産
[品番] MOCD-1910/B [価格] ¥1,000(税込)
[収録曲]
01. THIS IS NOW
02. DREAM RIDER
03. Shout Out
04. ネオジャパニーズヒロイン
05. TWIN WINGS
06. BLAST

 

ATTACK TO NAGOYA -EXTREME STAGE-

ATTACK TO NAGOYA -EXTREME STAGE-
3月20日(日) 名古屋ハートランド
open 16:30 / start 17:00
[チケット料金] 前売:¥3,500 / 当日¥4,000(当日ドリンク代別途)

【チケット先行発売】
★exist†trace各出演ライブ会場物販〈Bチケット〉
発売中! ※Bチケット整理番号最速

★オフィシャルコミュニティ[VANGUARD]先行予約〈Aチケット〉
※受付期間終了

★オフィシャルサイト先行受付〈Bチケット〉
※受付期間終了

【チケット一般発売中!】
★イープラス:http://eplus.jp
★ローソンチケット:0570-084-004 http://l-tike.com/[L:45557]
★チケットぴあ:0570-02-9999 http://t.pia.jp/music/[P:281-727]

※チケットバンド予約:なし
問:ズームエンタープライズ 052-290-0909

 

 
ATTACK TO NAGOYA -My existence-

exist†trace presents
ATTACK TO NAGOYA -My existence- supported by FluolightArch
3月19日(土) 名古屋ハートランド
open 17:30 / start 18:00
[チケット料金] 前売:¥2,800 / 当日¥3,300 (D別¥500)
出演:exist†trace / BAND-MAID® / sylph emew / 絶叫する60度 / FROZEN CAKE BAR

【チケット先行発売】
★exist†trace各出演ライブ会場物販〈Bチケット〉
※販売終了

★オフィシャルコミュニティ[VANGUARD]先行予約〈Aチケット〉
※受付期間終了

★オフィシャルサイト先行受付〈Bチケット〉
※受付期間終了

※チケットバンド予約:受付終了

【チケット一般発売中!】
★イープラス:http://eplus.jp ※完売
★ローソンチケット:0570-084-004 http://l-tike.com/[L:45916]
★チケットぴあ:0570-02-9999 http://t.pia.jp/music/[P:283-060]

問:ズームエンタープライズ 052-290-0909

 

 

ONE MAN SHOW 2016「BLAST YOUR NOW」

6月26日(日)〈東京〉渋谷eggman
open 17:00 / start 17:30
adv¥3,500 / day¥4,000 (D別¥500)

7月9日(土)〈大阪〉心斎橋VARON
open 17:00 / start 17:30  
adv¥3,500/day¥4,000 (D別¥600)

【チケット先行発売】
★オフィシャルサイト先行受付〈Bチケット〉
受付期間:3/7(月)19:00〜3/20(日)18:00
http://eplus.jp/exist-trace2016os/ (PC・携帯・スマホ)
・イープラスによる先着受付となります。 
・イープラスの会員登録(無料)が必要です。
・受付期間中に下記URLへアクセスし、ページの案内に従いお申込ください。
・支払・受取方法や手数料等の詳細につきましては、申込み時に受付画面にてご確認ください。 
・規定枚数になり次第受付終了となります。予めご了承ください。 

★exist†trace各出演ライブ会場物販〈Bチケット〉
●6/26渋谷eggman:2/24(水)柏ThumbUp公演~発売開始!
●7/9心斎橋VARON:3/19(土)名古屋ハートランド公演~発売開始!
※Bチケット整理番号最速

★オフィシャルコミュニティ[VANGUARD]先行予約〈Aチケット〉
※受付期間終了

【チケット一般発売】5/21(土)~
★イープラス:http://eplus.jp
★ローソンチケット:0570-084-004 http://l-tike.com/
★チケットぴあ:0570-02-9999 http://t.pia.jp/music/

※チケットバンド予約:なし
問:Zeppライブ 03-5575-5170(平日13:00~17:00)

 

 

 

 

stlish wave CIRCUIT'16 春の嵐 出演!
 

3月26日(土):HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3
出演:exist†trace(guest) / ジン / ベル / AvelCain / えんそく / Sick2 / Purple Stone(O.A.)

4月9日(土) 大阪MUSE
出演:exist†trace(guest) / ジン / AvelCain / えんそく / Smileberry / アンフィル / BLaive(O.A.)

4月10日(日) 名古屋E.L.L
出演:exist†trace(guest) / ジン / AvelCain / えんそく / Sick2 / アンフィル / ASTARIA(O.A.)

[各公演共通]
開場 : 16:00/ 開演 : 17:00
前売 : ¥3,800 / 当日 : ¥4,500 (ドリンク代別途)

●各公演の詳細情報はイベントページをご覧ください

 

その他ライブ情報や最新情報は OFFICIAL WEBSITE、Twitterをご覧ください。

【 exist†trace OFFFICIAL WEBSITE 】
http://www.exist-trace.com/