INTERVIEW

HAKUEI(PENICILLIN)×幸樹(ダウト)対談 第1回(全4回) HAKUEI 「バンドにロマンや夢を感じて志すという根っこは、僕らも、彼らも一緒だと思うんですけど。その夢を現実化するために取り巻く世の中の現状がだいぶ違うじゃない。 」幸樹「確かに、それは感じます。」

HAKUEI PENICILLIN ダウト

  club Zy.名誉編集長のHAKUEI(PENICILLIN)と幸樹(ダウト)が、club Zy.チャンネル/ニコ生ラジオ「居酒屋はくえい」の放送前に対談を実施。
フリートークで行った対談は、なかなか面白い話に発展しました。その日ときの模様を4回に分けてお届けします。

Interview:長澤智典

 

HAKUEI : バンドにロマンや夢を感じて志すという根っこは、僕らも、彼らも一緒だと思うんですけど。その夢を現実化するために取り巻く世の中の現状がだいぶ違うじゃない。
幸樹 : 確かに、それは感じます。

 

――まずは、お二人の接点から聞かせてください。
HAKUEI  偶然会って挨拶したり、イベントで一緒になったりとかは何度かあったんですけど…。
幸樹  共通の知り合いの方やバンドマンが集まるところにHAKUEIさんもいらっしゃって、そこで挨拶をしたりとかはありましたよね。
HAKUEI  あったね。ただ、ちゃんと会話を交わしたのは、とあるムック本で一緒に表紙をやったとき。2人でしっかりと絡んだのは、そのときが初めてだったと思います。
幸樹  僕らからしたら、HAKUEIさんは…というか、PENICILLINさんは憧れの存在。僕自身、10代の頃はバンギャル男だったし、今でも、実家にはPENICILLINさんがミュージックステーションに出たときの模様を録画したビデオがありますからね。

――いわゆるテレビの中の人だ。
幸樹  僕にとっては、そうでしたね。今でも90年代のヴィジュアル系が好きなように、当時からコレクターのように作品も集めていましたし。実際にお会いしたときも、僕もバンドマンという立場とはいえ、アーティストとファンという関係性でしたからね。とくにHAKUEIさん世代の方々って、アーティストとファンたちの間には、明らかに超えられない壁がありましたよね。
HAKUEI  幸樹くん世代にも、それはあるんじゃないの?
幸樹  もちろん、ありますけど。最近は、SNSを通したコミュニケーションも自然と生まれてしまうせいか…。これは、最近の僕の悩みなんですけど。新しいことをする毎に、ファンの人たちからSNSを通してワーワーワーワー言われてしまう。そういう声が出てしまうのも、僕自身がまだ絶対的なヴォーカリストにはなれていないから。だから、言ったことに対してみんなが納得ではなく、いろいろ言ってくるのかなとすごく思ってしまうんですよ。
HAKUEI  そこは、難しいよね。僕自身SNSでの発信は現状、積極的にしていないとはいえ、そこは僕自身も考えていること。この前、「有吉ジャポン」に出たんですね。あのときは、同じヴィジュアル系という世界で活躍しながらもだいぶ世代の違う若手バンドにスポットを当てていて。「今の、若手ヴィジュアル系バンドはこういう活動をしている。じゃあ、僕が若手時代はどうだったのか」という、いわゆるご意見番的な立場を求められての出演だったんですけど。「昔と比べてどうですか」と聞かれても、あまりにも自分の時代とは(意識や行動が)違い過ぎてて…。
  もちろん、バンドにロマンや夢を感じて志すという根っこは、僕らも、彼らも一緒だと思うんですけど。その夢を現実化するために取り巻く世の中の現状がだいぶ違うじゃないですか。
幸樹  確かに、それは感じます。
HAKUEI  幸樹くんも言ってたように、今はファンたちもアーティストの存在を身近に感じれるSNSなどがある。まして今は、CDが売れなくなり、レコード会社やCDショップ、雑誌などの媒体がどんどん無くなることで、結果、SNSを頼ってプロモーションせざるを得なければ、今の若手のバンドマンにとって、その手法が当たり前になっている。今の環境で活動をしていると、自動的に「そうなってしまうのかな」と思わざるを得ないというか…。今は幸樹くんの年代でも、それが求められているのかも知れないよね。
幸樹  SNSは、活用せざるを得ない面はありますからね。
HAKUEI  僕らが若手のときってケータイすらもなかったからね。今と違ってBlog一つを取っても、「えっ、それって何?」みたいな時代。僕も積極的にBlogを書いたり、twitterを活用していた時代もあったけど。僕自身、それを活用していくことへ違和感を覚え続けていたことから、今もアカウントを残してるとはいえ、書くことは辞めてしまったんだよね。
幸樹  そうなんですね。
HAKUEI  もちろん、今の時代の中、そういうのを上手に使って盛り上げる手法もわかるし、そこに違和感を覚える世代がいるのもわかること。それを時代のせいにするというよりは、自分がどんな手段を選ぶのかってことが大切なんだろうね。
幸樹  今はもうtwitterなどのSNSはやってないんですか?
HAKUEI  僕は、リツイートが得意技なんで(笑)。
幸樹  ハハハハハッ。それ、一番いいですね。僕はどっちも通っている世代。確かに、今の時代の風潮としてSNSの重要性は感じていますけど。それに対して「恰好悪りぃな」
と思っている自分がいるのも確かです。
HAKUEI  きっと、もっともっと時代が進んでいくと、雑誌やテレビがプロモーションツールとして機能していたことを知識としてわかってたとしても、体感したことのない世代が中心になっていくのかも知れないよね。理屈ではわかっていても、そういうプロモーションの方法にはピンとこない子供たちが音楽活動をやりだし、それを知らない子たちが応援する時代にどんどんなっていくような…。
幸樹  そうなってしまうんでしょうかね。
HAKUEI  なんかね。でも、僕はファンの人たちと直接触れ合える関係性を作る素晴らしさも経験しているからこそ、そういう機会を作ることをあきらめたくはないなという気持ちも強く持っています。
幸樹  そこは、自分も一緒です! 

 


HAKUEI : バンドどうしがもっと刺激あっていける時代になっていけば、このシーンはもっともっと面白くなっていくと思ってる。
幸樹 : そこは、僕も同意することです。

                                          

幸樹  HAKUEIさん自身、ファンの方々と接する機会は積極的に設けているのでしょうか?
HAKUEI  昔よりは増えましたね。トークイベントもやれば、ファンクラブ旅行もやっているし。あっ、ファンクラブ旅行は昔からやっていたか(笑)。それだって、昔からのやり方を踏襲しながらも、時代の流れを感じていく中、トークイベントや握手会など直接触れ合う機会が大切だなと思ったからこそ、より多くやりだしたことなので。
  ただ、「有吉ジャポン」に出ていた若手バンドは、ファンと一緒にボーリング大会をすれば、メンバーが働いているバーでは3000円でビンタをするとかやっていたけど。それが凄いなというか、僕には理解しがたい世界だった。だけど、それが今の現実なんでしょうね。

 

――いやいや、あくまでも一部だと思いますよ。
HAKUEI  それはそれで僕は否定したくはないし、お互いにそれで納得しているのであれば、それでいいんですけど。でも、僕は今でも少年時代に持っていたバンドに対する憧れや夢があれば、それをずっと持ち続けたいなと思っているように、明らかに今の時代とは異なる夢の追いかけ方をしたいなというのはある。もしや今って、バンドマンどうしが切磋琢磨してゆく時代でもなくなってきているからこそ、そういう生き方の手法を取っているバンドが逆に目立ってしまうのか。そこは、今の自分は正直把握出来てはいないことだけど。きっと、バンドどうしがもっと刺激あえる時代になっていけば、このシーンはもっともっと面白くなっていくと、僕は思ってて。
幸樹  そこは、僕も同意することです。
HAKUEI  まぁ、そういうことを考えている時点で、時代錯誤なのかも知れないけど(笑)。でも、信じたことを願いながら、そうなって欲しいと思って努力していくしかないと僕はいまだに思っていることなんで。

 

第1回|第2回|第3回|第4回
※第2回は9月11日(水)更新予定。


 

 

   INFORMATION   
 
ニコニコ公式ブロマガ「club Zy.チャンネル」にも掲載中!!
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※パソコン、スマートフォンからご利用いただけます。
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■PENICILLINインフォメーション

■ O-JIRO BIRTHDAY LIVE 「とのさまGIG 2019」
会場:新宿ReNY
9月14日(土) 17:15/18:00
9月15日(日) 16:15/17:00

■ 千聖 BIRTHDAY LIVE 「ROCK×ROCK〜strawberry〜」
会場:恵比寿LIQUIDROOM
10月5日(土) 17:15/18:00
10月6日(日) 16:15/17:00


■PENICILLIN WINTER TOUR2019
11月9日(土)新横浜NEW SIDE BEACH!! 17:30/18:00 ※ファンクラブ限定公演
11月16日(土)HEVEN’S ROCKさいたま新都心 17:30/18:00
11月17日(日) 柏PALOOZA 17:30/18:00
11月23日(土) 仙台HOOK 17:30/18:00
12月1日(日) INS福岡17:30/18:00
12月7日(土)江坂MUSE 17:30/18:00
12月8日(日)名古屋SPADE BOX 17:30/18:00
12月15日(日)TSUTAYA O-EAST 17:15/18:00

[Ticket]
オールスタンディング¥7,000(税込/D別)
※6歳以上チケット必要

チケット情報
【QUARTER DOLL先行】 受付期間:9月13日(金)12:00~9月23日(月祝)18:00 
【一般発売】 10月26日(土) 10:00〜


■PENICILLIN NEW Mini Album 2019.11.6発売予定!!

 

 

■ダウト インフォメーション

■ダウト単独公演ウインターサーキット2019
「去年の教訓:イベント事はLIVEがしたい!」

10月31日(木)
玲夏fes:れかちゃんの仮装大賞2019
会場:池袋EDGE

11月27日(水)
ひヵるfes:~THE お誕生日会~
会場:池袋EDGE

12月24日(火)
威吹fes:special Xmas LIVE~イブに現れるhollyな5人組~
会場:目黒鹿鳴館

12月25日(水)
直人fes:寒い夜、狂い夜~KIYOSHI~
会場:目黒鹿鳴館

12月31日(火)
幸樹fes:歌舞伎町!大暴年会!
会場:HOLIDAY SHINJUKU

2019年12月31日(火)
ダウトfes:愛国心的黄昏劇場-COUNT DOWN LIVE2019→2020-
会場:HOLIDAY SHINJUKU
 

■NEW SINGLE YOU TUBE RELEASE
「不夜城」
https://www.youtube.com/watch?v=IBVntYoY0hY&list=RDMMIBVntYoY0hY&start_radio=1

■復刻47都道府県フリーライブツアー「曼陀羅T」

■2020年立春の刻
NEW ALBUM RELEASE
「曼陀羅A」