club Zy.ロングインタビュー Ricky 第1回(全4回) Ricky「自分ではまったく狙ってないところで話題性が生まれたことは、自分でも「さすがRicky」という感じでポジティブに捉えてます(笑)。」
昨年、Rickyはソロ活動10周年を迎えた。昨夏には、シングル「0.1.0~Only One Ocean~」をリリースし、全国ツアーを実施。その続きを成すのが、1月29日に発売する10周年記念アルバム「R☆LITERACY」であり、2月に行う東名阪ツアー「THE ☆ COM-10-PORARI ☆ CKY~我がため 誰がため 君がため~」となる。
今年は、DASEINとしても結成20周年となる年。4月からは全国ツアーもスタート。まさに今、Rickyはソロ10周年とDASEIN20周年という二つの動きを同時に進めている。
インタビューは、アルバム「R☆LITERACY」の制作真っ只中であったことを踏まえつつ、4回に渡り、Rickyの言葉に触れていただけたら幸いだ。
Interview:長澤智典
Ricky:自分ではまったく狙ってないところで話題性が生まれたことは、自分でも「さすがRicky」という感じでポジティブに捉えてます(笑)。
――Rickyさん、2019年から始まったソロ10周年の展開ですが、今もまだ積極的に継続中ですよね。
Ricky:そうなんです。僕がソロデビューしたのが2009年の4/1なので、2020年の4/1までは10周年気分でいたいなと。考えてみれば、エイプリルフールにデビューというのも嘘つきRickyにぴったりですよね(笑)。
――2019年は、シングル「0.1.0~Only One Ocean~」の発売や全国ツアーも行いました。その続きを成すアルバム「R☆LITERACY」のリリースや、アルバムの発売に合わせた東名阪ツアー「THE ☆ COM-10-PORARI ☆ CKY~我がため 誰がため 君がため~」 も、この記事を目にする頃には間もなくスタートします。
Ricky:2019年の夏にシングル「O.1.O~Only One Ocean~」を発売し、それを引っ提げたツアーでは確かな手応えを感じました。今はアルバム「R☆LITERACY」の制作を頑張らねばならない時期なんですけど…。そうか、この記事を目にする頃にはアルバムの発売も間近だし、新たなツアー「THE☆COM-10-PORARI☆CKY~我がため 誰がため 君がため~」も間もなく始まる時期ですもんね。
――掲載の時期的には、そうなります。2月の東名阪ツアーは、アルバム「R☆LITERACY」を手にした形になるわけですよね。
Ricky:もちろん、そのつもりで準備をしています。
――アルバムの話の前に、改めてシングル「0.1.0~Only One Ocean~」のことも聞かせてください。
Ricky:昨年の8月から10月にかけて行ったリリースやツアーの一連の展開ですが、当初は10周年記念アルバムありきでのツアーやプロモーションを考えていたのですが、諸事情により急遽先行シングルという形でのリリースという形になりました。結果的に前回のツアーのほうが規模としては大きかったので、2月からのツアーは、僕の中では前回ツアーの追加公演的な感覚なんです。
――先行シングルとして発売した「0.1.0~Only One Ocean~」自体も、3曲収録とはいえ、内容はアルバム並といいますか、とても内容の濃い作品に仕上がっていましたからね。しかも、Rickyさんの強い決意を示したシングルにもなっていました。
Ricky:おっしゃる通りです。
――当時、ジャケットも話題を集めていたのも懐かしいです。
Ricky:それは、想定外の話題でしたよね。ホント、自分ではまったく狙ってないところで話題性が生まれたことは「さすがRicky」という感じでポジティブに捉えてます(笑)。
――美味しいところをしっかり持っていく術はさすがです。
Ricky:僕の場合、自分で想定してないところで話題になることがちょいちょいあるんで、そういう星のもとに生まれたのかもしれませんね。
僕のお腹には夢と志望(脂肪)が詰まっています(笑)
――DASEINも確か…。
Ricky:2020年で結成20周年になります。本当にアニバーサリーな年続きになりました。
――Rickyさんの10周年は、いつ頃まで流れが続くのでしょうか?
Ricky:さっきも言いましたが、僕的には2020年の4/1(ソロデビュー日)までは10周年が続いているという気でいますけど(笑)
――まさに今は、RickyとDASEIN二つの周年が重なっている時期だ。
Ricky:この記事が掲載される頃は、Rickyの10周年記念アルバム「R☆LITERACY」のリリースプロモーションやツアーの準備中で、それと同時にDASEINの20周年の準備も並行して進めないといけない状況ですね。
――かなり忙しい日々じゃないですか?
Ricky:もう、喧騒から逃げ出して山に籠もりたいです。
――だけど、そうも言ってられない状況が、今は目の前にたくさんありますもんね。
Ricky:だからこそ山に籠もりたいんです。誘惑を断ち切りたいです。
――そんなに誘惑がRickyさんの周りには多いんですか?
Ricky:東京で生活をしていますから、食事や呑みに誘われると行きたくなっちゃいますからね。でも、誘ってくれる人がほとんどいないから、そんなでもないんですけど(笑)。
――だったら、誘惑などスッと断ち切れるじゃないですか。
Ricky:でもね、今はネットという最も身近で厄介な誘惑があるので、ついついネットサーフィンしてしまったり。なので山に籠ろうが東京にいようがあまり関係ないですね(笑)。
――完全に誘惑を断ち切る環境を作るのは、なかなか難しくないですか?
Ricky:それこそ、自分を保つための「LITERACY」が必要になってきますよね。欲望を断ち切るって難しくありません?
――無理です。
Ricky:煩悩を断ち切るって…無理ですよね。
――煩悩があるからこそ、人間らしくいられるわけですから。
Ricky:煩悩や欲望、欲求があるからこそ、人は夢を持って前へ進めるわけですからね。
――Rickyさんは、まさに良い意味で欲望…というか、夢の塊みたいな人ですから。
Ricky:僕のお腹には夢と志望(脂肪)が詰まっています(笑)。
――1パックのお腹に?
Ricky:そう。世の中では6パックのお腹が流行ってるみたいですが、僕はあえての1パックでいきます。
――お腹を6つに割ることが、アーティストとしての正義じゃないですからね。
Ricky:おっしゃるとおり!!ところで、煩悩ってどんな意味ですか?(笑)。
今回のアルバム「R☆LITERACY」は、Rickyソロとしての10年の集大成。
――この記事を目にしている頃には、アルバム「R☆LITERACY」も完成しています。でも、現状は…。
Ricky:一応7、8割くらいは出来ているんですが、かなりギリギリッキーですね。今回は自分で作った楽曲と、自分以外のアーティストに提供して頂いた楽曲も収録されています。
――誰に曲提供を受けたのかも気になります。
Ricky:今回はメトロノームのリウ氏と、THE MICRO HEAD 4N'Sのkazuya氏、あとはRickyサポートチームの巧氏、広保 宣氏からも曲提供を受けています。
――まさに親しい人たちから曲提供を受けている形なんですね。
Ricky:そうですね。この10年でお付き合いの深いミュージシャンに声をかけた形です。
――みなさんとは付き合いも長いですよね。
Ricky:はい。今回のアルバム「R☆LITERACY」は、Rickyソロとしての10年の集大成でもあるので、今まで僕に関わってくれたアーティストに曲を提供して頂くことで、自分としても記念になるなという感覚もありましたし、僕の10周年を語るうえでは重要な方々ばかりなので。
――ソロ活動も10年。それもすごいことですよね。
Ricky:ソロ活動をやったことで関われたアーティストもけっこういるんで。そう考えたらソロとしてのこの10年というのは感慨深いですよね。
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INFORMATION

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<Rickyインフォメーション>
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詳細は Ricky オフィシャルサイトへ!
http://hyperneosoloist.com/ricky/