INTERVIEW

Vijuttoke20年5月号「KISAKI × KAIKI」対談インタビュー「再開」

Vijuttoke
KISAKI PROJECT

L→R KISAKI(ex.MIRAGE、Phantasmagoria等)  / (ex.ROUAGE、WITH SEXY等)

 

この度、高崎club FLEEZで6/22~25に開催を予定しておりました、おはるさん応援イベント「Always wath you ∼to おはる∼」は新型コロナウィルス感染拡大防止のため来年の1/4~8に延期が決定しました

 

■今回はビジュアル系界のレジェンドKAIKIさん、KISAKIさんにお話を聞いて行きたいと思います。今回のテーマは「再会」と言う事で、先ずはお二人の出会いについて聞いて良いですか?

KISAKI:出会いは僕からです。当時KAIKIさんはROUAGEで、僕はLa:Sadie’s(現DIR EN GREYのメンバーが在籍)と言うバンドをやっていたんですけど、大阪でKAIKIさんのレーベルの主催ライブがあった時に楽屋に挨拶をさせてもらってLa:Sadie'sの解散ライブに出て下さい!ってお願いしたのがきっかけですね。その後MIRAGE ってバンドを始めた際に、KAIKIさんのレーベルのSoleilにお世話になったりで、カップリングツアーなど、色々連れて行ってもらったりしました。

 

■その時のKAIKIさんの印象はどんな感じだったんですか?

KISAKI:イケイケですね!(一同笑)
破天荒な方ではありましたが、ステージはカッコ良いし、学んだ事も一杯あって、そこで学んだ事を自分のレーベルにも繋いで行きましたね。

 

■逆にKISAKIさんと初めて会った時の印象はどんな感じでした。

KAIKI:大阪のTOPっぽい感じでした。事前から存在は知ってはいたので、こいつがKISAKIか!?って感じでした。その後2人で飲みにも良く行ったんですが、もっと一緒に頑張らないかんなって話を良くしましたね。

 

■古き良き時代の90年代と言われてますが、その時代と今の時代のビジュアル系の決定的な違いって何ですか?

KISAKI:考え方が全く違いますね。90年代は自分達で全て考えて、そして作っていく中で、個性が強くて格好いいバンドが勝ち残っていく時代でした。手作りとは違うのですが、バンドの発想力が必要とされた90年代でした。生半可な気持ちでは出来ない時代でした。

 

■その時代はレーベル自体もバンド主体なんですよね?

KISAKI:そうですね。バンドマンがレーベルの代表だったりしたので、先ずは自分達がカッコ良くないと、下のバンドも付いて来ないと言うか。そこではお互い苦労して来たと思いますよ。

 

■レコーディングも当時は大変でしたよね?

KISAKI:大変でしたよ。アナログですし。何時間の内に何曲録らないと膨大なお金もかかりましたし、レコーディングまでにメンバーとスタジオに入る時間も長かったですね。

KAIKI:レコーディング技術も発達して無かったので、事前に準備をしてやり切らなければ終わらなかったですね。

KISAKI:アレンジまでして全て終わらせてからレコーディングに臨んでました。レコーディング中に歌詞を書いてるなんて、あまりなかったですね。

 

■今のバンドにアドバイスなんかありますか?

KISAKI:良い時代、恵まれた環境ではあるので、僕らが羨ましいと思えるシーンにして欲しいと思います。
古き良き時代の90年代と言いますけど、それはそれで大変な時代で、KAIKIさんはそんな中、一戦で残って来たアーティストの方なので、こうやってまた再会出来て、こうやって対談出来るのは嬉しく思ってます。

 

■6.22〜25に群馬の母親的存在イベンターおはるさんの応援イベント「Always with you~to おはる ♡~」が高崎フリーズで開催されます。(現在は来年1/4〜8に延期が発表)そのイベントに対する思いを改めてお聞きしてよろしいでしょうか?

KAIKI:これは僕が最初に言いだしたイベントで、当時前橋辺りに行く全国のバンドマンは、全員おはるさんにお世話になっていたと言っても過言では無くて、そのおはるさんが闘病生活をしている所から、みんなで何とか応援して励まそうと言う企画をKISAKIも一緒になって今回やってくれてます。このイベントは絶対成功したいなと。

 

■この2人の再会はまさにおはるさんがきっかけと言う事ですね!

二人:まさにそうですね!イベントに出演する当時のバンドもそうですが、おはるさんが引き合わせてくれました。

 

■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

KISAKI:90年代は良かったと言いますが、今の時代の方が絶対やりやすいし、恵まれてると思うので、ビジュアル系のシーンをみんなで盛り上げて楽しんで行って欲しいと思います。

KAIKI:本来自分はもう現役じゃないので、今回自分が動いたのは、お世話になったおはるさん、その人の為にその当時の事を出来たらと旗揚げしたので、今後また何かあればやるかもしれませんが、その1つ1つを今は一生懸命やるだけ、それはKISAKIも一緒だと思います。

 

■本当な貴重な時間をありがとうございました。

 

PHOTO - AKIO YOKOYAMA
HAIR MAKE - A・DO(KISAKI)、SHO ISHIDA(KAIKI)
KISAKI HAIR MAINTENANCE - hiko(UNDIVIDE)

 

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≪5月のLINE UP≫

 

●表紙:KISAKI × KAIKI 対談(5/21 18:00~)

●裏表紙:メギド(5/22 18:00~) 

●特集:アリス九號.(5/25 18:00~)

 

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