club Zy.名誉編集長はくえい対談シリーズ 第3回 HAKUEI(PENICILLIN)×樹威(GOTCHAROCKA)対談 第1回(全4回) 樹威「PENICILLINさんの楽屋に挨拶も兼ねつつ「遅刻してすみません」と謝りに行ったんですけど。楽屋には、HAKUEIさんもいなかったです(笑)」
HAKUEI(PENICILLIN)がパーソナリティを担当しているニコ生ラジオ放送「居酒屋HAKUEI」。同番組へ樹威(GOTCHAROCKA)が出演したときに対談を実施。
そのときの模様を、4回に渡りここにお届けします。
Interview:長澤智典
樹威:PENICILLINさんの楽屋に挨拶も兼ねつつ「遅刻してすみません」と謝りに行ったんですけど。楽屋には、HAKUEIさんもいなかったです(笑)
――まずは、互いの接点から教えてください。
HAKUEI 対バンで会ったのが、初めて?
樹威 そうです、ヴィドールのときに。野音のイベントへ出演したときに対バンさせていただいたんですけど、そのイベントへPENICILLINさんはゲストで出ていて。そのときは、挨拶をしても話をする間柄までには至っていなかったんですけど…。
僕、そのときのライブに遅刻してしまったんですよ。起きたら、ヴィドールのリハーサルの時間も終わっている状態。その瞬間、「今日はPENICILLINさんがゲストで出てるのに後輩が遅刻なんてマズい」と思い、急いで会場へ行き、PENICILLINさんの楽屋に挨拶も兼ねつつ「遅刻してすみません」と謝りに行ったんですけど。楽屋にHAKUEIさんはいなかったんです(笑)
HAKUEI ハハハッ、俺は最初からリハーサルはやる予定じゃなかったから(笑)
――ヴィドールの頃ということはだいぶ前の話じゃない?
樹威 10年以上前になりますよね。
HAKUEI それくらい経ったかな。
樹威 あのときは本当に挨拶をするくらいの関係でした。で、ヴィドールとしての活動を終え、GOTCHAROCKAを作る前の、まだ一人でいた状態の頃にイベントでご一緒したんですよね。
HAKUEI MEN'S SPIDERが主催したイベントだよね。僕もそのときに呼ばれ、ソロとして参加をして。
樹威 確か、福岡でしたよね。
HAKUEI そう。福岡で行われた複合イベントへファッションショーのモデルとして出て、その後にソロでライブもやって。
樹威 そのあとの打ち上げで一緒になり、そこで初めてHAKUEIさんとはじっくりお話をさせてもらってみたいな繋がりなんです。
――それからの付き合いなんですね。
HAKUEI そうですね。あれ以降も、たまーに一緒に呑む関係。
樹威 ですね。この間も、呑みの場でいろいろ話をさせていただいきましたからね。
HAKUEI そうだったね。だからこの番組も、何時か樹威くんも出るだろうなと普通に思ってて。ただ、番組の放送自体が不定期なようにお互いのタイミングがなかなか合わなくて、今回やっと実現した形なんです。
樹威 僕も、何時話が来るのかと待ってました(笑)
HAKUEI:PENICILLINとしての打ち上げはやらなくなりました。千聖くんはまったく呑めないし、O-JIROもすぐに帰りたがるから(笑)
――樹威さんは、PENICILLINさんを観て影響を受けた世代?
樹威 そうです。僕が地元でライブ活動を始めた頃にPENICILLINさんの姿を「HOT WAVE」という番組を通して観ていれば、PENICILLINさんの『PENICILLIN SHOCK』という番組もよく観ていました。最初のコピーライブでPENICILLINさんの『天使よ目覚めて』をやらせていただきました。
HAKUEI そのときは…。
樹威 まだ高校生でした。
HAKUEI そういう世代ですよね。NIGHTMAREのRUKA君とも地元でバンドをやっていたんだよね。
樹威 はい、地元の仙台で一緒にやってました。
HAKUEI 歳は一緒?
樹威 年代はまったく一緒です。一緒にPENICILLINさんのCDも聞いてました。
HAKUEI RUKA君からもそういう話を聞いてて。
樹威 一緒にアルバム『MISSING LINK』とか聞いてましたからね(笑)
――当時の仙台ヴィジュアル系シーンは、どんな状況でした?
樹威 いろんな先輩方が活動していたんですけど、他の地域のバンドの方々とはそこまで関わりの多くはない県でした。RUKAとは、一緒に仙台の先輩バンドのローディをやったこともありましたね。ただ、自分は楽器のことはそんな詳しくなく、アンケートをコピーしに行くなどローディとして大したことはやっていなかったんですけど、そんな感じで先輩バンドの側にもいました。HAKUEIさんは、よく後輩バンドと呑んだりしてるんですか?
HAKUEI ちょいちょい機会はあるけど。後輩バンドを含め、アーティスト仲間とはそんな頻繁に呑みに行くほうではないですね。しかも、自分から誰か後輩ミュージシャンを誘うことはほとんど無い。逆に、誘われてタイミングが会えば行ったりする程度かな。
――前にも言ってましたけど、アーティスト以外の人と呑む機会のほうがHAKUEIさんの場合は多いんですもんね。
HAKUEI 後輩を誘いたくないわけではなく、単に、自分から誘えないんですよね。
――後輩を気楽に誘うのは、なかなか難しいこと??
HAKUEI そこは、人によるんでしょうね。僕の場合、自分が誘うことで後輩が誘いを断るのがしんどくなるんじゃないかと勝手に思ってしまうんですよ。眠かったり疲れてたりなど、呑みに行きたくない気分のときだってあるじゃないですか。そんなときでも、先輩からの誘いが来たら無理にでも足を運んでしまうんじゃないかと。これが地方にでもいれば「今、地方なんで行けないです」と言えるけど。そうじゃないと、世代的な感覚なのか先輩の誘いって断りづらいですよね、きっと。そういうことを僕は先に考えてしまうので、後輩は誘いにくいんですよ。気にしすぎかもしれないけど(笑)。
樹威 最近は僕もぜんぜん呑みに行くことは減って…いや、ほぼ行かないんですけど(笑)僕も昔、地元に居た頃は、先輩から誘いを受けたときは夜中でも行かなきゃいけないみたいな感覚はありました。しかも、呼ばれたらすぐに駆けつけ何杯か…。
HAKUEI 僕も、若い頃はそういうの割と嫌いではなかったんで、誘われると嬉しくて足を運んでいたんですけど。世代が変わると、そこも変わってくというか。今は打ち上げもしないと聞くじゃない。そこも人によるんでしょうけど。でも、そういう傾向にあると聞くと「あまり誘えないな」と思って俺はどうしても遠慮してしまうなぁ。
樹威 僕らも、東京でのライブはバンドでの打ち上げはしないで帰ってます。ただ地方に足を運んだときは、サポートメンバーを含めみんな呑める人ばかりなんで呑んだりもしています。
HAKUEI ソロだったら、ほぼほぼ打ち上げはやるけど。うちもPENICILLINとしてはまったくと言っていいほど打ち上げはやらなくなりました。千聖くんはまったく呑めないし、O-JIROもすぐに帰りたがるから(笑)そういう事情もあるんですよ。だから、呑みたいなと思ったら、スタッフを誘って呑みに行くくらいですね、今は。
樹威:打ち上げは絶対に毎回参加しては、最後まで付き合ってました。
――樹威さん世代は、まだ呑みの文化があった頃だ。
樹威 僕らの世代でちょうどギリギリなんですよ。打ち上げは絶対に毎回参加しては最後まで付き合ってましたし、当時は仙台以外からバンドさんが来て打ち上げに参加するとなったら、打ち上げに参加をして挨拶をすることが慣習にもなっていました。たとえ次の日にバイトがあっても、そのまま朝までいるのが当たり前というか。それが苦痛ではなく、「今後の自分のためになることだし」とそのときは捉えていたので。でも、僕らよりも下の世代になると、もうお酒も呑まなければ打ち上げもやらないみたいな人たちが増えてきましたね。
HAKUEI 増えてるとは聞くよね。バンドを目指す人たちの求めるものが俺らのときとは変わっている気がする。言い方難しいですけど、真面目な人たちが多くなってる。もちろん、昔から真面目な人もいますよ。僕だって大学を卒業していますけど。当時は、普通のレールに乗らない人たちが主だったというか…。
第1回|第2回|第3回|第4回
※第2回は10月16日(水)更新予定。
INFORMATION

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※パソコン、スマートフォンからご利用いただけます。
【日刊ブロマガ!club Zy.チャンネル】http://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga
■HAKUEI インフォメーション
■ PENICILLIN WINTER TOUR2019
11.9(土) 新横浜NEW SIDE BEACH!! ※ファンクラブ限定公演
11.16(土)HEVEN’S ROCKさいたま新都心
11.17(日) 柏PALOOZA
11.23(土) 仙台HOOK
12.1(日) INS福岡
12.7(土) 江坂MUSE
12.8(日) 名古屋SPADE BOX
12.15(日) 渋谷TSUTAYA O-EAST
■The Brow Beat 2000年 Zepp TOUR!
1.10(金) Zepp Divercity東京
1.13(月・祝) Zepp難波
1.14(火) Zepp名古屋
1.24(金) Zepp福岡
1.31(金) Zepp札幌
Ryuji BIRTHY LIVE!
1.17(金) 仙台GIGS
東京凱旋LIVE!
2.21(金) 渋谷公会堂
2.22(土) 渋谷公会堂
*詳細、チケット情報は後日発表。
■PENICILLIN NEW Mini Album 2019.11.6発売予定!!
■GOTCHAROCKA インフォメーション
■全国ワンマンツアー開催決定!
WINTER TOUR’19~’20 ~Passing New Notes~
12.7(土) HEAVEN'S ROCK熊谷VJ-1
12.8(日) 柏ThumbUp
12.14(土) 姫路Beta
12.15(日) 広島BACK BEAT
12.20(金) 仙台HooK~ありがとう、仙台HooK~
1.12(日) 名古屋ell.FITSALL
1.13(月・祝) OSAKA MUSE
TOUR FINAL
1.25(土) 赤羽ReNY alpha
=先行受付 =
“GOTCHAROCKA official Fan club”に入会されている方対象
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受付期間:9月13日(金)12:00
受付URL:後日発表
■11.27(wed)
GOTCHAROCKA New singleリリース!