INTERVIEW

グリーヴァ ロングインタビュー 第1回(全4回) 「倒れる寸前まで自分自身を追い込みながら演奏していける。まさに「死×闘」っていうタイトルにある通りに、限界まで自分を追い込みたい意気込みです。」

グリーヴァ

10月より、DEZERTと全国対バン・ツアー「死×闘Ⅱ 地獄絵図-全国編-」を行うグリーヴァ。彼らは、10月に最新ミニ・アルバム『黒イ百合ノ花ト×××』も発売。ここでは、「死×闘Ⅱ」の話を中心にしながら、今のグリーヴァの魅力を紐解きたい。
 

撮影:菅沼剛弘 / インタビュー:長澤智典
Photographs by Takehiro Suganuma / Interview by Tomonori Nagasawa
 

DEZERTが対バンのときは、うちのお客さんも思いきり暴れているように、そこの相性はすごく良いですね。


――「死×闘Ⅱ 地獄絵図-全国編-」をやろという話は、いつ頃から出ていたんですか?!
狂鬼 前回の「死×闘」ツアーを終える頃には、もう「死×闘Ⅱ」をやろうという話は出ていたし、お互いに、その想いは持っていたんですよ。

――けっこう早い時期には出ていた話なんですね。
狂鬼 そうなんです。しかもあの頃から、「死×闘」をシリーズ化して繋げていきたい想いも、みんなの中になんとなくはあったこと。

――グリーヴァ側が、DEZERTと一緒に演り続けたいと思った一番の理由は何でした??
狂鬼 お客さん同士のリンクしてゆく感じがすごく強かった。なので、一緒に絡むことで、お互いにいい方向へ広げていけるかなっていうか。実際に、DEZERTとイベントで共演するたびに、対バン相手としての相性の良さを感じることが多くって。だからこそ、互いに「一緒に対バンしたい」と思っていたんだろうし。それを、こうやって「死×闘Ⅱ」という形に現せたのは嬉しいことでした。

――いろんなバンドさんと対バンしていく中、いろんな面で"相性"を感じることは多いのでしょうか??
狂鬼 自分に関して言えば、それを感じることはありますね。口で説明するのは難しいんですが、リンクしにくいバンドさんとの対バンのときと、DEZERTさんのようなリンクしやすいバンドさんとの対バンのときでは、明らかに客席の感じが違うように、うちらと言うよりも、お客さんらの中に、それはきっとあるんじゃないかと思います。
 
――実際、今はいろんなスタイルを持ったバンドさんらがいますからね。さすがにグリーヴァとキラキラポップ系のバンドとじゃ、だいぶ相性も違ってくるでしょうから。
狂鬼 うちとスタイルの離れ過ぎてるバンドさんだと、お客さん的な相性の違いはあるかも知れないですね。しかも今は、このシーンもスタイルが多様化しているように、相性の善し悪しも自然と出てしまうものなんだとは思います。
緋雨 うちら、暴れ系のバンドさんらとの相性はいいよね。
狂鬼 そうなんだよね。でも不思議なのが、"暗くて暴れる系のバンド"との相性がすべて良いかと言ったら、けっしてそうではない。その中でも、やっぱり善し悪しがあって。正直、そこは自分らが…というよりも、お客さんらの反応を観ていてのことなんで何とも言えないところですが。でも、DEZERTが対バンのときは、うちのお客さんも思いきり暴れているように、そこの相性はすごく良いですね。

――相性の良いバンドさんと一緒に絡みあうことも大切なのでしょうか?
狂鬼 その場にいるお客さんたちが楽しめる環境をいかに作れるか?!と考えた場合、やっぱり、相性の良いバンドさんと共演したほうが、見てる人たちも嬉しいだろうなとは思う。もちろん、自分たちも演奏しやすいっていうのがありますからね。

 

 

 

ライブ本数を多く重ねている地域は、少しずつですがグリーヴァの名前が浸透しているのは感じてます。


――グリーヴァは、本当に数多くのライブ本数をこなしてるよね。今年8月末時点で、どのくらいの数字になってました??
 100本までは行ってないんですけど、それに近い本数を演ってます。とくに8月だけで17本演ってましたからね。
狂鬼 2日に1本以上の計算(笑)。

――その中には移動時間も入ってるわけで。それだけ本数が多いと、体力面でかなりきつくないですか??
 ライブへ挑むうえでのモチベーションをみんな高く持っていたせいか、当時は、ずっと良いコンディションで回れてましたね。

――とはいえ、グリーヴァは地方公演も多いじゃない。移動とか大変だよね。
 今年に入って、だいぶ地方公演の本数が増えましたからね。

――地方でのファンたちの反響は、どうですか??
狂鬼 ライブ本数を多く重ねている地域は、少しずつですが浸透している感はあります。だからこそ、まだ行ったことのない土地にも、どんどん攻めていきたい気持ちにもなっていくんですけど。

――直接足を運ぶことで、全国へグリーヴァの存在が浸透していく。それって、まさに理想的な形じゃない??
狂鬼 少しずつですけどね。でも、行く回数を重ねるたびに、確実に熱さは増しているんで、行くたびに「あー来て良かった」と嬉しい気持ちになりますからね。

 

 

 

倒れる寸前まで自分自身を追い込みながら演奏していける。まさに「死×闘」っていうタイトルにある通りに、限界まで自分を追い込みたい意気込みです。


――10月からDEZERTとの2マン・イベントとしてスタートした「死×闘Ⅱ」ですが。どうですか、このイベントに賭ける意気込みは??
 前回の「死×闘」」ツアーのときも、「負けたくない」という気持ちを強く持っていたんですけど。今回は、そのときよりも強く「負けたくない」という気持ちでステージに立つつもりだし。ステージに立ってしまえば、もう敵同士。あとは、思いきりぶつかりあえたらな…と思っています。

――敵同士という意識を持つのは大切なこと??
 そうですね。DEZERTとは、ステージを降りたら仲良くすればいいことであって。舞台の上では、本当にライバルだと思って挑んでいくんで。

――プライベートでも、DEZERTさんとはけっこう付き合いはあるんですか??
 楽屋とかリハーサルスタジオで会ったときに、結構話す機会はあるんですけど。プライベートで遊んだりというのは、とくにないですね。

――他のバンドさんとも、プライベートで遊びに行くことはないんですか??
 ライブの入ってない日は、だいたいスタジオに入ってるかレコーディングをしているか。もしくは楽曲を制作しているかなんで。たとえ外に出る予定のない日でも、家で作業をしていることがほとんどです。

――グリーヴァに休みの日とかあるの??
 自分に関してはないですね。たまーにある休みの日は、ずっと家に居ますからね。

――続いて、琉碧さんの「死×闘Ⅱ」に賭ける意気込みを聞かせてください。
琉碧 前回に行った「死×闘」は、すごい手応えを感じました。DEZERTと一緒に各地を回れたことで、すごい得るものがあったので、それを、また味わえるのかな?!と思ったら楽しみです。今回は2マンツアーで演奏時間が長く取れるのでその辺も楽しみですね。もちろん、イベントなどで演奏時間が短いときでも全力を出すのですが、それでも「まだ自分は動ける!」という限界まで辿り着かずに終わることも多いので、今回は、倒れる寸前まで自分自身を追い込みながら演奏していきたいです。

――ある程度長い時間があると、自分たちのバンドの持つ表現の幅もいろいろ見せていけますもんね。
琉碧 そうなんです。短い時間の中だと、どうしても激しい曲が多くなるんですけど、「死×闘Ⅱ」なら雰囲気系の曲とか、演奏途中にSEを流して演出をするなどが出来やすいと思っています。なので、そういう表情も出していけると思うのでそこも楽しみです。

――ツアー中には、DEZERTのメンバーと一緒に行動したりもあるのでしょうか??
琉碧 前回の「死×闘」ツアーのときに、DEZERTのSORAくんと一緒にお酒を呑んだりもしていたので。今回も、ツアーの空き時間があったら、お酒を呑みなから、バンドのことや、それ以外のいろんな話が出来たらいいなとは思っています。
 

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   INFORMATION   

 

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[収録曲] ~SE
1.「×××××」
2.「×××××」
3.「×××××」
4.「×××××」
5.「×××××」
6.「×××××」

品番:AMWK-9 価格:2,548円(tax in)
発売元:Ains 販売元:ダイキサウンド

◎グリーヴァ「黒イ百合ノ花ト×××」インストアイベント
10/1発売「黒イ百合ノ花ト×××」(AMWK-9)をご購入頂いたお客様を対象に下記店舗にてイベントを行います。
[イベント店一覧]
10/03(金)19:00~ ブランドエックス
10/12(日)12:00~ 音楽処
10/14(火)12:00~ littleHEARTS仙台
10/15(水)12:00~ R.I.P
10/19(日)12:00~ SKULLROSE
10/21(火)12:00~ タワーレコード広島店
10/24(金)12:00~ 大阪ZEAL LINK
10/25(土)16:00~ fiveStars
10/26(日)12:00~ ライカエジソン名古屋店
10/30(木)15:00~ 高田馬場ZEAL LINK
11/01(土)18:30~ 渋谷ZEAL LINK
11/02(日)13:00~ タワーレコード新宿店
11/02(日)18:00~ ライカエジソン東京店
※各イベントの詳細・注意事項等はオフィシャルサイトにてご確認ください


 


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[収録内容]
1.僕ノ自殺理論
2.罪-tsumi-
3.Diary
4.甘イ右脳、赭イ左脳。
5.Wish

Bouns Track.現実は心に蔓延る絶痛と叶わぬ理想の巣窟(from GREIVA)

限定生産:444枚

品番:MADGV-3 仕様:トールケース仕様

 


 

Ains PRESENTS
DEZERT VS グリーヴァ2MAN TOUR「死×闘Ⅱ地獄絵図-全国編-」

10月05日(日)浦和ナルシス
10月11日(土)札幌SPILITUAL LOUNGE
10月12日(日)札幌SPILITUAL LOUNGE
10月14日(火)仙台BIRDLAND
10月15日(水)新潟RIVERST
10月16日(木)金沢vanvanV4
10月21日(火)広島ナミキジャンクション
10月22日(水)岡山CRAZY MAMA 2nd ROOM
10月24日(金)難波ロケッツ
10月26日(日)名古屋ell FITS ALL
[FINAL]
11月03日(祝・月)高田馬場AREA

 

MadWink. PRESENTS
グリーヴァ単独公演「黒イ百合ノ花ト舞夢」

11月08日(土) 目黒鹿鳴館
OPEN 17:44 / START 18:04
ADV ¥3,300- / DAY ¥3,800-(D代別)
出演:グリーヴァ

【プレイガイド】
A.2014年8月16日(土)AM10:00~
[購入ページ]
お一人様2枚まで
入場順 A→当日券
※バンド予約なし

主催:Ains
企画/制作:Ains/MadWink.
お問い合わせ:目黒鹿鳴館(TEL:03-3494-1801)

 

 

MadWink. PRESENTS
グリーヴァ単独公演「青天ノ霹靂-赤イ月ト×××-」

2015年02月01日(日) TSUTAYA-O-WEST
OPEN 17:04 / START 17:44
ADV ¥3,500- / DAY ¥4,000-(D代別)
出演:グリーヴァ

【プレイガイド】
A.2014年11月09日(日)AM10:00~
http://eplus.jp (A1~500枚)
購入ページリンクURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://eplus.jphttp://eplus.jp/grieva15/
※お一人様2枚まで
※バンド予約なし

企画:Ains/MadWink.
主催:HOT STUFF PROMOTION
制作:SPEEDDISK
お問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999(平日12:00~18:00)

 

 

その他ライブ情報や最新情報は OFFICIAL WEBSITE、Twitterをご覧ください。

【 グリーヴァ OFFICIAL WEBSITE 】
http://www.grieva.com/